ついにガスケットを作ってしまいました。
誇り高き「Made in Japan」品質です。
近年、純正装着のメタルのガスケットでもオイル漏れが起こり、それまでの「メタルガスケット=漏れない」という一般的な方程式は崩されました。
そして、よくありがちなオイル漏れの典型なども、よく見てきました。
マフラー交換などでインジェクション設定が不適切な状態を継続使用した為に起因したリアシリンダー側のエンジン温度が高い事もありますが・・・。(スポーツスターに多いです)
そういう事情を踏まえ様々なトライ・エラーを繰り返し、どうしても納得のいかないガスケットから、ガスケット製作に取り掛かる事にしました。
こちらのガスケットは86年〜2013年までのスポーツスターと、84年〜99年までのエボリューションエンジン用のロッカーカバーガスケット。通常二つに別れているガスケットですが、ワンピース構造とし一つのガスケットでデザインしました。また、品質を自社で管理出来ますのでガスケットメーカーの勝手な事情に振り回される事もありません。
○ちょっとウンチク
これはオイル漏れを経験された人達が大好きなメタルのガスケットでは、ありません。だからといって、これを「紙のガスケット」と呼ぶのだけはご勘弁願いたい。使用環境、温度などを吟味し複合素材を用いたガスケットに致しました。
金型を製作しそこから製作しており、すべて綺麗な断面です。
このガスケットを使うと感じられる違いは、まず、トルクで締め付ける時に、ボルトにかかる張力を感じながら締め付けていきますが、次第に増すガスケットにかかる面圧、それから伝わる手応えがはっきりと伝わってきますが、これまで感じたことのないほど良いものです。もちろん、ガスケットとしての機能も良かった事を付け加えておきます。
・・・・・
このガスケットは誠に素晴らしい仕上がりになっています。
やはりガスケットは質実剛健「Japan品質」が一番です。
ではでは
マサでした。
「ガスケット」への2件のフィードバック
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TOMさん
最新というよりは定評のあるものです。ガスケット奥が深いですよ^^
すいません。
『紙ですか?』と言ってしまいました( ´ д` 😉
最新ハイテク素材だったんですね。
ハズカシイ…