「FXD Dyna」カテゴリーアーカイブ

エンジン ギアードライブ・・・非常に良好でした^^

2003年式FXDL 車検でのお預かりですが、車検前にギアードライブ化と腰上オーバーホールです。
 
まずは腰上を分解していきます・・・・・。
 

 

カム回り良好
 

シリンダーヘッドは、カーボンが多く付着していましたがこちらも除去し、シート面のシートカット作業に入る。エグゾースト側シート面は大幅にずれており、修正を施しました。
 

バルブにも打跡が多数。修正を加え、密着性の良いシート面を作り出す。
 

シリンダーとピストンのクリアランスを計測。こちらも良好でした。その後シリンダー加工に入ります。
 

腰上の組み付け
 

シリンダーヘッドの組み付け
 
続きます・・・。
 

タンゾウ(GLIDE & PERFORMANCE MACHINE & RSD )


鍛造ホイールばかり・・・「タンゾウ」が揃いました・・・笑

 

GLIDE ホイール MODEL 2007y FXDC
 
ホイール軽量化の恩恵は、取り回しを容易にし車体全体を操作し易くする。FXDからスポーツスターに乗り換えたのではないか、とまで感じる事も。その上に、ブレーキにも、それを特に感じますね。バネ下過重云々、論より証拠です!びっくりしますよ(笑)
 
嗚呼、ネットでは言葉足らずで大変な誤解を招きかねないので、僕なりの補足をしておきます。Performance Machine や RSDホイールは軽量ホイールというよりはデザインを重視されています。あるモデルの純正ホイールと、そのモデル用のPMホイールと重量比較したところ1kg重量増しになったこともあります。とてつもなく重たい純正ホイールもありますので、それと比較した場合はどうか・・・?デザイン上、あっさりした形のPMホイールやRSDホイールはどうか・・・?しかし、純正ホイールでも余分なお肉はあまり付いていないという事が判ります。狙って軽量化させたGLIDEホイールに対して、PMやRSDは見た目のパフォーマンス増し(ーん)、その傾向にある、とお考えください。鍛造製品だからなんでも軽い・・・ということでも、ないのですねー。
 
カッコ良さの為なら重量なんて気にしないぜっていう「気持ち」も、またカッコ良かったりしますね!メカニズム追求視線で見ると軽いに越した事はないが、さらにバランスを追求すると、サスペンションの見直しなども視野に入ります。・・・などと、どっちが良いとは一言に言えません。何が目的か、それが一番大切です。目的にあった物が一番良いでしょう。
 
次は軽くなったホイールに合わせてサスペンションセッティングを見直します。まずはフロントから!

インジェクションチューニング/ Proスーパーチューナー / 2010y FXDF


 
インジェクションチューニングでご依頼頂きました。
 
2010年式FXDFです。今回はスクリーミンイーグル「PRO Super-Tuner(プロ スーパーチューナー)」を使いました。
 
いつもの事ながら、「何もしていないとき」と、「チューニング後」のパワーカーブの比較を載せていますのでご参考までに・・・。ちゃんと、インジェクションのチューニングで「正常進化系」で良い方向に向い、オーナーさまにも「体感できるほど違いがあった」、と感想を頂きました。ご依頼頂き、ありがとうございました!
 
 

 

 
 
□ 診断も行っております
「PRO Super-Tuner」やFP3やパワービジョン / フラッシュチューナーなどを用いてチューニングしていて、「俺のはちゃんとセッティング出ているのだろうか・・?」と思われているお客様へ。弊社シャーシダイナモでは、パワーチェックや、インジェクション・キャブレターセッティングを行う為だけではなく、シャーシダイナモ上にてセッティング診断ができます。具体的にコンピューター内での設定が適切かどうか、正しく動いているか・・・を診断します。設定値とは数値で表示できます。よって、非常に判りやすい形で判断が出来ます。上記にて示している最高出力やトルク値とは違う視点から診断するとお考え下さい。
 
診断希望の人は、VCIをお持ちの上でご来店ください。スーパーチューナーは各個別にロックキー(これが「VCI」と呼ばれています)を渡されているはずです。最近のものはオレンジ色のロックキーになっています。以前は黒色にオレンジ文字でした。
 
 
□ 診断料金
通常のパワーチェックが4,000円(+TAX)に対し 診断料金は8,000円(+TAX)です。
 
詳しいご説明はご来店時にのみお伝えします。

春!待ってました。

久々に乗ろうとしたら、バッテリーが上がってエンジン始動出来なく、レスキュー依頼がありました2003年FXDL様です。災害派遣で2週間置いている間にお亡くなりになっていたとの事ですが、現地のお話を聞くと泪が出るお話ばかりです。お勤めご苦労様です!
 
バッテリー交換後、エラーコードが残ってるだろうと診断機を接続しエラーコードを消去。ついでにセンサー類が正常に作動しているか確認します。
 

 
さらについでに、念のために、油脂類もチェックを入れますと・・・・ 
 

 

OHHHHH!!!!!!

 
汚れていても、黒くなるエンジンオイルが、まさかの白濁。
 

ホイップクリーム・・・(大汗)

 
 

メンテ大事!!!

「転ばぬ先」 お知らせマーク


 
電気の中でも発電系統の故障だけは体感で気づいたトキにはすでに遅し。
 
発電されてないため、当然バッテリーが弱ってくる、弱ってくるとスパークプラグの火が弱くなりだんだんとプラグがカブって走れなくなり、ブスブス・・・・エンジンストール。スターターを回すも足の辺りからギャッ・・カリカリカリ・・・(スターターモーターの弱弱しい音)。 これが多くの場合、体感で気づいたときでしょう。
 
レギュレーターの故障とひと括りにしても、妙な壊れ方(というより動き方かな)をしているケースもあります。「発電状態が普段とは違うぞ!」と見分けがつけばいいですが、電気は簡単に見えない。そう出来れば手の打ちようがあります。なら、見えるようにしてみようというのが、発電状態を確認できる「ボルテージメーター」
 
このバイク(FXD)もボルテージメーターでの僅かな変化をみつけ、テスターを当てて診断する事ができ、発電系故障の早期発見により出先でのトラブルを回避できました。ボルテージメーターは色んな形、大きさがあり、上の写真にありますのは3つのLEDライトで知らせるコンパクトでシンプルなものです。