「110ci …….. 1800cc」カテゴリーアーカイブ

FLHTCUSE チューニング完了 ! 

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2012y FLHTCUSE チューニング完了です。
 
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SE110エンジン チューニング前後比較 トルク・kg-M
 
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SE110エンジン チューニング前後比較 トルク・フットパウンド
 
フル・ストックVSステルスヘッダー&バンスのモンスターオーバルでチューニング後です。
 
 
チューニングが終わり、よしよし、と思いきや・・・・トラブル発覚。
 
 
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ふと、目を向けると、なんと・・まさかの所が・・Σ(゚д゚lll)
 
写真をよーくみると、エンジンのスタビライザーリンクを止めるグレード6のボルトが折れているのが解るかと・・・・。お持ち込みの際から、高速道路での直進安定性が・・とオーナーさん仰っておられまして・・ハーレーのバー&シールド付きのエンジン冷却ファンが付いていまして、そのステーが、この度折れたボルトへ共締めされていました。よく考えなくても、こんな所にステーを止める事がそもそも間違ってますね・・・ガタガタ動くエンジンに取り付けられたステーが、フレームへ伸びる・・・・恐ろしい。まさかこんな事になっているとは予想もしておりませんでした。(というかそもそもこんな所へ取り付けもしないので疑いもしなかった)
 
ちなみにこれは全く普通の付け方ではありません。このファンの取り付け方法でいけば、小さいホーンが付属され、タンク右側前方へ取り付けられているハズです。
 
実はチューニング中にクラッチフルードが全抜けになりクラッチ操作不可のトラブルもありました。重ねてこのトラブル。これが厄祓いになればいいですね!! 
 
購入元などの諸事情を加味して、広島のディーラー様での修理をお勧めしました。
 
 
ではでは 
 
 
 
masa
マサでした。

FXSBSE チューニング完了

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FXSBSE チューニング完了しました。
明日(土曜日)にでもデポ持ち込み可能です。
 
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こちらがチューニング前後の比較です。
仕様変わらずチューニング前後のみでの比較
11馬力アップ  1.8キロ トルクアップ
 
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こちらはフットパウンドでのトルク値とフォーススケーリング機能ON。
 
トルクが約13フットパウンドアップです(凄)
 
クワイエットバッフル入りなので出力はソコソコですが、エンジンにとって危険が伴わない、いい状態になりました。
 
アイドリングもこんな感じです。
 
 

 
 
 
ご指定頂いたデポ持ち込み日には間に合いますね。
 
 
ではでは
 
 
masa
マサでした。

FXSBSE チューニング開始

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FXSBSE ブレイクアウト到着。
東京から陸送にて送っていただきました。これからインジェクションチューニングです。
 
チューニングにかかる前にチェック。
現状でどうなのか? まあ、良い訳ないじゃん、とご想像の人も、多いかと。
 
エアクリ洗ったらアフターファイアーしくなったけぇ、いいじゃん、という人もいらっしゃいますね。
 
でも、どの程度か??診てみなきゃ解りませんね。
その為の、シャーシダイナモ!!!ぜーんぶ、解ります。
 

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こちらが「初めのロールオンテスト」
仕様はストックのSE110エンジンでEXのみバンスのスリップオンにクワイエットバッフル入りです。
 
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で、こちらがトルク値をフットパウンド表示に変換とフォーススケーリング機能ON。
 
パワーカーブが、すこぶるガタガタですネ。
特筆すべきはA/F 通称エーエフと呼ばれる空気と燃料の混合比率 空燃比(クーネンヒーっひっふー)です。
 
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空燃比グラフの方を大きくしてみました。14.82とか、15.31と書かれている方です。
ロールオンテスト時なのでアクセル全開で、100kPaの時が、コレです。非常にマズいですね。つまり何が言いたいかというと、チューニング必須状態でした。
 
SE110エンジン搭載車は、こういう感じの車輌、たいへん多い。
 
で、アクセル全開なんてしないから・・という人へ、更に驚く事実。このスロットル全開と言う、100kPa付近。アクセル全開にしている訳でもないのに、使っているギア、路面状況、負荷状況によっては、かなり多用して、使っている領域です。
 
今回は、ロールオンテスト時で、ローラー上でリターダー未使用、無負荷で全開なので、測定時間も7秒と、なんら問題無しです。
 
これが実際の路面で、相当に負荷が高く、また、長い時間継続して負荷をかけ続けていた(という自覚なくても実際にはよくやってるパターン)ならば・・・恐らく、ピストンとピストンリングが仲良くなりくっついて、圧縮が抜けて、エンジンブロー。だったでしょう。まぁ、焼き付いてリアタイヤがロックするとまではいかないので、大した事ありません。あれ、なんか調子おかしいぞ、程度です。そのピストンが実際にあるので今度写真載せてみましょう。
 
 
もうそんな事にはならなく、チューニング後は遠慮なくアクセル開けてお楽しみ頂く為にも、チューニング続行中です。
 
 
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ではでは
 
 
 
masa
マサでした。

FLHTCUSE 取り掛かってます

<お知らせ>
来週も月曜日〜金曜日まで、ご予約済み以外の業務は承る事が出来ませんので予め宜しくお願い致します。
 
 
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2012年式のFLHTCUSE
納車直後にいきなりお持ち込み頂きました(^^ゞ
 
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とりあえず今日のところは、ステルスヘッダーへの交換等々、V&Hのオーバルを取り付け、シャーシダイナモへ固定して、明日からインジェクションチューニングに取り掛かる段取りです。今回もデルファイECMを書き替えます。またまた、もう一台、いい感じのバイクが出来上がります。頑張りますよ〜。
 
 
ダイノを回すにも色々と補修が必要で、これがちょいちょいとあるんですね。だいぶ前にO2センサーは定期的に交換している、と書き、パソコンもSSD化した、と書きましたが、今度は別の所です。
 
というのも、先日FLSTSEのチューニング仕上がりの最終確認が済んで、よぉーし。と思っていると回転数のピックアップがチョロチョロと妙な動きになり、全くダメになってしまいました。壊れてしまう原因はエンジンからの熱や振動や経年劣化など、形あるものについてまわる当たり前の話。
 
 
幸いにも壊れてしまうタイミングは良かったのです。ダメになるその数時間前に、予言者的なタイミングでたまたま新しいピックアップをオーダー済みだったのです(笑)
 
昨日届いたので、本日 日曜日のチューニング業務には支障無しでした。 
 
ダイノで使うものは、そのへんで売ってるものよりも、格段に精度が高いので、ま〜ぁ、¥が高いです。例えばO2センサーの測定機一つ増設するのにでも軽い気持ちで50万はいきますし補修部品も高価ですが測定精度は素ぅ〜ん晴らしく高く保てます。(サンプリング方法で誤差がかなり生じるので、ここらの話は割愛)
 
ダイノ持ってないと測定の制度誤差、正確さ、必要性、諸々。比較出来ないのでこれを語れるのはバリバリと真剣に毎日鍛錬しながらチューニングやってるショップのチューニング担当者のみ。これだけは間違いない。
 
 
素人さんを騙して誤魔化すには形だけ揃ってれば良し。安上がりでよろしゅう御座いました。貴方はそういう所を選びますか?選ぶのは自由ですよ。
 
 
話戻して。
 
 
今日は来週末富士スピードウェイで開かれるドラックレース参戦車輌のキャブチューニングでした。10馬力アップしたのでオーナーさんも喜んでおられました。僕も行きたかったのですが、今回はグーッと我慢。
 
  
水曜には関東からチューニング依頼車輌が陸送で届くからこのウルトラCVOは明日から取り掛かれば、それぞれ余裕ですな。という事で、預り車輌は沢山あるので仕事は山盛りですが、夕方頃まで雨が降っていたので、比較的静かな日曜日でござりました。
 
 
来週も月曜日〜金曜日まで、ご予約済み以外の業務は承る事が出来ませんので予め宜しくお願い致します。
 
 
ではでは
 
 

マサでした。