CVキャブチューニング 2004y FXDL

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2004年式FXDLのキャブチューニング、Full-Tune CV”純正派”加工です。当日施工でご来店。このローライダーは乗り換えられた車輌で、以前エボのヘリテイジでもキャブチューニングを施工させて頂きました。再度のご依頼ありがとうございます(^^)

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早速エアクリを取り外してみますと・・・

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あらら・・・サンダースライドが入っとるじゃん。

Full-Tune CV加工は、どのグレードであっても、ノーマルのバキュームピストンを用いておりますので、これは部品交換しなければなりません。。。ジェットホルダ・スプリング・ニードル・メインジェットなども必要になります。


サンダースライドでは、スライドピストンが、動きの良い足回りのような、この動きにはならないんです。走りの旨味が、ここにあります。

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CVの加工を済ませて、組み付け中。

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そしてダイノルームでのチューニング。

オーナーさんに聞くと、イグニッションモジュールはツインテックに変わってるということで、中のマップを45ディグリー仕様のマップに書き換えました。それはいいにしても、ちょっと空ぶかしで、マフラーから黒煙が、ポフッ・・・ポフッ・・出るわ出るわ・・。空燃比計(A/F計)でみても、黒煙が出る値じゃないのに出まくりです。

”・・・・おかしいなあ。そんな、過剰供給させるようなセッティングにはしとらんのんじゃけど。”

原因はエンジン内の過剰カーボン堆積にありました。

よくあるご質問で。通販でキャブを加工するのと、45に行ってチューニングするのって、差がありますか?だいたいのセッティングは出して出荷してるんですよね? というご質問。

45でチューニングするのは、キャブレターだけの話だけでなく、エンジンのコンディションや、他のセットアップも含めて、いい具合にしていますので、ここに差があります。プロのチューニングと、不具合がないか?も診ています。

出来上がって、オーナーさんに乗ってきてもらい、すんごい良くなったと、万遍の笑みでご感想頂きました(^^)

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