「カム乗せ / ミルウォーキー」カテゴリーアーカイブ

ミルウォーキーにも使えるプッシュロッドが専用になっていました

先の記事でプッシュロッドが壊れていた件に関係する記事です。
 
この最近からプッシュロッドの外観に変化が。
 

従来は黒かったところがシルバーに変わっています。
 

見比べてみると長さは変わらず、ロッカーアームと接するところの形状に変更が加えられています。
 
930-0123のキットを取り寄せると930-0165のプッシュロッドが付属で来るように変わり、930-0165がミルウォーキー専用になってる。従来は93-5122でミルウォーキーも含めて 共通で使えるもの、ってなってたのが変更になったようね。
 
この件についてメーカーのS&Sに問い合わせを入れましたら、旧タイプの93-5122は、M8をはじめTC、Sportster に使用が可能でした。新しい方の930-0165はミルウォーキーのロッカー形状に合わせて再設計及びランニングチェンジがされたと。見比べてみたときに感じた変更点は当たっていて、要するに専用設計にしたってことですね。
 
先の記事のようなトラブルは、ほんと珍しくて弊社で組みつけた車両で起こっているのを把握しているのは一件だけ。相当な台数に組んできてあのプッシュロッドだけで起こっていたので注意喚起する必要はないと思っていますが、なんか異常を感じられましたら早めにご相談くださいね。
 
Posted by M.Yasuura

異音がするミルウォーキー8 / 2022MY FXLRST

全然関係ない話から入るんですが、ふと2010年頃書いた自身のブログ記事を見返してました。
 
このブログのことですよ。
 
2010年頃を今見返すと「キメて書いてんのか??」と思うような変なテンションで書いてますね。文章が踊ってます。
 
あの頃は一人で作業色々こなして遅い時間に帰宅し、日付が変わったあたりで中筋のユアーズで食材を買って午前1時だか2時あたりにパソコンの前に座って呑みながら一日の中で「ブログでこれを書くぞ」という構成を考えていたものを文字起こしし、加えて感情も吐き出してた節もあるんで違う意味でキマって書いてたんは事実です。
 
あの書き振りじゃ目ぇ付けられても不思議じゃないと思う反面、良くも悪くも文章に読み手を惹きつけるチカラがあった。
 
じゃー今はどうなんや?と自分に問うと、もうあの書き方は出来んなぁと。ちゃんとオッさんになったんだなぁと43歳目前の42歳のワタシが思いました。
 
あの頃はねぇ〜、27歳でしたね。欲しい車も手に入り、一緒に生活しようという人も現れ、自分の第一子がお腹にいる、という状況だったけえ。言ったら「無敵」みたいな感じでしたな。今はそれもほどいて単身者のメッカとも言われる広島中心部の十日市エリアで楽しく生活してるわけなんですが。
 
今年の5月から筋トレも初めてエニタイムとは別にパーソナルジム通ってます。重たい車両扱ってるんで取り扱いに不安を覚え、自分も鍛えて挑んでいかんとなというのが目的でのスタート。
 
当初、エニタイムでフリーウエイトのコーナーは怖くて入れませんでしたがパーソナルでフォームと取り扱いを教わって平気に。バーベルスクワットでウエイト65kgが現状ですがあっさり目的は達成できたんでこれからはボディメイクに移行って感じ。筋トレで己をカスタムしています。
 
ある程度インスタのストーリーで書きたいこと書いてるし、ここで書こうというテンションにならないのも事実。が、しかし。……思うとこはあるわけで。
 
ブログも20年以上同じ人物が書き続けてると変化が見れて面白いなと思いながら見てましたし、これからも継続的にその変化が見れるように書き続けていかんとな、という気持ちになってます。
 
そんな感じのテンションで始める今回のブログです。
 
全然オモロいこと書こうとはしてないですがお付き合いください。
 
 
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117のミルウォーキーで多いお問い合わせの件

ども、マサです。
 
 
 
2022年以降からFXLRSやFXLRSTが117キュービックに代わり、それに伴い117エンジンに対してのお問い合わせが重なります。
 
まず、チューニングに関しては弊社ではBBTと表現してますがDirect Linkの一強です。
 
もちろんPowerVisionも有能ですがデバイスを所有して頂く、という点でデバイスが無くなった時、またはこういう手にありがちな「壊れてしまった時にどうする?」問題があります。よりチューニングを手軽に楽しむ、という点とサポート体制の優位性から2024年11月現在、Direct Linkが最優位でしょう。弊社ではライセンス・コード・キーというウェブライセンス式を2018年から採用しており、お客様がデバイスを所有する、という手間を省いています。
 
2024年11月現在、2023年以降のCVOと、2024年以降のツアラーでライドコントロールモードが変更できる車両では対応しておりません。あるあるですが、新しい機能を搭載してくるとECMが丸ごと変わってしまったり、そうではなくても小変更によってソフトウェアレベルが変わることでチューニングは対応しなくなってしまいます。仮にチューニングできるようになっても、チューニングはすじ煮込み料理みたいなものでブラッシュアップにやや時間がかかります。
 
そんなすじ煮込み料理みたいなチューニングですが、2021年にOBD2へ変更が加わったミルウォーキーソフテイルは現状全てに対応しています。
 

インテークマニホールドの変更に興味のあるユーザーも多いですが、やっておいて損はないでしょう。純正マニホールドがいくら耐熱プラスチック製だといえ、その成形方法からやむ得ないところもある事で「これ2次エア吸いまくってるね」というのは見ています。個体差とはいえ、ハズレを引いた時のがっかりはワカる。ご自身の宝物をより完璧にする、これにアルミ製のマニホールドへの交換はマストです。
 

次に117の車両でカム交換はマストか?という問いですが、マストではないです。
 
117の車両においては、元々カムは変わっています。
 
より、MORE、を求めると引き換え条件に「乗りにくさ」が備わる。
 
乗りにくさというのは、微低速でのギクシャク感です。ハギレとかアグレッシヴさを求めるとカム交換すると変化がありますね。
 

117の車両は微妙な立ち位置で、T-Manの216またはHRD の002を組みがちですが、弊社ではボアアップ用のカムとしての立ち位置で、これを117に組み付けることは可能だが、結果が伴うかは別問題。なぜなら、一番使う領域のトルクがベッコリ凹んでしまうから。
 
117の車両で低速のトルクが欲しいし乗りやすさも必要、でもカム変えたい、というユーザーは、カムは変えないでください。
 
117でポテトサウンドにしたいユーザーもカムは変えないでください。
 
117はそのままで低速のトルクは十分ありますから。チューニングで手応えを変えたら乗りやすくていいんです。
 
 
 

それでもやってみたい人は、結果はこんな感じになります
緑のグラフは117のエンジンそのまま
赤いグラフは117でカム変えたグラフ
 
それぞれチューニング後での比較です。
 
弊社ではオーバースペックなカムは店頭でもご案内していません
 
純正状態から底上げしたような仕上がりです
 
ネットでよく見かける、凹んだ後でグイッと上に伸びるグラフばかり見てる人には物足りないと思うか、おお、と思うか。様々でしょう。
 
店先でお客様同士で会話されてるのを盗み聞きした時は、おお!と思ったという声を聞きました。感じ方は様々ですね。私は一過性のものではなくて、続けて乗っていくのにふさわしいものをご案内したい、と考えておりますので、インスタ映えするものではないかもしれません。

 

117の車両でジキルつけてるんだけど、オススメのカムありますか?これも多いけど、結論スパッというと、無い。
 
ジキルつけてる段階でJMCAプレートによって合法の盾がありますが、エンジンに手が加わってるとその効力が無くなります。
 
その、エンジンに手が加わってるというのはカムが変わってるところから含まれます。ボアアップは論外
 
無負荷状態で騒音測定回転域付近になると弁が閉じるプラグラムがされたジキルもありますが、それも全てではないし、弁が閉じれば騒音値も下がるのでカム変えてても合格ライン以下に騒音値がおさまることがありますが、基本のそこは知っておかなければいけないと思います。
 
詳細は割愛しますが、JMCAはそれ自体が特殊で、効力が限定的。ハーレーの純正マフラーなら音量を超過しなければ大丈夫です。ボアアップでもOK。JMCA縛りだけの特殊ルール。
 
なので、JMCAプレート付きの117、カム、変えないでください。色々やねこい話がついてくるんで。この辺りからJMCA縛りの側面が見えます。
 
趣味性の高い乗り物は、その存在自体がウルサイものだと私は感じています。外観も特徴的で、主張も普通ではない。そこに騒音まで大きくなると悪目立ちするのは間違いなく、住まいがマンション住まいで、さっと音を小さくしたいのならジキルの優位性はキラッと光って見えますが、SNS上に溢れている様々な誘惑が全て取り入れることが許されるものではなくて、想像してるよりも効力が限定的。
 
ミルウォーキーのソフテイルに乗っててジキルにしてます、カムも変えてます!いうて、ネットで配信してる人を見かけると、十分な説明受けなかったんだろうなあという気持ちで見ていることがあります。そこで指摘することはないですが、そっと、ノーコメントで、そういう気持ちで見ている、ということです。
 
ハーレー界隈はこれまで合法というものに恵まれてこなった側面もあり、せっかくいい盾をもらったのに上手な使い方が出来てないことが多い。JMCAプレートあるから無敵じゃん!でも実は違う。
 
ただ、JMCAプレートついてても、現状の日本の決まりではチューニングがNGではありません。
 

原動機載せ替えなどによってVIAなどでガスレポが必要にならない限り、アイドリング状態での測定でこの値を超えなければOKとされています。JMCAプレート付きでチューニングNG!という話があるのなら、それは素人にもわかりやすくするために個人的に偏ったことを発信してるんだな、とご判断ください。
 
それでは今日はこのあたりで
 
posted by M.Yasuura

譲り受けた車両の再セットアップ / 2021MY FXLRS

とある人の車両を譲り受けた人からのご相談でした
 
ご相談の車両はすでにカムも変えていて、チューニングも済ませている車両とのことですが、走ってみたら感覚といまいちマッチしないと
 
 
このお客様は弊社にてカム交換とチューニング済み、ボアアップしたりと純正エンジンではない2010年FXDからの、2021年式ローライダーS
 
「マサ君がやってくれたあの感じが良かったのに…」と色々とコメントされていたのですが、聞けば聞くほどなんで乗り換えたの??思ってしまいました(正直な感想ね)
 
 
時間は巻き戻せないので、前進しましょう
 
相談段階で、そもそも何のカムが入ってるのか調べて欲しいとリクエスト
 
現状のカムの情報もわかり、うちでも使ってるカムでした
 
パワーデータの画像もLINEで共有して頂きましたが、そのダイノグラフをみて驚き
 
 

めちゃくちゃ懐かしいDos/Vの画面…(そこじゃない)
 
 
この設備では最新のOBD2車両のモニタリングも出来ない訳で…
(最新の車両をチューニングするには、最新の設備が必要) 続きを読む 譲り受けた車両の再セットアップ / 2021MY FXLRS

カムも変えればいい、というものではない、という記事 / 2016MY FLHXS

すでに他社様でお勧めのカムに変え、チューニングに納得がいってないとのことで、チューニングのみのご依頼の案件
 
2016年式でバンスのパワーデュアルのエキパイに、トルク抜けマフラーで有名なCFRが装着
 
カムを聞いて、「えっ…」と私の表情が曇ったことを先にお伝えしておきます
 
入っていたカムはS&Sの551というカムです
 
S&Sの記述を見てみました
 

カムのことを知らない人は大体これをみてギリギリいけるサイズを選んでいるが、それはセンスのない選び方 これは全く参考にならない 続きを読む カムも変えればいい、というものではない、という記事 / 2016MY FLHXS