カムとチューニングの案件で、2020MY FLHTCUTGご入庫頂きました。
営業側から、FP3でデータチューニングされてますと聞き。
最近調子が悪かったとも。
事前にチェックしておこっかなとダイノに載せたところ
おやっ?汗
見つけました。
前後のクローズドスロットルスパークテーブルの値、どうなっとる????
それは、全開の加速時にも見られ、通常加速時もおかしいのがわかった。
↑ブラウザがSafariでは対応してません。Chrome推奨。
ベースの点火テーブルが変な設定が施されてると疑うレベルでしたが
見てみると、実際の動きと、設定値は全然違うことになっている。
また、FP3お得意のバグかと。困ったことに、トライクに対応したシャーシダイナモの設備を有し、それに載せてリアルタイムの状況が可視化出来ないと、このトンでもな異常には気付きにくい。
このグラフを見てもわかる、完全に改悪。
最新車両で、この有り様だし、ミルウォーキーで有りがちなスロットルの違和感は取り除けてない。お客様に勧めたい気持ちにならない。バンスさん、もっとちゃんと製品作り込んでくださいよ….
まあ、この度はチューニングデバイス変えるんで、メーカーへ申し立ては無しです。
加え、平行品のFP3の場合(もしくは入庫時に判明した場合も含め) チューニング致しません。トラブルの解消は弊社では致しません。ユーザー様に行って頂きます。(正規品は弊社にて行います)
今回の場合は、FP3のバグと、平行品であった、仮にFP3をチューニングする話だったとしても、結果的にデバイスチェンジでした。
ビレッドマニホールドに変え
カム乗せ
トライクチューニング可能なダイノで、サンプリングを十分に行い、念入りにデータを作りこむ。
出来ました。
以前の状態と比較したら、感動して頂けるほどの変化あると思います♪
Posted by M.Yasuura