ショベルFXRSの納車整備…2 / 1983Y FXRS


このサービスマニュアルの美観がそれを物語る。

オイル汚れの手で触れてしまう頻度の少なさ。

ショベルFXRの納車整備2です。

サービスマニュアルとは行間を読み解くほど、言わんとする所が見えてくる。普通に「読書」したのでは、ただの手順書。

こちらのサービスマニュアルは英語仕様ですが……. 慣れれば問題ナッシング。May be…とか書いてあるとゾワゾワします。


前回の続き。エンジンからオイル漏れしていたので、その修理を進めていた。


コンロッドコンニチハ!にして。


ピストンを取り出す。

今回はガスケット交換がメイン。 オーナーの予算の都合がある中でも、安心してショベルに乗りたい。そこへ向けての「最善」を思案し、的を絞り、作業していく。


ピストンの洗浄比較。 メディブライト処理を施す。


ピストン径を測定。


組み立てていき。


インテークマニホールドを組み付ける。ここのインテークマニホールド・シール …. イカリングの組み付けは、当時厳しい指導を頂いたもので。その頃、まだ普通自動二輪免許が取れない年齢でした。

その後、ワタシ自身もアイアンスポーツに乗り出して、このイカリングと同じ構造を有する乗り物に乗ってしまう訳ですが。

このFXRSに用いた、インマニシールとクランプは、アイアンスポーツ時代の経験が元になってる。

組み付けはめちゃ難易度高めなのだが、その代わり確実にシールしてくれるという。

今のところ3年間無交換で調子よく走ってるショベルが身近にあります。どこまでイケるかなーと様子見てます。


ケイヒン・バタフライキャブに交換し… フューエル・インレット・エルボは真鍮タイプに変更。


純正のエアクリーナーBoxを取り付けて、エンジン周辺は組み上がり。

続きは続く….

Posted by M.Yasuura