XV1900A インジェクションチューニング

今回はYAMAHAのXV1900A ミッドナイトスターのインジェクションチューニング。
 
チューニング前に、プラグとエアエレメントの交換です。
いつも、ハーレーなら、ダダダッと終わってしまう所ですが、XV1900Aは一筋縄にゃいきません。
 

XV1900Aはツインプラグなので2気筒でも4本のプラグ交換。プラグは、タンクを外し、丁寧に設計されたエアクリーナーボックスを外さないと手は届かない。たかがプラグの交換でここまでの作業内容なので、プラグ交換で工賃が高い、と言わてしまうと泣けてきます。
 

こちらが純正のエアエレメント
こちらもタンク外し後の交換となります。
 

K&Nエアエレメント。洗って再使用出来ますが、タンク脱着に気合がいります。
 

その後インジェクションチューニングにかかる。DynoJet製のパワーコマンダー3を用いて行う。パワーコマンダー3は、前後シリンダーを共通マップで動かす事が出来ます。1マップ・2シリンダー状態になるという事。(ハーレーで言うところの1キャブ2シリンダーに等しい機能かな?)そこはちゃんと「2気筒だから、各気筒別」にセッティングを施していきます。
 
つまり、フロントシリンダー用、リアシリンダー用、と、燃料マップを別々に、作成するようになるのですね。各気筒別にしなくとも一応は動きますし、気筒別でのチューニングを行わない方が短時間で済むが、各気筒別にした方が仕上がりは格段と良くなります。ダイノが無いと厳しい内容ですが(^^ゞ
 
じっくりと気筒別でXV1900Aをセッティングしていきます。
 

 
パワーカーブは後ほど!
それでは〜!