「転ばぬ先」 空気圧


フロントタイヤの”使っているトコロ”をみて、よく倒して曲がってるねの意味合いで「タイヤの端を使ってるねぇ!」と、これはよくある会話です。
 
しかし、その”使っているトコロ”の「削れかた」で、タイヤの空気圧不足が判ってしまう事も、あります。タイヤのふちが、「ナミナミ」に削れているのなら、空気圧不足でタイヤが路面に揉まれている証拠。要!空気圧チェックです。(上のFLHTCUフロントタイヤ空気圧は25psiでした。)
 
メーカー指定空気圧というのは、その純正タイヤでの空気圧。他メーカー、他銘柄となれば空気圧が変わってしまうこともあるでしょう。そのため、ファクトリーサービスマニュアルにも「ダンロップタイヤのみ(=純正タイヤのみ)」と明記されています。
 
ワタシメがメッツラーME880の空気圧をチェックする際は、純正指定空気圧より10%高めにしています。
 
スポーツスターなら フロント33psi / リア40psi 
ツーリングモデルなら フロント40psi / リア40psi といった具合です。
(各モデル、タイヤサイズで空気圧は分かれています。詳しくはサービスマニュアルをご参照ください。)
 
ME880は空気圧10%高めにして使うと、純正タイヤよりも持ちの良いタイヤです。ただしタイヤが冷たい時でないと正確な空気圧は見れないのでご注意。なにごとも、「冷静に・揉まさない事」が、長続きの秘訣です。
 
蛇足ですが硬いサスペンションからくる乗り心地の悪さをタイヤ空気圧を低くし、解消しようとするのは、おすすめしません。それとこれは、分けてお考えください。
 
ご参考までに。