3:08yFLHTCUの走りのカスタム! (完結)


慣らし運転も順調!
 
いよいよ、セッティングが始まります。
 
セッティングの際は、全回転域をまんべんなく回します。終速度は220kmにも及ぶことすらありますので、慣らし運転は念入りに、ヒートサイクルで行う為、エンジン温度も厳密に管理し、オイルも交換して参りました。慣らしはとても大切。
 
 
 

このグラフは、セッティングの前後での比較です。おんなじエンジンであっても、凄っごい開きが、ありますねー!自分でもビックリ。
 
セッティングを適切に施していなければ本来の性能は引き出せませんので、いつも通り、全域に渡り、このエンジン、このS&Sヘッダーパイプ、このサイレンサーの効率を意識しつつ、行いました。走った感触は、グラフから想像されるほどのじゃじゃ馬感はなく、トルクフルな中にも扱いやすさがあり、重量のあるウルトラを軽々と持ち上げる懐深さを持ち合わせています。アクセルのひらき方次第で、パパパパパッが、ドドドドドドッとなり、もっと深くアクセルを開けば、ズババババッと力強く前進させる。狙い通りに仕上がったと思います。
 
ところでこのパワーデーターは、マフラーなど変えている人からすれば、驚くような大人しい仕様で叩き出しています。パワーが容易に得られる条件ではありませんので、まだまだ眠る秘めたるパワーがあるのですが、ソレを開放すると、どんなになるか楽しみですねえ。
 
 

ちなみに、これが、ほぼ同一条件で、エンジン仕様のみ、異なる比較です。今回の08yFLHTCUの走りのカスタム!で行なったエンジン仕様 バーサス、 TC96ギアードライブ仕様、となります。
 
 
 
 

走行も600kmを超えました。
 
 
ところで、排ガス規制値はクリア出来るか?
 
それを測ってみました。
 
 
 
 

問題ナッスィングで御座います。