走行不能になりレッカー車で運び込まれてきました….。
BDL 3インチのオープンプライマリーが取り付けられたTC88ソフテイル。
不良箇所を特定するに分解すると消耗したクラッチ板の痕跡が。乾式なので磨耗が著しいのは当然ですが。
オープンプライマリーは、構造上オイルが無い。オイルによって潤滑されず護られていないって事は、純正のプライマリーでは10万も20万キロも耐久性があるとしても、オープンプライマリーで同じだけ走ろうとすると、維持費が10万も20万も追加で必要になります。
プリクションプレートの消耗ありにて、交換要。
お〜ぉ スゲェ事になっとるわぁ。聞くとオープンプライマリー組んで25,000キロしか走ってないとか。
クラッチハブのスプラインが全部なくなって丸坊主になっていた。動力伝達装置の不具合。これではエンジンからの動力がトランスミッションに伝わらないため、自走不可になってしまう。手にとって見たところ随分軽い。アルミの素材で作られているようだ。
BDLのクラッチハブ側が負けたお陰でメインシャフトのスプラインは大丈夫。
これが正常な状態。だが、こちらも随分軽くアルミの素材で作られているよう。
ベルトは穴が開いていた為ついでに交換。
フリクションプレートに大事な処置を。これで持ちがだいぶ違う。
完成です…が、実は思わぬところにエラーがあり….。
ナンバープレート問題 (ノД`)
おカミの決まりに従い、指摘し改めて頂かなければなりません….。
加えてテールライトのレンズ面積が保安基準に満たない状態も改善。
灯火類は保安基準で定められた最低面積くらいは守らないと走行中に他車から全然見えなくて危なすぎますヨ〜!
ナンバープレートが天を仰いでおり….ナンバー灯もなく……リフレクターもない。警察さんが止めやすい違反が並んでますので、そうなる前に指摘し、改めさせて頂きました。良い年して警察さんに捕まるほうがカッコ悪ですもんねー。
これで車検も大丈夫です。