はい、こちらのヘッダーパイプですが、いま、写真で見ている様子では「銀色やん!」ですが、純正装着のヒートシールドがそのまま使えますので、「銀色やん!」は無くなります。覗き込む人にしか「ステルスヘッダーパイプじゃ!」とは判りません。まさにステルスです。
まずは、ステルスヘッダーパイプに施されたセラミックタービンコーティングの効果で感動している動画からです。
少し前にフェイスブックの45ページに上げていたのですが、このヘッダーパイプ、本当に熱くない!
昨日、ご来店された方々が
クチを揃えて 僕の
「全っっっぜん熱くない!」がツボって何回も再生しました!
とか
嫁が横から、なんなん、この人???って言いよったよ(笑)
などなど、ご意見お寄せいただきました。結構皆さん見ていらっしゃるのですね。
ま〜、ぶっちゃけ言って、後でシラフで見返すと自分でも恥ずかしいので、改めて見ません。
まるで、タカタ社長みたいじゃん、と自分でも思いました。(まだまだ甘いですが) でも、それも過去の事です。
そう、過去とは「過ぎ去る」と書きます。
あ・・・シラフで、と書くと、「酒呑んでたんかい!」、と突っ込まれそうですが、念の為に飲んでいたわけではありません。もちろん、そういう意味ではシラフです。ただ、言いたいのは、ノンフィクションです。僕が感じた、その時、その感動、その気持ちを、そのまま声を大にして、伝えたかっただけなのです。
まあ、ここで一本取れたな!
と思ってポジティブに居ます!
さて。なんの話でしたっけ。
あ、思い出しました。ステルスヘッダーパイプの件でしたね。
手前味噌ですが
パワーは相当に、上がりました
まずは、こちら。ステルスヘッダーパイプに交換したのみのロールオンテスト結果です。
即ち、以前のエキパイで作ったチューニング内容のまま、測定したデーターです。
それと、以前のエキパイでのロールオンテスト結果をオーバーラップさせてみると
なんと、以前のエキパイの方がパワーは上回っています。
勘違いして欲しくないのは、このステルスヘッダーパイプは「素材が良いものであって、それを引き出すも引き出さないもチューナー次第」という事です。先の結果を見てのとおり、ステルスヘッダーパイプに交換しただけ、ではパワーは下がってしました。しかし、幸いな事に、このFLTRXのオーナー様はこの辺りの、僕がしつこいまでしてきた、この説明をきちんと理解して頂いており、
「排気はエンジンにとってとても重要な要素なので、交換してハイおしまい、という訳にはいきません。写真のようなシャーシダイナモという測定器を駆使してエンジンを作動させるコンピューターをプログラムし直さなければならないのです。エンジンが壊れてもいいんだったら、ボロくなって新車に買い換えれば端折ってもいいことなんですが、これから次の4万キロが、安全で特別であるために、メンテナンスとチューニングを惜しむ言い訳は僕の中にはありません。」
そう、理解していただいている御陰で、そのぶん、いい仕事をしなければならないと思う気持ちになります。
こちらのグラフのそれぞれの色説明をば。
青=ステルスヘッダーパイプのチューニング前
緑=割れたM社製エキパイ
赤=ステルスヘッダーパイプのチューニング後
ステルスヘッダーパイプでは、ヘッダーパイプのみ交換しただけでは、明らかにパワーが下がっていましたが、チューニングする事でこのようになりました。
このグラフにすると、もっと判りやすいですね。これが、純粋に、ヘッダーパイプでの、出力特性を表したパワーカーブです。このステルスヘッダーパイプという素材を生かしたチューニングにする、これが大切です。料理に似た側面があるかもですね・・。
さてさて、本日納車です。
乗っていただくのが楽しみですね。
ではでは
マサでした