「FLH(ツーリングモデル)」カテゴリーアーカイブ

またまたTC96です♪


 
09年のFLHXです!
もっと楽しく走りたい!との事でご相談頂きました。
 
先日の、「110ciのFLHXSE」に施したような、ecoスイッチも取り付けました。
 
今回はテイストを変えて「ドコドコ鼓動感スイッチ」です。これはFull-Tune CVのPepperを作る際に得られたものをインジェクション用にアレンジしてみたものです。(構造がまったく違うので、あくまでアレンジに留まります)主に高速道路や郊外でのツーリングで、使ってみてください!
 
フルコンを使おうがサブコンを使おうが、調整範囲であればやろうとしている事は同じものですので、馬力であったりトルクの最大値「MAXパワー」に開きはありません。仮に開きが(大きく)出たとしたら調整が悪いとも考えられま〜す。ま、普通に考えたら当たり前田のクラッカーな話ですけど。
 
もう、どっちでもドンと来ぉい!なんちゃって。
 
これからも末永いお付き合い、宜しくお願いしまぁす!>K氏へ
  

走りやすく致しました


10年式の中に103ciエンジンになったウルトラがありますが、そのリミテッドのチューニングでご入庫。
 
96ciが純正ストローカーなら103ciは純正ストローカーのボアアップとなります。
ちょっと期待しますね。かなり期待です。
 
 
まずは試乗チェック。
あれれ???バイクが重たい・・・! 
 
 
そしてショップに戻り「パワーチェック」
 
 

 
ああ・・・やっぱり・・・。体は正直に反応していました。
 
 

サンダーマックスECMを用いてセッティング中。実走行に近い状態で負荷をかけて動作チェックをしているところです。走ることに集中しなくても良い環境であればサンダーマックスから送られてくるモニターに集中できます。こうすると意外な事が判るのですよ。
 
 


赤いグラフが「走りやすく致しました」の図です。マフラーは引き続き「純正」を使っています。
純正状態で最も良いデーターだけ残し(緑色のグラフ)、それとオーバーラップして比較。結果は「馬力は20ps」、「トルクは約4kg-m」それぞれアップしました。
 
ものすごくアップしているように見えますが初めからこのくらいはあっても良いハズです。ワタシメの知っている103キュービックのエンジンなら、77馬力&トルク13.11kg-mのデーターはむしろ少ないくらいですが、純正マフラーの割によく出てるほうですから、ムズかしいところですね。(^^;)
 
数値とデーターばかり並べていますが、実際に走ってみて楽しいかどうかはまた違った話でありますので、あらかじめ。
 

 
以上、大人なチューニングでした。
 

Corbin custom EVO FLHR 1995y(販売中)


 
http://www.youtube.com/watch?v=EGBWQmg1Cr0
 
外装 : コービン製FRPフェンダー バッグ サイドカバー ・ キャンディブルーペイント

エンジン : 1340cc エーデルブロック製シリンダーヘッド(を更に改造) マッチド型ピストン
 
サスペンション : フロント・RaceTech(Low Down)  リア・純正ローダウンショック

ブレーキ : フロント・パフォーマンスマシーン125・4pot  リア・GMA製 2pot / ローターSUS
 
身長の低い人でもすんなり乗りこなせるロードキング。全走行距離は4万キロを越えていますが、エンジンを含め、ドライブベルト交換・エンジンマウント交換・シャーシアライメント調整などを施し肝心な電装系は3層交流発電化など全体をオーバーホール・リフレッシュと改良を施してあり、1万キロも走行しておりません。また、乗りやすくトルキーなエンジンに仕上げてありとても1340ccには思えない走りっぷりのVツインですが、気難しいエンジンではない事が動画で伝われば幸いです。乗り出し178万円にて販売中。
 
https://www.45degree.net/blog/?m=200810

S&S “Power Tune Dual” for Dressers (エキパイ / EXパイプ)

 
 
S&S Cycle社から純正交換タイプのエグゾーストヘッダーパイプ 「Power Tune Dual(パワーチューンデュアル)」が登場しました。
 
どこかで見覚えのあるこのラインは09年以降に採用された純正ヘッダーパイプと見間違えるほどの概観です。 しかし中身は違いはあります。09年以降の純正ヘッダーパイプはパイプ内に触媒が設けてありますが、こちらのパイプにはありません。しかし08年以前用ならばサイレンサー内には触媒がありますので車検等の妨げになることはありません。
 
 

 

純正リア側ヘッダーパイプ
 

S&S ”Power Tune Dual” ヘッダーパイプ

また、S&Sのヘッダーパイプは見た目こそ独立管に見えますがパイプは集合(接続)されており、完全に独立されているヘッダーパイプにありがちな加速時の「張り裂ける排気音」にはなりません。また、完全に独立させることによる特有の症状も起こらず、セッティング時の板ばさみが解消できます。
 
純正ヘッダーパイプではインジェクションのセッティング時に妨げとなる事がある。特にリアバンク側でそれが起こります。排気フローが安定しない回転域で乱れてしまい、O2センサーが正常に働かなくなる事もあれば、その領域のみ特有のセッティングを必要とします。(他にもあるのですが、割愛します) これらも、解消できます。
 
 
 

純正ヘッダーパイプ 
 

純正ヘッダーパイプとは取り回しの異なるS&S ”Power Tune Dual”ヘッダーパイプでは熱害対策にも有効。
 
 

S&S ”Power Tune Dual” ヘッダーパイプのシリンダーヘッドとの接合部、ガスケット面はテーパー仕上げで排気漏れがとても起こりにくく、ガスケットとのなじみも良い形状。ここがテーパー仕上げでないと締め付けトルクが曖昧になりがちで、マフラーナットを締めすぎてガスケットが変形してしまう事もあります。
 

以上のことから、このエグゾーストヘッダーパイプは純正ヘッダーパイプと、インデペンデントタイプ(独立管)ヘッダーパイプそれぞれの良い特徴を取り入れたヘッダーパイプといえます。純正然としたルックスと、純正ヘッダーパイプ以上の高機能をお求めのお客様に。インジェクション or キャブレターセッティングと同時でも良し、純正ヘッダーパイプが割れてしまい、交換が必要になってしまったときなどにオススメです。
 
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