ショベルは多く触ってきましたが、ショベルのFXRは実は初めてで。
当社がUS本国から買い付け、仕入れてきた車両です。
アメリカからの買い付けも久しぶり過ぎな出来事ですが、
ショベルのFXRという車両がレア過ぎて。
このサービスマニュアルの美観がそれを物語る。
オイル汚れの手で触れてしまう頻度の少なさ。
ショベルFXRの納車整備です。
プライマリーをオープン。
悪名高い3スタッドクラッチハブが5速ミッションのメインシャフトに繋がっている。
ムムム…??? このオイルラインは。
なるほど、オイルを塗布じゃなくて、散布か!
今の時代は、プライマリーはプライマリーのオイルを入れる様になってるが、エンジンオイルをプライマリーチェーンの潤滑に回していた時期もある。積極的にオイルを散布して一次減速のチェーン潤滑をしようとする過渡期を感じさす。
これ、今だから見て、感じることが多々だけど、この頃からしたら、きっと画期的なことだったのだろうなあ。まるで、タイムマシンに乗ってこの時代に遡り見ているかのような感覚すら感じさす、この過渡期。この時代。
エンジンからも少量オイル漏れしてる。開けよう。
リア側。
フロント側。
サクッとバラして。
そして、続きは続く。
Posted by M.Yasuura