3月にご成約頂き、納車整備でお待たせしているT様のスタージス
ほんま色々お待たせしておりますが、みなさん静かにお待ち頂いて頭が下がる思いです
この車両は前オーナーさんの時、国内新規登録をする際に前タイヤの先っぽから後ろタイヤの先っぽまでゴリゴリでフルフルのオーバーホールを行なっており、ツインカムの車両を乗るくらいのイージーな感覚で乗れるよう仕立ててある。
追加整備する箇所はショベルにしては
最&小。優&秀✨
前オーナーさん、うちで買い取らせて頂いてありがとうございます!の車両です。
そんな前置きありき、今回はVPクラッチを取り付けです
ちゃんとご説明しなければいけないここ。
このスタージスは、一時減速が標準のベルト駆動から、
チェーン駆動に改め、更に「クローズドプライマリー加工」を施してあります。
簡単にいえば、湿式クラッチ化する。エボ以降に採用されてるプライマリーオイルを入れての潤滑方式をとっているという意味です。
こうする事で、部品のロングライフ化とメンテナンス省略化にメリットがある。写真からも、通常のショベルでありがちな、部品へのサビとか無いのがわかるかと。
乾式クラッチにするとでのデメリットは、簡単。
潤滑がされないことで、部品が早々に磨耗をしてしまう。
では、逆に。湿式クラッチ化する事で。プライマリーチェーンの長寿命化、コンペンセーターの保護などが出来る
オイル入れたらクラッチ滑らないか?と思われたのなら、それはありません。
無いように、仕立ててある、と言った方が正しいですけどね。
なんで、このスタージスでは結構お金がかかることを、ここで施してます。
補足 / 乾式クラッチ&潤滑不要のベルト駆動にするんは理には適ってるが、クラッチの摩耗とスプラインの摩耗だけは避けられない。あと、ベルトが切れる心配がある。となると、潤滑されたチェーン駆動にメリットがある、と、一周回ることになる。その事を踏まえて、あえて乾式クラッチにしたいユーザー様は、「譲れない拘りがあるカスタムを選択している」と受け取ってます。
今回はこれ、スタータードライブギアを大容量化することと、VPクラッチを組み込みます。
純正との比較。
次はクラッチ。
これは、プロクラッチの完全コピー版の商品
「APM コンプマスタークラッチ 4速用」に変えてあります
そして、VPクラッチを組み込む
親指だけでイージー操作
渋滞にもハマれますって。笑
↑ブラウザ google chrome推奨
あとは、これで滑らなきゃ、合格っ!です
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
posted by M.Yasuura