引き続き岡山からの1000ccc.ボアアップの案件を進めます。
当社渾身のオリジナル商品の1000ccピストン。
ボアリング加工を済ませたシリンダー。ドライコート済みにて搭載。
ボアアップの案件と同時に、いろいろとオーダー頂きまして。シングルディスクの883を、デュアルディスク化された際、国産バイク用のフロントマスターになっていたのを、ハーレー純正マスターに変更でスマートに。
予算の関係で中古のマスターを用いるも、オーバーホールして使う。当然か。インナーシールも最近はブヨんと大きかったシールが小さくなり、余ったところには白いスペーサーが入っている。これでずいぶんタッチが変わったのよね。
これがビフォー。マスターには、1インチハンドルに対して取り付けるに加工された痕跡が残る。
ブレーキラインはマスターから二股分岐の方法。言っちゃ悪いが、スマートじゃなかった。
純正ダブルディスク11/16マスターに。
新しいブレーキラインは、トリプルツリー下部に左右キャリパーへ分配する方法。純正と同様の方法です。ブレーキラインも実は様々あり。自由度がありつつ堅牢な作りの製品を用いた。
燃料コックにも不具合あり。後期型にアップデート。
使い勝手の良い負圧タイプにした。
加え、ヘッドライドバイザー上部に取り付けされたタコメーターをライザー部へ移設の内容もご依頼頂き。安価に済み、見栄えが良く、確実な取り付けを…と考え。既存のオートメーターステーを、加工。ざぐる。
このペラいSUSボルトを用いた。
このようになりました。見え易くなったと思います。
キャブレターも、1000ccボアアップに際し、加工。得意の純正キャブ加工、Full-Tune CVで、サンダージェット仕様。
ノズルカラーがブルーには出来なかった点、お詫び申し上げます。
エアクリーナーはステルスを。表のカバーを何かカッコイイものにしたいですね。
そして、Go to 運輸局。ボアアップの改造申請です。
改造申請は順調で、トントンと終わりましたよ。
隣の検査ラインでは、認証持ってる工場が集う整備主任者研修では見かけないショップオーナーとおぼしき人がパンヘッドを始動させようとキックを踏むも踏むも全くエンジンかからず。やっとエンジンかかり検査ラインを通すもヘッドライトでNG。あんなにエンジンかからんと、しんどいの〜。
この日はHondaのエス8が継続検査で「打刻と書類記載が違いますねぇ〜」「はぁ?」とモメていて、NISMOのGT-Rが静かに新規登録。
運輸支局の検査ラインでは静かに事件がある。
三回目のオイル交換。
この後、納車用のオイルを注ぎ入れた。オイルフィルターも交換。
もう少し慣らしを行い。
後はチューニングを残すのみです。
続く
Posted by M.Yasuura
ありがとうございます。
完成が楽しみです!
よろしくお願いします。