2014年のFXSBSE、ご来店頂きました。
先週ご納車しましたが、チューニング後は、思いっきりアクセル開けられないほどとか。
FP3でのデータトラブルの件、メーカーから解消されたと報告を受けトライする。
ファームウエアの強制アップデートを済ませ
マップを本来したかった仕様に戻し
Get mapでマップを選択し、リフラッシュ。
しかし、解消ならず。 やり方、間違えたのかな….. 解消されなかった旨、再度報告を済ませました。
わざわざご来店頂きましたのに、解消されず申し訳ありません。
今回トラブル解消されませんでしたが、これは全てのFP3ユーザーに関係する事ではありません。
この2014年のFXSBSEは、621のソフトウェアレベル(アプリケーションナンバー)
この、ソフトウェアレベル(アプリケーションナンバー)でチューニングのデータは管理されています。
トラブルが起こっていても、ある限られた車種と年式に絞られる。
想像されているよりもモデルが広いかもしれません。
この管理の範囲で、FP3においては起こっているトラブルですが、621は617にも関係する。 621は617が改まったもので、617は614が改まったもの。 2014年から2016年までのツアラーが617。 621はサービスキャンペーンで新たに現れたソフトウェアレベルで、同年式の110ciエンジンを搭載したソフテイル・ダイナのCVO またはSモデルと、ツアラーのCVOが含まれます。
この範囲の車両には、同様のトラブルが現在起こりうるものです。
既に、2015年の617を有するツアラーでも確認されています。
ソフトウェアレベルに関して、少し。
2017年のソフテイルはソフトウェアレベルが723と、同時期に登場したミルウォーキー8と同じものとなっており、723で登場したツアラーのミルウォーキーはその後822/823/824と続き、824で落ち着いてましたがその後2019年では921となり、2020年モデルで更に改まるとか。M8ソフテイルは2018年には823で始まり直ぐ824に改まり2019年まで824が続いている。2020年は知りません。 少し前のモデルでは、2012年のダイナとソフテイルでは357その後358と改まり、2016年まで続き2017年のダイナは414になり、この一年だけのもの。そして同時期に販売された2017年からのスポーツスターは414で登場したら415に改まり…..2019年まで続いている。
これでも、少し、です。
何が言いたいかと申し上げますと
ハーレーのデータも、車両の型式のようなものが存在する、という事です。
EG9と言われると、あのシビックか、
FD3Sと言われると、あのセブンか、
NA8Cと言われると、あのロドスタか、
AP1と言われると、あのS2000か…..
と浮かぶように、ソフトウェアレベルを言われると、年代と車種が、同様に浮かびます。
この型式別に、起こっているものです。
このソフトウェアレベルを言われると、車種と年式にモデルがわかるものですが、近年さらに複雑になり、これからチューニングを始めようとする人は、大ごとだな….と感じることの、一つ。関係性と、それぞれの特徴もあったり、エラーもある。チューニングのノウハウは当然必須で、これらの要素も絡んでくるので、頭痛が痛いの一つに、なっちゃうだろうな…。
ソフトウェアレベルを改めるのに有効な手段がソフトで備えているものは、私が知っている限りではディレクトリンク(BBT)と、Dynojet パワービジョン。あとはSE PRO スーパーチューナーですが、これは強制的に変更されますので含めないほうがいいのかな…。チューナーが気づくことが少ない。
純正ECMにおいての、チューニングの片鱗をお伝えしました。
話を戻し。 もしかしたら、私のやり方がいけなかったのかもしれないし、改善が上手くいっていなかったのかもしれません。
どちらにせよ、わざわざご来店頂いたのにいい具合に出来ずに申し訳ありません。
Posted by M.Yasuura