「TwinCam, ツインカム」カテゴリーアーカイブ

Super-E Carb.


 

 
ツインカムFXSTCです。
S&S Super-Eキャブレター交換 順調に進んでいます。実は試運転も済ませていたり・・・。セッティングの詰めが甘かったので、点火マップのリセットも兼ねてやり直しています。明日までには完成です。クイックリーレスポンスで、地を蹴る感が楽しめますね!S&Sキャブレターは、走りだした途端にアメリカの風が吹き抜けます。

インジェクションチューニング/ Proスーパーチューナー / 2010y FXDF


 
インジェクションチューニングでご依頼頂きました。
 
2010年式FXDFです。今回はスクリーミンイーグル「PRO Super-Tuner(プロ スーパーチューナー)」を使いました。
 
いつもの事ながら、「何もしていないとき」と、「チューニング後」のパワーカーブの比較を載せていますのでご参考までに・・・。ちゃんと、インジェクションのチューニングで「正常進化系」で良い方向に向い、オーナーさまにも「体感できるほど違いがあった」、と感想を頂きました。ご依頼頂き、ありがとうございました!
 
 

 

 
 
□ 診断も行っております
「PRO Super-Tuner」やFP3やパワービジョン / フラッシュチューナーなどを用いてチューニングしていて、「俺のはちゃんとセッティング出ているのだろうか・・?」と思われているお客様へ。弊社シャーシダイナモでは、パワーチェックや、インジェクション・キャブレターセッティングを行う為だけではなく、シャーシダイナモ上にてセッティング診断ができます。具体的にコンピューター内での設定が適切かどうか、正しく動いているか・・・を診断します。設定値とは数値で表示できます。よって、非常に判りやすい形で判断が出来ます。上記にて示している最高出力やトルク値とは違う視点から診断するとお考え下さい。
 
診断希望の人は、VCIをお持ちの上でご来店ください。スーパーチューナーは各個別にロックキー(これが「VCI」と呼ばれています)を渡されているはずです。最近のものはオレンジ色のロックキーになっています。以前は黒色にオレンジ文字でした。
 
 
□ 診断料金
通常のパワーチェックが4,000円(+TAX)に対し 診断料金は8,000円(+TAX)です。
 
詳しいご説明はご来店時にのみお伝えします。

春!待ってました。

久々に乗ろうとしたら、バッテリーが上がってエンジン始動出来なく、レスキュー依頼がありました2003年FXDL様です。災害派遣で2週間置いている間にお亡くなりになっていたとの事ですが、現地のお話を聞くと泪が出るお話ばかりです。お勤めご苦労様です!
 
バッテリー交換後、エラーコードが残ってるだろうと診断機を接続しエラーコードを消去。ついでにセンサー類が正常に作動しているか確認します。
 

 
さらについでに、念のために、油脂類もチェックを入れますと・・・・ 
 

 

OHHHHH!!!!!!

 
汚れていても、黒くなるエンジンオイルが、まさかの白濁。
 

ホイップクリーム・・・(大汗)

 
 

メンテ大事!!!

味付け

私事ですが、料理の師匠がいます。
 
師匠が作る「味」を覚えてはいましたが、当初「食べる専門」でいたため。 作り方は知らずにいました。
 
ところが一人暮らしを初める運びとなりましたことから。行きつけのラーメン屋通い、遅くなればコンビニ弁当続きの日々でお財布に厳しくなりまして。
 
まあ、よくあるダメな流れです。
 
「自炊するゾ!」って、心にキメたものの。
 
どこから手をつけていいやら・・・サッパリ!
さすがにお米を中性洗剤で洗うとか、そこまでではないですが。
 
米ぬかで顔を洗うと、良いらしいです。
おばあちゃんの知恵袋ですが、まだ試してません。
 
 
 
一番初めにやってみた晩御飯。
生キャベツに、熱を加えて風味を出したごま油をキャベルにふりかけ、JTの食塩を徐にふりかける。
 
個人的にはナイスだと思ったのですがね〜想像してみてください。
 
 
生キャベツに、熱々ごま油をたっぷり。
ごま油は、すぐに冷めてしまいました。
シャキパリのキャベツ感に、べとべとのごま油。
そして、時折感じる塩見が救いの、こんな「おかず」
 
 
・・・・・・トルクフルにパンチがあるマズさであったと、覚えています・・・・・。
 
 
師匠が作る料理で、一番テンションがあがるのが、うどん。
 
出汁からとって作る、うどん。
 
たまごも天麩羅も入らないもっともベーシックな「素うどん」ですが、そこがミソ。
 
 
ちゃんとした作り方は教えてもらわず、大まかザックリな所だけアドバイスをもらい、始めてみたのですが・・・。
 
 
出汁は「昆布と鰹節」を使うのだけど鰹節も色々とある事に気づき。
出汁を作ってみると、舌で覚えている味どころではなくテンヤワンヤになりました。
 
 
師匠に教えていただき、使っている指定の鰹節(業務用の厚切り)を調達。
 
 
「よし、これであの味になるぞ!」
 
 
・・・・なりません。ジェンジェン。なぜ???
鰹節が少ない??みりん??薄口醤油??塩??
 
 
香りはほのかにあるのだが、風味も香りも味わいも薄っぺらくて、そこまで美味しくない。
 
 
カミさんは喜んで食べてくれてましたが、自分では納得がいかないので、すこぶる悩みました。
 
 
 

そしてうどん出汁作りを初めて1年3ヶ月後。今年の1月頃ですか。
師匠の目の前で作り、味見してもらい、アドバイスをもらいながら、ついに、求めていた味に辿り着きました。
 
 
香りと味わいに、ブワッ!っと華が咲いたのです。
 
 

コレダ!!!!!!!!!

 
 
と、同時に気付きました。
同じ食材を使っても、同じ味付けにはならない事に。
 
最高の食材を使ったとしても、料理人が違う事で生じる「さじ加減」の違い。
例え、最低の食材を使っても、ブワッと華咲かせるのが料理人なのだ、と。
 
ワタシメ。いままでテイストだ、味付けだと知った気に、使ってきましたがその時ばかりは深〜く反省しました・・・。
 
ハーレーにも、同じことが言えるでしょう。
 
パーツだけ真似ても、思うような結果が出ない、とか。個々のパーツが良くても、全体でブワッと華咲かなきゃ面白くもなんともない、とか。ショベルの様なエンジンが欲しくて、新しいエンジンでフライホイールを重たくした味付けにしても、「華咲かない・・」なんて事も、なきにしもあらず。ショベルの良さは、そのものですからね!
 
そして、コンピューターチューニングでも、同じ事が言えるでしょう。
 
多種多様にインジェクション用のセッティングアイテムがありますが、どれも違う特徴です。
 
特徴がわかったとしても、さじ加減まで熟知するのは、容易じゃない。
 
ツインカムのエンジンカスタムも、21Gとか26Gとか、言葉が定着してきましたが、ワタシメは固定したやり方はしていない。
 
実に多用なやり方があって、お客さんと直接ディスカッションの後にニーズに合わせてチョイスしている事は、あまり知られてない事実です。
 
21G=トルク。26G=高速寄りとか、一時話題にもなりましたし、弊社でもそのようにご案内していましたが、味付け次第でやりようがある手法を見出していますので、45ではすでに古い考え方になっています。
 
同じものを使っても、仕上がりには差がある。さじ加減は大きな差がある。チューニングとは、それに同列のもの、と思った今日この頃。

雰囲気の良いシート

 
 

2010年式FLSTCのシート交換

 
 
 
純正シート
こちらが純正シートです。 
 


 

ピロータイプのシート。
愛嬌があり、なおかつ、欲しくないところは細身。欲しい所は厚みがあり、座り心地もやや固め。バックレスト・レスでも腰のホールド感が得られました。シートの外観も、ヘリテイジにとても良い雰囲気。ワタクシの92yFXDCの様な薄っぺらくて表情の少ないシートでは満足できない人におすすめです。