まずは、バッグギアの取り付け…
エキパイ取って、ミッションカバー開け、ゴリゴリっと加工し、ホイホイっと組み戻して完成。
バックギアを入れようとするレバー操作時は、バックギア単体で操作なさらないよう。
必ず、1速ギアでも、2速ギアでも良いので、
「ミッション内部の動き」をギアーを入れる事で止める事ができ、
その上で、バッグギアの レバーを操作しギアーを噛ませます。
(ギアーを入れない限り、ミッション内部はかなり高速回転しているもの。)
その後、ニュートラルランプを点灯させ、
クラッチ操作を緩め、バック操作を行います。
それを怠ると、ブレーカーバーという安全装置が、破断し
バックギアの操作のみが無効になります。(前進操作は有効)
これは二重噛み合い状態が起り、ミッションそのものがぶっ壊れるのを防ぐ
バックギアの安全装置が備わる為の、特有の操作方法。
バックギアそのものは、メインシャフトと、カウンターシャフトの間にアイドラーギアを入れる事で、回転運動を反転さすというシンプルな機構ですが、二重噛み合い状態が容易に引き起こせます。そのための安全装置であり、必要なものですが、安全装置を破断させず、守る為には、決められた操作手順で使う事が大切です。
バックギア取り付け後は、法定点検(12ヶ月点検)
法定点検も、認証工場で受けることができる作業の一つ。
ドライブベルトの張り調整…
ブレーキパッドはまだ大丈夫ですが、数値を記録簿に記録します。
スピードメーター(VSS)センサーの不具合と、ブレーキ・クラッチのマスターシリンダーのガスケットを交換。
スピードメーターのセンサーは、当該車両、セルモーター直下に配置される。
ブレーキのマスターシリンダー側のガスケットは、ついで的な交換ですが….
爆発しそうな状態で膨張しきったガスケット。
ほら。新品と比べると誰でもわかる状態。入ってるフルードは、DOT4フルードにつき、誤って塗装面に付着し、長時間晒されると塗装面が痛んでしまう。痛んでしまう塗装は、CVOの塗装ときたら、あちゃ〜…じゃ済まんです。予想される事に対しての予防的処置。
交換して、すっきりです。
バックギア取り付けと、法定点検(12ヶ月点検)を終え、走るも、やはりこの車両、めちゃよく走る。
そんな、物凄い事してないけど、物凄い走る。
これ、ホントに1800cc?? そんな感じ。 ミルウォーキーの117よりいい印象。 JIMS120エンジン並みのトルキー感は、タマランのです。
オーナーさんも暫く大笑いでしょう。ワッハッハ。
https://www.45degree.net/order.htm
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posted by M.Yasuura
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