最近走りがグニャッとする..とのことで確認するとエンジンマウントが落ちているのを確認….
下から覗くとマウントがパックリ割れたのが確認できました
交換に用いたのは、こちらのマウント
https://fortyfive-degree.ocnk.net/product/1624
交換に用いるエンジンマウントは対策部品に置き換わった部品で、形状が異なります。
中央を芯が貫く形でゴムが支えている形から、エンジンの重量をお皿の形で支える形に変わっていますので、従来のようなマウントの破損にはなりません。
社外品マウントに変えるべきではない理由がここ….
2007年式で、この対策品の形に変わり、2009年からは後輪が拡大され、マウントの形状も変わりましたので、2008年までが対象。
ラバーマウントのこの形は1980年ごろから存在していて、この対策品の形になったのが2007年…
27年間、何をしとったんねん??みたいなアップデートが施されてますが。笑
純正品はちゃんとアップデートしています。
エンジンマウントの交換となると、実はパワートレインのアライメントが必須になります
目視でも分かる、ズレ具合…ここを利用します
リア側のマウントを支点にパワートレインの中心点を出します
横方向を支えているものや、フロントエンジンマウントのネジなどフリープレイの状態でアライメントを行いパワートレインの中心点を導き出す….アライメント前後でボルトの挿し位置が変わらなくとも、立体的には整ってる状態になる。これだけで高速走行時にウォブリングを起こすか起こさないか問われるので結構重要….
当該車両、エンジンマウントを変え、パワートレインのアライメントを行うことでシャキッとした走りを得ています。
ツアラーの車両で、走りがグニャグニャとして気持ちよく走れないと言う事なら、パワートレインのアライメントと、エンジンマウント落ちてない??を疑ってみては、と言う事案でした。
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
posted by M.Yasuura