インジェクション883を 「バラす」

09年式のXL883をボアーアップしていきます。
マズはエンジン分解から・・・。
 

いきなり腰上を開けた写真ですが(^^ゞ
 
ピストンを見てみましょう。
 
 

おっと〜!!結構多い様子が遠目でも分かる。
 

堆積物多めで御座いますが、これにはちゃんとワケ有りにて。マフラーの連結部を見てみると、プラグで塞がれておりましたが、これを取り付けると、前後の排気音がバツバツと別れるという事で音が楽しめるというものでもあり、好きな人には好まれているようですが、これをする場合、インジェクションの設定も変更してあげないとNG。
 
なぜかというと、元々そんな状態で走る事を考慮してのコンピューターの設定はされてはいない、ですね!(ハーレーがそんな所まで考慮してたら、逆に恐い!笑)
 
あと、独立菅にした場合、組み合わせるサイレンサーによっては、排気が著しく上手く行われない事もあり、そんな状態ではエンジンに空気が取り込めなくなります。空気は少ない・・・・そんな状況でも、コンピューターの設定値はそのままの設定であるが為に、例え純正のコンピューター設定であっても、ある部分が燃料多めになってしまいます。
 
そのある部分とは、多用する回転域であったりするのですねー。
 
そうですねー。
 
薄い濃いという言葉を髪型にするのなら、薄いというのが、髪型のボウズ(3mmバリカン仕上げ)なら、ボウズに切って半年位全く手入れしていない、縦にも横にも伸びたぼんぼん頭、くらいの勢いで、燃料多めになってますね。伸ばしっぱなしだから、ぼっさぼさ好き放題生えちゃって全然整ってない。まさにこんな感じですね。
 
(どんな感じだっちゅうの汗(-_-;))

 
まっ、そんな事で、インジェクションは万能ではない事と、この883の1200ccボアーアップが始まるのでありました・・・。