いよいよ取り掛かります!
このお客様とは。メールにてやりとりをさせて頂いていました。どうやら110キュービックインチのCVOに乗った事で走りのカスタム構想に火がついてしまったようです。
「アクセルの開度にスピード(回転の上がり具合)が追いつかないということです。」とはオーナー様の弁ですが、ツーリングモデルの重量に対してのパワー不足は否めず、レスポンス不足は更に重たく感じてしまいます。CVOに乗ると妙に軽く感じるのは、元気よく走るからです。
後部にツアーパックを搭載するウルトラ仕様の重量を考慮し、CVO仕様のエンジンをドンと積む方向と、今のエンジンをチューニングする2方向でご提案し、今回は今のエンジンを用いて元気の良いエンジンを目指していくことになりました。
先ずはエンジン分解し、状態を確認していきます。
ピストンは、こんな感じでした!
シリンダーヘッドのチャンバー室!
ん〜結構カーボンが蓄積してます。今までのセッティングに関係がありそうです。
サクサクとカム回りを組み立ていきます。今回は容量アップさせたオイルポンプを使いました。ギアー径も大きくなっていますのでカムサポートプレートも同時に交換で〜す!
おにゅーピストンもシリンダーにイン!
その間にフロントフォークの作業に入ります。
レーステックのゴールドバルブと、スプリング交換に、調整。
ブッシュ
フォークシール
ダンパロッドボルト
Oリング
オイル
等は新しい物に変えてあります。
オイル粘度は45でブレンドした独自のものです。
ここまで出来た後は・・・
シリンダーヘッド!
つづく!!