大手術が始まります・・・。

エンジンを、とりあえず下ろして。

エンジンを、スパっと分解。

ピストンをじっくり観察してみる。
ピストンは、詳しい知識を有さないエンドユーザさんには、ピストン上部の汚れ方をみて判断されているものだろうと思います。カーボンが堆積している姿をみて、「あ〜　こりゃ、大変だ」って解りやすい、けど、それって普通に使っていても堆積するもの。

僕が見ているところはピストンの側面を見ている。燃焼時のガスがトップリングを吹き抜け、セカンドリングも吹き抜けている。リングを吹き抜けているということは、圧縮にロスが出ていることになる。加えて、リングの固着を招きさらに悪化の方向に走る。要オーバーホール状態は開けてみると、よくわかる。

腰下もO/Hし。

各所、いろいろと隙間調整を行う。エヴォ以前のエンジンは、繊細な作りで、ツインカムエンジンの数倍、気を使い、かなり、手間がかかる。エヴォ以前は、合理的に構成された工業製品とは違うのだよ。

順当にエンジンを組み立て。

今回の目玉。エヴォ乗りの願い叶えます！オーバーホールは、すべて、もともと使っていたパーツとの入れ替え。近代化を目論んで、ツインテック・インターナルイグニッション1005を導入！

完成！