06年式XL883の車検整備にてお任せコースで一通り診ております。
FWバランス取り直し・・・FFオイル交換・・・FWB・・などなど
2002年式のFLHRCiを、車検でお預かり。 (i=インジェクション。キャブ車が混在する中でわざわざ分けてた頃の懐かしい響きだ〜)
よくツーリングで走られている人で、大体3万5千キロほどでしたが、
ひとつはこちら。
私自身、「いつ聞いても耳に残る音」が気になり
車検のついで・・・というのもありカムカバーを開けてみた。
車検でお預かりの際に、ツインカムオーナーは気になっているのでしょうねえ・・・「ついでに、開けて、チェーンテンショナーが磨耗してないか、診ておいてくんない??」 けっこう、あります。頼まれます。だって心配ですもんねー。
と、こちらのロードキングクラシックは、どーでしょう??
あらら・・・。
C.S.Pもガリガリに削れて逝ってました!
ギアードライブ化すると、インジェクション車ならセッティング変更が必ず必要ですが、こちらのカムなら必要ありません。「セッティング要らないスペック/ギアドライブカムシャフト」で〜す。別名:ポン!ギアカム?笑。こちらなら、リーズナブルにギアードライブの安心が手に入ります。
ギアードライブ化したおかげで、エンジンからの異音はスパーギアーの切れの良い音に変わりました♪♪
そしてもうひとつは、こちらです・・・最近多いですがエンジンマウント!同じマウントを使う事も考えましたが、もっと良いのがないか探して、みつかったので、良いモノに換えておきました。
ホントに多いので、「エンジンマウント交換と、エンジンのアライメント調整」、メニュー化します!(鼻息)
シャケンセイビでお預かりのFLHX。 この「リュークが食い散らかしたりんごの芯」みたいなもの。エンジンマウントで、マウントのゴムから抜けてしまったスリーブです。エンジンマウントを入れ替え、シャーシ/エンジンのアライメントを取り直してありま〜す。2ターンほど、狂ってました。
落ちると、どーなるか・・・。
こうなるとですね・・・
エンジンのバイブレーションが大きいのでおっ、良い感じ〜!と、思っちゃうカモ??
高速道路で120km〜100kmでの走行中にやたらとウネウネフラフラしたり、する!!!??
レギュレーター配線を、ギロチン!!!??
良いことは、なーんにも、ないです。
コレに気づく方法。後ろからみて、リアフェンダーに対してリアタイヤがあまりにズレている、タンクとエンジンの隙間が大きくなっている。エンジンマウント単体で見ても、その外見からでは、エンジンが落ちてしまっているのにはなかなか気付かないので、なにか整備が入る度にここだけは見るようにしています。
ツーリングモデルで、最近流行りのシャーシ強化パーツも、あるメーカーの製品をつけると、マウントが落っこちてしまうこともあります。アフターパーツは、くれぐれも使用用途と、特徴を製品説明の他にもよくご確認の上で、お求めください。