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スーパーチューナーと隼・・・愉しい一日でした(・∀・)

FaceBookのページをつくりました!
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立ち上げたばかりでURL長いですね(汗)
こうして弊社が公式に立ち上げたところは当ブログでお知らせしていきます。ちなみにツイッターは匿名性が高い為、利用していません。 
 
よければFaceBookのページも覗いてみて下さいね〜!
 
 

さて、日付変わって昨日ですが、スーパーチューナーのセッティングをしていました。
 
 

2011年のXL1200X フォーティエイトです。純正コンピューターが狭い場所に移動した2010年以降のスポーツスターなら、サブコンの取り付けなどは難しいですから、純正ECM書き換えの方がスマートですね。スーパーチューナー、も、正しい選択ですね(・∀・)
 
このお客様は2台目でもう一台エヴォのソフテイルを持っているという事で、ということは・・・とセッティングの方向性を伺ってみると、きっと走り心地の良いV-TWIN感なのだろうな!
 
 
という事でセッティングを進めていると・・・
 
 

隼が2台!

 
 
「パワーチェックしてくださ〜い!」との事でしたが、あれ、そんな予約あったかな・・・と後で聞いてみると、事前に電話があったのだけど、ワタシがシャーシダイナモ室に入っていた時に頂いた電話だったので、伝えてなかったとのことでした。
 
その時は丁度セッティングの一区切りついたところでしたので、丁度良い!という事で、フォーティエイトを下ろして、GSX-R 1300 「隼」を続けて2台載せます。
 
 

 
 
最高出力のチェックですから、もちろん前回スロットルで計測しますが、4速2000rpm 速度50kmから9秒後にはレッドゾーンに当たり、速度260kmまで加速する実力です!
 
ワタシ、隼といえば、黄緑糸の軽トラに隼のエンジンを搭載して右下からマフリャーを生やし、クラッチミートと同時にギョギョギョッとしながら走り去っていった動画があまりに衝撃的でした!
 
(軽トラからフォンフォン ギョギョギョオオオオオ フォオオオオオオオーーーーン ふぉふぉん フォオオオオオオオーーーーン とか あれ一番かっこいいスポーツカーだ〜〜〜笑)
 
 
本家の隼はそれ以上ですな!!当たり前ですな!!!(大汗)
 
 

本日2台ご来店のハヤブサの両者の比較です。それぞれ08年以降モデルなのでモード切り替えがあり、モードA「フルパワー」での計測です。このモード切替をしたデーターもありますが、一台のバイクで3台分のキャラクターを演出できる機能で、パワーチェックをしてみると、その違いがハッキリと解り、とても関心しましたね〜!
 
モードCとBは意図的に狙って作られたものだと解りますが、モードAは純粋に「今のポテンシャルを全て開放しました」というのが、音、加速共に伝わってきます!加速音も、ぜ〜んぜん違いますね(笑)
 
最高出力のみで言えばとてつもない数値ですが、両者ともマフラーを変更していて、やはり純正のときとは違い、普段使っている回転域ではセッティングの余地ありですね〜。この辺を、パワーコマンダーで調整してあげれば、アクセルのツキの良さも得られて、もっと乗りやすくて面白いハヤブサになると思いますよ〜(・∀・)
 
 
いゃあ、思わぬ乱入ハヤブサ!でしたが、お陰様で、とても愉しい一日でしたよ!

ヘッドライトのローマウント化


 

少し前ですが、レーステックのゴールドバルブ化と、ヘッドライトのローマウント加工で福岡からご来店のF様。2010年式のXL883Rです。
 
ヘッドライトのローマウント化は45の裏メニュー的存在ですが、ちょっとした人気メニューでもあります。ヘッドライトが前に出てしまわないよう、極力違和感が無いようにした纏まりが人気のようです。フロントをローダウンしていないのに、ヘッドライトをローマウントするだけで車高をローダウンしたように見えてしまいます。
 

以前弊社のデモバイクだった2004年XL1200Rでも同様にしていました。
 
ローマウント化単体での依頼でもOKですがステムベアリングのグリースアップやベアリング交換、今回の様にゴールドバルブなどをインストールする時と同時が、工賃的にもお薦めです。04年以降のスポーツスターでよくご依頼いただいておりますがFXDダイナでも出来ます。ご相談下さい。
 
なお、纏まり具合を重視したが故、パーツ単体での販売は行なっておりません。Sorry!m(_ _)m
 
 

ヘッドライトをローマウントすると同時にスピードメーターも移設します。
純正で見るハンドル回りとは、ちょっと一味違うでしょ。ライザー回りがすっきりします(・∀・)

完成です(^v^)


2007年式FXSTCのパワービジョンのセッティングが出来、完成しました。
 
味付けは純正っぽくないよう、アクティブなセッティングを、と、ご注文頂きましたので、そのように仕上げました。
 
使っている物が純正コンピューター・・・・(正しくは純正ECMですね)なので、それをセッティングしてもたかが純正で、走りなんて大して変わらないでしょ?と思ったアナタ。いいえ、違いますよ。狙ってセッティングを施していけば純正ECMでも、そうですね・・・アクセルのツキの良さで知名度のある物で上げればサンダーマックスの様な感触にすらなります。それをするのは確りとしたマップ作りが出来た上での、「味付け」です。
 

 
 
 
試運転を重ね、TC96 TW26HGカムシャフト組み込み済みのエンジン特性に合わせ、感覚的にも楽しく走れる「理論と感性」で調和の取れた具合の良いところに致しました。
 
前回の記事で載せましたパワーカーブを見ても20馬力の違いが出てしまいましたが、あれは測定結果であって、普段通りの走り方とは違いますからね。20馬力だ、どーだ!すげーだろー!と言う気はありません。
 
1にも2にも、走っている時の歯切れ感、パルス感、トルク感のウエイトが大きいです。そのためにも活発ではなく、元気なエンジンであったほうが良いのですね。
 
いやあ、しかし。今改めてじっくりと走ってみて思うのは、お持ち込み頂いた時とは全然別物になりましたね。でも、やはりオーナー様に乗って頂いて、感想を貰うまでは内心ドキドキしてしまいます・・・・。感想は是非お聞かせください。
 
 
 
弊社にてパワービジョンをお買い上げのお客様へ!
乗り味の変更も出来ますので、もうちょっとこうしたい!とかありましたら、お気軽にお尋ね下さい。

理想的なセッティング条件で見えるエンジンの奥深さ

2007年式FXSTCのエンジン組み立て、セッティングにかかります。
 
 
P0505のエラーコード有り。アイドリングせず幾度となくエンジンストールの事態・・・。エンジンが止まってしまうので止まらない程度にアクセルを保ったまま、完全に停止すると、アクセルを放してアイドリング出来る。この作動状態なら、なにかある!と思い、探っていました。このP0505エラーコードはIACの故障そのもの以外にも様々な要因で出てしまうエラーコードです。IACが異常な動きをするとき、もしくはしてしまう時、にも出ますが、話が長くなるので省きます!ハブ来ます!省略!
 
アイドリング不調を改善した2007年式FXSTCは、眠たそうに500rpm付近からモっタモっタモっタモタモタモタと、えぇい!と思ってしまうほどじれったく妙に低い回転数から目覚め不機嫌そうにアイドリングする様子から、エンジン始動と同時に力強い音と共に「ズダダン!!!いゃっほー待ってました〜v(=^0^=)v」と目覚め1150rpmでアイドリングを軽快に刻み・・・・。そこから徐々に回転数は下がっていきます・・・・。
 
 

持ち込まれた時には調整されていなかった「スロットルブレードの全開調整」も的確に行い、スロットル100%全開で・・・
 
 

セッティングに挑みます。
 
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