どうやってもオイルが漏れてくる。
とほほ・・・穴が全然塞がらないんです。
直らん、直らんし・・・うわぁ・・納期にも間に合わん・・・。
というのは、僕の夢のなかでの話ですが!
前回、このFXRの記事を書いた直後、こんなシュールな夢、見てしまいました。4:00に寝てあまりの悪夢に5:30。ギンギンに目が覚めてしまいました。おまけに、どういう訳か目覚めたばかりで頭はお仕事モード。つづく、とかするんじゃなかったと、ちと後悔したという、本当にどうでもいい蛇足です(o´Д`)=з
さて。
実際の所は、こうなりました!
この大穴。「アレ」しか、ないわ!!
修理の方法が決定し、2日の定休日を利用して「アレ」を探しまくろう・・とする前に、冷静に在確。で、まるでロープレで謎解きをするように、行き着いたさきがこちら。トラスコさんです。ここに、駆け込んで「アレ」をGet。
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その「アレ」を使うには、マズは徹底洗浄が欠かせません。
オイルタンク内外、新しいケロセンで荒洗浄し、その後アルカリ系のプロフェッショナル用のスーパー洗浄液で洗いまくる事で徹底的にエンジンオイルやその他の油分を落とす。その後サンディングし形を整える事と、足付けを意識した面荒さにし、その後また更に洗いまくり、エアブローしただけで、うっすらサビが出る位にまでに鬼の徹底洗浄。
ここから先はすばやく「アレ」を塗布する必要があります。
大穴が空いた所が丁度塞がる程度のプレートを板金して準備しておき、プレートがオイルタンクに出来た大穴を覆う事で「アレ」との相乗効果を狙う。トラスコさんでGetしてきた「アレ」をプレート裏に適量塗布。元々、エポキシパテやハンダで盛ってあった箇所にも、「アレ」を塗布して、「アレ」が推奨するいい感じの厚みになるように盛っていき内部に空気が残らないように塗り広げた。
ちなみにこの「アレ」は鉱物油やガソリンへの耐性はもちろん、水への耐性もバッチリ。
他金属同士を接着しても電蝕を起こさず金属接着が出来るスグレモノ。
ヘタに火(熔接)を当てるよりもよっぽど確実で、しかも相当に強いです。
名前は伏せてますが使った事がある人は見ただけで、おぉ。って解るでしょう(笑)
で、乾燥させると
カンカン!
かなり硬度のありそうな具合に仕上がっていました。
で、万が一漏れてきた時に塗装がしてあると判りにくいと判断し、必ずしも「丁寧そうな仕上げ」がいいわけではないという事で。サンディングも行わずこのまま取り付けます。
組み付け途中でついでに交換が出来るオイルホースがあったので、ついでに交換。オイルタンクからオイルフィルターへ向かう3/8オイルホースと、ドレン用のホース。
で、一気に組み付けていきまして・・・
一晩様子を見てみるために、オイルタンク内へエンジンオイルを注ぎ入れ、
残りのフロントタイヤ交換を進めていきました。(写真無し)
もちろん、フロント19インチのタイヤ内チューブも交換済みです。
翌日
前後タイヤ交換とマフラーへバッフルを取り付けた。取り付け用のナットは半自動でスポット溶接。
ストックのサイレンサーのバッフルが抜き取られてしまっていたので、ルーバーバッフルを加工して取り付け。ハーレーらしさを残した適度な消音。アクセル開け始めからのピックアップが良くなり、トルクの盛り上がりも増えるので好評です。
音圧を殺そうとばかり考えたポンコツ・バッフルでセッティングが出せずに悩む人も多く、高い音が気になってしょうがない!そういう人にもオススメ。キャブのセッティングが格段に追い込みやすくなります。もちろんインジェクション仕様にもかなり効き、ポンコツバッフルから換えると一般公道でかなり楽しく走れるようになります。
という事で、長編になりましたがFXR 完成です。
納車してから一週間ほどですかね、オーナーさんへTELして確認したところ、良好との事で、更につい先日の日曜日にFXRを見せてくれて、オイルタンクからのオイル漏れがないか確認しましたが滲みすらありません。オイル漏れかな?と見えたのはチェーンオイルの残り汁だったくらいです。
ということで、ミッションコンプリート!
ではでは
マサでした