昨年はキャブ周りでご依頼いただき、今年は足回りなどでご依頼いただきありがとうございます。

純正メーターのレンズが経年劣化で痛んで見えにくい状態になっており、こちらはレンズ交換。これは時間かかるので先に走らせておきました。仕上がった状態での写真です。

そして次にシーシーバーとキャリアを合体させ、デタッチャブルで容易に脱着可能な仕様にした後に、グロスブラックのパウダーコートで塗装を行いました。合体させてデタッチャブル仕様にするのは想像されてる以上に加工が伴う作業でありましたね。(前っ側の湾曲したキャリアは普通にねじ止めです)


前後ローダウンさせきっちり1インチ落としました。スタンド変えずにいけるギリギリでした。ドシっと構えたスタイルでやりすぎ感もなくいい感じです。

今回の見せ場はここ。実は前後ホイールを塗装しているのです。

元がこちらです。このくらいならまだ綺麗な方ですが、一度こうなってしまうと元には戻れません。それをメッキ調の塗装を施してホイールかえず綺麗にしていきます。


この塗装の肝は「いかに金属っぽく粉を纏えるかにある!」と弊社パウダーコート担当の華パウ子が熱弁しておりました。塗料の選定より、テクニックの方が大切、と言うことですね。チューニングでもあるあるです。ディレクトリンクを使ってるから大丈夫!ではなく、どう構築するか、に重きがありますから。
私自身は経営者であり、パウダーコートは任せている身なので、逆にそれが自慢でもあります。

メッキホイールと、メッキ調の塗装を施したホイールとで並べてみました。
クロームメッキは反射して写って見えますが、メッキ調ではそのようなことが少ないため、平面なものにこの塗装を施すと、反射が少ないことで「アルミのポリッシュ素地な感じ」が出てしまい物足りないと感じられると思うので、場所を選んで使い分けたいですね。
ただこの塗装は通常のパウダーと比較してもちょっとお高いのであらかじめご了承ください。
以上、現場からでした

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Posted by M.yasuura

