マフラー交換と、チューニングご依頼ありがとうございます♪
ベルズエギゾーストの装着ですが、このチョイスは極めて正しいです。
ちゃんとした「エギゾースト」は、この様に中身が詰まっており
触媒という、排気ガスを浄化する装置も備わり
JMCAの書類と、VIAでの書類も添付されています。
(ジキルの場合は販売元都合でこの書類は備わりません)
注意 / 平成11年排気ガス規制対象車以降のみ。それ以前の初期ツインカム やエボショベル などは音量さえクリアすれば良いので書類など必要ではありません。
車検対応って、しょぼいんでしょ? というイメージ ありますか??
あるのなら、このベルズエギゾーストは、いい意味で壊してくれます
エンジンを始動さすと、中太で軽快な低音を響かす
北米仕様より、乾いて低音が効いたサウンドです
取り付け、チューニング….するも、途中からトラブル発生
数度、書き換えをした後、それは突然起こった。
エンジン始動直後から2000回転付近でアイドリングし、約90秒後に規定のアイドリングに落ち着くという症状
あまりに奇妙な症状だったので、遠隔でHRDの田村さんにも弊社PCに入ってもらい現象を確認頂きましたが、なんだこりゃ、と。
実は、チューニング途中からスロットルポジションがやたら落ち着かないことが気になってました
スロットル30%以下において、スロットルを固定しているに関わらず、コロコロと、ウロウロと数値が瞬間移動する
例えば、スロットル5%に固定しているのなら、4%~6%くらいを無造作に動いてしまう
これが、実際にサンプリングして得られたグラフですが、上のスロットルポジションを示すグラフが、荒れているのがお分かり頂けるでしょうか
スロットルそのものは「固定」しており、もちろん、あのような機敏な開閉など意図的に行えません
これそのものは、以前からスロポジの不具合と認識しており、解決してきましたが
今回のこのトラブルも
実はスロポジ(スロットルポジションセンサー)の不具合でした
冷静に撮った動画を見ると、スロットル操作せずに、なぜか1%ほど開いている表示になっています
通常デルファイの仕組みではイグニッションのON-OFFでセンサーの位置をリセットするから 1%とかの表示になるのが理解できない。
どうも、これがトラブルの原因だろうと
変えてみなきゃ分からない話なので、新品と入れ替え、簡単に解決したことを確認した
しかし、スロポジの不具合って、2013年よりも前に多いトラブルと認識していた(それ以降もセンサーそのものは同一)
今回は2020年モデルで、しかも2000キロそこそこで、こんなトラブルって珍しすぎる
しかも、アイドリングがおかしくなって、止む得ず交換を強いられるケースは今回が初。
これまで経験してきたのは、スロポジがおかしくなって
スロットルをほどんど開けてないところで、やたらギクシャクする症状が出るその時。
これの現象は、瞬間的に操作もしてないのにスロポジが不具合でアクセルを操作してるとECMが判断し
アクセル操作に対して、応答して不要にエンリッチメントした事で、濃いすぎな状態になり、ギクシャクにつながっている
今回のように、チューニング途中にセンサーの異常に気付くトラブルもある。時々ですけどね。
これは、現車合わせだからこそ、確認し追求し解決できたトラブル
データだけ送ってもらうチューニングとか、エアチューニングとも言うんでしょうかね。
そこまで、見て、確認が出来るか、かなり疑問。現車合わせしないリスクは、ある意味「賭け」になる。
ダイアグや、DTCなどで異常と現れず、エンジンも普通に始動するし、問題なく走れる。操作にもなんら問題はないが明らかに通常の動きではない様子を客観的に把握できるセンサーの故障は、新車購入から3年未満の場合って、誰かに言うことって出来るんでしょうかね….? 壊れ方が微妙すぎて難しい気がします。
上記グラフは、マフラー・エアクリ純正と、マフラーをベルズ、エアクリをS&Sでチューニング後の比較グラフです。結構変わるでしょう。
レブリミットの設定は、上の比較グラフでは6500rpmに設定してましたが、馬力のグラフが6000rpm付近で右下がりな様子を見て、レブリミット値を改めました。
平行線または、右下がりな場合は、前進能力がありません。ない状態で、回る設定にしても意味がない。それより適切にレブリミットを設定し、エンジンを護る方が大切かと。
話が長くなりました
次回は走行動画と参ります✨
https://www.45degree.net/order.htm
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posted by M.Yasuura
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