気絶しそうな納車整備2 / 1998MY FLSTC / S&S V111

前記事
https://www.45degree.net/blog/?p=28115
 
この後、高速道路をおりゃおりゃー!!!っと試走すると、
 
Wow….
 
問題箇所を発見。
 

これは一応載せておく感じの箇所。ライザーのブッシュを交換!
 
 

問題箇所。気付きその1
 
なんと、フォークオイルが漏れてるのを発見。
 
が、漏れてる箇所はフォークシールでは無い箇所。
 
一応、念には念のため
フォークシールも変え、フォークオイルも新調。
 
 
 
 

バラしたついでに、ホイールバランスも取り直しました
 
 

気付き、その2 めちゃ、ノッキングしていた。
 
これと、後の気付きその3も加え、直ぐ引き返す
 
 

改良版のサンダージェットが必須と判断。
 
改良版のサンダージェットは、ノッキングの発生を大きく抑制すると同時に、キャブ車ならではのダイナミックな加速が強く、大きく味わえるものに化ける。 
 
真面目にチューニングし直しました。
 
 

気付き、その3 クラッチ、滑っとるがなー大汗
 
これも、高速道路に乗らないと気付かなかった次第。
 
 

エキストラプレートクラッチを組み込みこもう。
 
クラッチのオイル、汚れてる具合から交換してないじゃろって思われそうですが…..いえ、変えてます。
 
 

プライマリーチェーンの調整範囲が、限界近い具合。テンショナーのシューは磨耗してない事からするに、チェーンが磨耗して伸びてるね。
 
常に潤滑油の中で動いてるチェーンの摩耗ってかなり少ない認識。
しかし、プライマリーチェーンの調整限界近い具合が、どうしても気になって。
 

チェーンを変えておこうと、
「ま、後1時間くらいで修理完了じゃ〜」と考えておったのは、ここまで。
 
 
 

げ!! 
インナーレースがINどるじゃん
 
 

オイルまで漏っとる。大汗
 
インナーレースがメインドライブギアにピタリ密着&オイル漏れも確認
 
 
あああ、、、やるしか、無いな。
 
 
ミッション降ろし決定。
 
 
この辺の作業がある時に、場合によってはミッションを抜いて作業しなきゃいけないパターンがありますが、それがこれです。(苦笑)
 
 

カセット式のミッションをズパーっと抜き
 

抜けなかったインナーレースを抜く。(ただ、抜くだけのはずが、奥まで入ってしまうと特殊工具すら入らない。)
 
 

インナーレースは、在庫見てみたらと、お、良いのあるじゃん✨
 
INしないものに変えた。
 
 

インナーレースがINした事でメインシャフトのシールがダメージ
 
 

これも新調
 
 

メインドライブギアのベアリングの位置も直し
 
 

ベアリング類も交換
 
 

新調したインナーレースを組み込む
 
 

チェーンを新しくし、張りも適切に。
 
 

リアのブレーキディスクの不調も確認し、パッドも交換。弊社オリジナルの赤パッド / NBP005です。
 
 

リアのマスターシリンダーもオーバーホールし
 
 

分解してる写真は無しですが、キャリパー側もシール交換を行う
 
 

ミッションのシールを交換する際、オイルタンクを外した事で、オイルホースを外したが、こちらも新調。
 
 

左側へ分岐する排気パイプ付近を通るオイルホースに、ファイアースリーブを被せ、遮熱対策も施してます。
 
 

細かいとこですが、サドルバッグの固定ボルトは、既存のプラスネジから、Hex仕様に改めました。
 
 
そんなこんなで、11時に終えるはずが、18時までエクステンド。しかし、充実の整備内容には なりました。
 
 


 

 

 

 
お届けまで、暫しお待ち下さい
 
 
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
 
 
posted by M.Yasuura