「アライメント」カテゴリーアーカイブ

「転ばぬ先」 メンテは大切に


 
ツーリングモデルの「メインテナンス」は
「セオリーどおり」にすると時間も、内容も、比較的ヘヴィーです。(重整備)
 
JAF様と弊社のトランポの世話にならない為には
メインテナンスを忘れず、定期交換部品は壊れる前に交換しましょう。
 
しかし、またまた壊れてしまいました。
なってみなきゃ解らないところですがね・・・。
 
それはこちら↓
 
 
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エンジンマウント交換

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シャケンセイビでお預かりのFLHX。 この「リュークが食い散らかしたりんごの芯」みたいなもの。エンジンマウントで、マウントのゴムから抜けてしまったスリーブです。エンジンマウントを入れ替え、シャーシ/エンジンのアライメントを取り直してありま〜す。2ターンほど、狂ってました。

 

落ちると、どーなるか・・・。

 

こうなるとですね・・・
エンジンのバイブレーションが大きいのでおっ、良い感じ〜!と、思っちゃうカモ??

高速道路で120km〜100kmでの走行中にやたらとウネウネフラフラしたり、する!!!??

レギュレーター配線を、ギロチン!!!??

 

良いことは、なーんにも、ないです。

 

コレに気づく方法。後ろからみて、リアフェンダーに対してリアタイヤがあまりにズレている、タンクとエンジンの隙間が大きくなっている。エンジンマウント単体で見ても、その外見からでは、エンジンが落ちてしまっているのにはなかなか気付かないので、なにか整備が入る度にここだけは見るようにしています。

 

 

ツーリングモデルで、最近流行りのシャーシ強化パーツも、あるメーカーの製品をつけると、マウントが落っこちてしまうこともあります。アフターパーツは、くれぐれも使用用途と、特徴を製品説明の他にもよくご確認の上で、お求めください。

エンジン(お疲れ)マウント


99年TC88ツーリングモデルのエンジンマウントです。
本来、エンジンの下で重みに耐えて支えているものですが、完全に潰れ、下に垂れ下がっていた所を発見しました。
エアクリーナー側からみて、タンクの左右の繋ぎホースとロッカーカバーとの間に指一本以上の隙間があれば要注意です。
もしくはマウントがやる気なく「クゥニュ〜」っと潰れて下にゴムが突き出しているか。
走行中の症状として、約100km前後で、ネック部分を境にリアが踊り始め、それ以上での走行はほぼ不可です。それはラバーマウント特有のリアがフレームに直接マウントされてない構造からくるもので、前側のマウントがブランブランになれば、その後ろ、エンジン〜スィングアームなどなどが遊んでしまう。
気をつけてみてくださいね。