今回、07年のウルトラ(FLHTCU)へ、サスペンションチューニングのご依頼と、それらをより有効に働かせる為にシャーシの強化をご提案しました。
これらは、トータルでのセッティング。前後のサスペンションの関係はシーソーのような関係で、前サスペンションをどう働かせるかは、意外かと思われるかもしれませんが、リアが握っていたりします。その反対もあります。

組み込んだ結果を先に書くと
「バイクとの一体感」が増しに増して「えっ？これホンマにウルトラなん？？ツアラーなん?!?!?!」

近い車で言えば･･･35のGT-Rを、もう少し乗り心地良くした感じ！

足が固められた安心感のお陰でドシッとしていて、なんだけど、目線が上下するようなガタガタはなく、乗り心地が良いというご主人様思いなバイクになりました。オーナー氏も、とても満足そうでした^^;

さてさて、本題へと。

フロントへはゴールドバルブと、マッチドのスプリングに、45独自のツーリングモデル専用セッティング。あとは27Rのブレーキパッドも組み込みデス。フロントフォーク回りを外すついでに、フォーク回りはブラックアウトされています。

リアショックはキャディーズ。

キャディーズは、取り扱いを中止しました。
在庫にあるサスペンションのみ、販売できます。
オーバーホールは、これまで通り行っていきます
もう新しく入荷できないし、しませんので、FLH用はこれが最後ですね〜残念です〜↓。

これが、ツーリングモデルには、結構効く。
「シャシスタビライザー」

高速道路で、ホイールバランスが狂っている時のような、細かなビビリとは種類の違う、周期が緩やかで大きなワサワサと揺れる振動「ウォブリング」をピタッと止めてくれます。ウォブリングとは、ボディー中部からテールにかけて、左右に「お尻を振りながら」泳ぐアクションをいいます。ツーリングモデルは、テールエンドにかけて、横方向への剛性が不足しています。その不足分を、補うのが、このスタビライザーです。

クイックなアクションを求められる峠道でも、スパッと切れの良いコーナーリングをしてくれますので、飛ばさなきゃ意味のないシャシ強化パーツではありません。フニャフニャした感じを無くし、安心感を格段にＵＰ↑してくれますﾖ！