2007年式のウルトラFLHTCU
エンジン始動時に異音がする・・。という事で岡山県よりご来店。
症状は、朝一発目のエンジン始動は、全く問題なし。エンジンが暖まると様子は一変。エンジン始動が困難になり、聞きなれない異常な音と共に白い煙がモワッと上がる。
なんの為に遠く離れたココに来たと思ってるのよ。とはお客様の弁。確実な修理を望まれてる、という事ですね。
現車確認・・・試乗・・・ああ・・なるほど。アレね。OKOK。
大丈夫、治りますよ。
とりあえず、その日は岡山に帰るという事で、いつの作業日程にするか打ち合わせ、追加で頂いた足回りの強化メニューと、試乗時に不具合が見つかったクラッチがちゃんと機能していない件も合わせて行う事になりました。
まずはプライマリー分解 異音の修理に取り掛かります。診てみれば、やはりの箇所。修理と、例の改良でOKですな。
2011年以降のツアラーと、2012年以降のダイナ・ソフテイルを除き、2006年〜からの6速モデルには高い確率で起こるトラブルになるでしょう。
っと。これ以上の具体的な内容はヒミツ、という事で。修理となると、なんでもかんでも、同じ内容の修理という事にはならんのです。時として紹介するほうに罪があるのでね。
インジェクションチューニング済みなどで、出力が増したのも要因。この際なので、強化タイプに。こちらは、純正クラッチ交換型です。純正よりもフリクションプレートを1枚増やした強力なクラッチパックで摩擦係数アップ。100馬力程度の内容なら楽勝で受け止める余裕さと、扱いやすさが売りです。
フロントにはレーステックのゴールドバルブ&単巻きハイレートスプリング。(写真なし)
と、外観は全く変わらないカスタムや改良等々ばかりではありますが、乗り味の変化は激変❗️(オーナーさん談) だったようです(^_-)(-_^)