TTSマスターチューンで困った時に読む記事 / 純正データー(MTEファイル)は作れる! / エマージェンシーECMアンロックの使い方を優しく解説

TTSで困った時に読む記事
パスワードロック解除に用いる純正データー(MTEファイル)は作れる!
TTS エマージェンシーECMアンロックの使い方
 
 
45ディグリー保浦です
 
チューニングで生じるトラブル系の対処法を解説した記事ですが、この度はTTSマスターチューン。
 
 

https://www.45degree.net/blog/?p=25777
TTSに関するトラブル系の記事は2020年に当ブログでご紹介しておりますが、これに続く続編です
 
 

先のリンク先でこのように触れています
 
この中の「3」に関して触れている記事です
 

 
 
 
 
その1:パスワードロック解除に用いる純正データー(MTEファイル)は作れる!
TTSを用いてチューニングを施すと自動的にパスワードロックをかけてしまう厄介なやつを解除する方法ですが、これは前提条件として絶対に重要なことが一つ
 
 
TTS本体が通信可能な状態であること…
 
 
TTSそのものが生きている。これが前提です。通信を行うためのUSBケーブルが悪い、データーリンクコネクター側のケーブルが悪いなどの可能性もありますが、パソコン側のデバイス認識でUSB接続を認識までしていて、通信が行えないものはTTS本体の故障と判断ができます。
 
 
この状態だった場合は、今回のこの記事は以下、全て役に立たない情報です(汗)
 
 
いや、通信もできて、「ECM info」で車体番号まで読めてるよ、と言うのなら以下の情報が有効です。
 
 
この記事を書いている背景は
TTSからディレクトリンクへの乗り換えをご案内していることにあります
 
TTSが故障していない状況なら今のうちにパスワードロックを解除し、他のチューニングデバイスへ変えるご提案をしています
 

この度もその案件を追加で頂きましたが
 
 

いつも通り、TTSにてチューニング前にECMから引き抜いた純正データを用いてリストアをかけようとすると、なんと。上手くいかない。
 
 

MTEファイルがcannot be used 使えないとでてる ファイルが壊れてますね….
 
 
これまでMTEファイルが壊れてると言う経験はありません。
つまり、TTSのパスワードロックをする手段で重要な純正データがないのと同じ状態。
 
 
→ここからが本題です
 
 
2:TTS エマージェンシーECMアンロックの使い方
 
TTSの解除で純正データがないから… TTSが通信出来るのなら諦めないでください!
 
 

TTS本体をパソコン、車両に接続
イグニッションをON(RUNの状態)
その後、プログラミングファンクションをクリック
 
 

次に、「セーブECMキャリブレーション」を選択
これを選択すると時間かかりますが、ファイルが生成されます
新しい車両ほどデータ量が多いので、バッテリーをチャージしながら挑むとトラブルが少ないでしょう
 
 

http://www.mastertune.net/emergency_ecm_unlock.html
次に、生成されたファイルをこちらにアップロードします
 
 

すると、このファイルがダウンロードできます
このファイルが、重要!
 
純正データ持ってないけど、自分で作れたよ!と言うこと
 
 

このファイルを用いて「Restore ECM Calibration」を選択し、
 

そのあとで先のこれを選択
 

すると、こうなります
 
 
これで、TTSの厄介な奴から解放され、このまま純正データにリフラッシュしよう、チューニングデバイス乗り換えよう、選択肢があります
 
 
TTSのTTS エマージェンシーECMアンロックの使い方はこんな感じでやります
 
このシーンがある時はそれなりの理由がある時ですので、共有した情報、有効に使ってください
 
 
お問い合わせはこちらから
 
https://www.45degree.net
https://www.rignise.com/hiroshima.php