こちらは私のパンアメリカで、インスタのストーリーに載せてた投稿
こちらがきっかけでメッセージにてご連絡頂いた案件
本案件解決したい事柄は3つあります
1:立ちゴケをしたことで傷の入った部品の修繕
2:足つき性の向上
3:走りにくさの解消
立ちゴケで傷のついた箇所については交換することで解決するものは交換しますが、ガードについては弊社にてパウダーコートを行うことで修繕を行います。
足つき性の向上についてはシートと、リアサスのジョイント部品を交換しローダウンを施す。
走りにくさの解消については、チューニングを行い純正ECM内部を書き換えて解消するようにします。
1:立ちゴケをしたことで傷の入った部品の修繕
ミラーとナックルガードのプラスチックパーツは交換する事で対応。
立ちゴケをしてしまい傷の入ったガードをパウダーコートで纏い直しますが純正と色味が変わってしまうので左右ガードをパウダーコートにて纏い直す。パウダーコーティングは、弊社で内製化した設備と、HaNa Powder Coating「華パウ子」による施工。
パウダーコートの終わったものは半ツヤの黒を纏い直したもの 半つやは落ち着いた色合い。
それに対して、ガードの上から追加でガードを取り付ける。構造等変更検査でいうところの固定的取付方法だ。
追加でガードを取り付けることで横にワイドに張り出した存在感
張り出したガードがオーバーフェンダーな雰囲気を醸し出している。肉感を纏った、とでも表現しましょうか。
2:足つき性の向上
シートを交換
見た目は純正とあまり変わらないルックス。もとい、純正のオプションパーツだからそれもそう。
ローダウンします
結構下がりましたね(Google Chromeブラウザ推奨。Safariでは表示されません)
3:走りにくさの解消
締めにチューニングを行います
するとチューニング途中に好物のトラブルが発生
チューニングの序盤から出ていた症状ではなく中盤から突然出始めた症状。それも4000回転以降で40kPaの領域で起こる状態。露骨にパワーダウンしちゃうんだよね。エンジン始動し直しても症状変わらず、チューニングのデータをもう一度リフラッシュすることで症状は変わるが、現象が起こる領域は同じ。これ、エンジンの動きと同調してるから、エンジンの中で起こってる現象だな、と察したわけで。それも可変バルタイと睨む。
初め、この症状が出た時は車両側のトラブルコードでは残されてなかったが数回あったのちにコードで出てきた。これは??
なるほど、リア側ね。やっぱバルタイか。
ここを開けてみる。一番怪しい。
配線が接触していたのを発見。断線していたのではないのでハーネスの取り回しを変更し、チューニング継続。
そして無事チューニングを終える。
レボリューションMAX系のエンジンは確かに回していけばパワフルですが、半クラッチ1速スタートにおいて、1250ccも総排気量があるにも関わらずまるで非力なエンジンのようにビッグツイン的なクラッチ操作をしようものなら容赦無くエンジンストールの経験をするでしょう。ビッグツイン的なクラッチ操作とはエンジン回転数を上げずに半クラッチ状態にした後にスロットル操作を行い前進し出す操作のことを指す。
私がチューニングする上で、レボリューションMAX系のエンジンをどのように仕立てようか試行錯誤をしていた中でたどり着いたのは、いつものテーマである「扱いやすさ」だった。
他のエンジンとは異なるよう仕立てたのは、アイドリングからパワフルに回るようにする、というのが追加要件になったこと。それは燃料供給量を増やせば解決、というようなシンプルなものではない上に、そんなことはしていない。
アイドリングをコントロールする5コラムテーブルの領域も他とは違う設定にし、アイドリングでの回転数を上昇。それに加え、TBWの操作性の改善に同調さすようスパークテーブルの領域など意図的にスタートから力強く出ることができるようにデザインした。
それによって、ラフに扱っても容易なようにしてあります。
こちらご覧ください。足つきがいいことと、わかりやすくクラッチ操作をラフに扱っても前進している様子がわかります。
一応こちらの車両でのダイノグラフはこちら 可変バルタイ装着車なのであまり見慣れないグラフになっていますが走ったらいい感じでした。
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最近は業者様含め、圧倒的にLINEでのお問い合わせが多いです
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電話ではすぐに対応できないことが多いので電子的なやり取りでお願いしますね
Posted by M.Yasuura