FXSTCのエンジン分解に取り掛かります。
2時間後にはこの姿です。
さてさて。
気になるエンジン内の状態を診てみましょう。
まずはシリンダーヘッド
こんな状態でした。
先ずは薬剤にてカーボンを取り除きます。
その間にカム回りを組み替えようとカムの組み込みまでは良かったのですが、エラー発生。調整が必要な事が判明しましたが、これは普段からしている事で別段特別なことでもないのですが、それを調整しようにも、必要な部品を先日立て続けにつかってしまい・・・。そのため、あってはならない「在庫切れ」でありました・・・。
(大汗)
やむを得ずお客様へその旨をお伝えした後に必要部品を取り寄せてからの作業再開となりましたが、出来る所はびしばし進めて、部品到着後すぐにセッティングに取り掛かれるよう進めていきます。
シリンダーヘッドのシートカットに取り掛かります。
シートカット前
シートカット後
バルブフェースの当たりOK。
そして完成。
先日のFXDWGではリアシリンダーヘッドのインテークのみ良かった状態でしたが、こちらのFXSTCではエグゾースト側の当たりが著しく狂っており、すべての当たりが適正ではなかったので、結果、シートカットして良かったですね!!!!
スクロールして比較するのも面倒なので、取り外した状態を改めて載せますね。
綺麗にしたピストンと新しいピストンリングをルーブし、インストール。
出来る所まではすすめ、部品到着後、調整と同時に一気に組み付けが出来るところで、ビニルカバーを被せて保管しています。
入荷待ちのモロモロ。
早く届かないかなあ・・・・!!!
それさえあればじっくり2時間そこそこでエンジン始動出来ます。
うーん。まってます!