2021年以降の車両で見かけることの多い、このチューニング前のグラフ(青の太実線)
この赤い太実線も、実は同じチューニング前の車両から得られたダイノグラフ。
とても同じ車両から得られたグラフには思えない比較だが、本当にチューニング前の同一車両から得られたもの。これ、どういった状態で得られるものかというと、理由は明確。ある条件が重なったときに起こるメーカー標準仕様のギミック。 続きを読む FXLRSTをチューニング前に見るこの不思議なダイノグラフは?
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その使い方、シビアコンディションではないですか?
チューニングの最中、フェーズ2-1から間も無くエンジンから異音が出て緊急停止となったスポーツスター883のお話です。
補足までに、インジェクションの883スポーツスターです。
弊社でのインジェクション・チューニングはフェーズ管理を行なってます。保存データ名にそのフェーズ名を刻むことでどこで終わったのかが分かるようになっています。多忙な中で行うチューニング時のミスを防ぐ工夫。
フェーズ1-1は純正状態、またはチューニングに用いるベースデータ
フェーズ2-1以降は設定空燃比を一律固定し全域での測定を行いVE値を打ち込む
フェーズ3-1以降は任意の空燃比に設定し測定、確認と併せご要望の乗り味に合わす
フェーズ4-1以降は任意の空燃比に設定後の全開域でのLOAD TEST
フェース5-1以降は完成確認
フェーズ2-1以降なので、ほんと初めて間もない時のこと。
アイドリングの状態でA/Fが随分暴れてるな….修正しようとエンジンを停止。修正データを作り、リフラッシュ。
その後エンジンを再始動すると、エンジンから異音が生じている事を確認し、緊急停止。と同時にチューニングの中断を判断。
後に振り返ればアイドリングの状態でA/Fが随分暴れてるな….はこれが原因だったのね。 続きを読む その使い方、シビアコンディションではないですか?
チューニング途中にエンジンがぶっ壊れる話 / 2017MY FXSE プロストリート
前回の2017MY FXSE プロストリートの後編。
チューニング途中、しかも、終盤でエンジンがぶっ壊れてしまった話です
異音がしだして、タダゴトではない凄まじい異音で直ちに中止。
お客様に了承を得て開けてみたら結果はカム周りのトラブルでした。
続きを読む チューニング途中にエンジンがぶっ壊れる話 / 2017MY FXSE プロストリート
足回りを塗装しばっちりキメる / 2017MY FXSE プロストリート
こちらの車両は話が長くなるので前編と後編で分けました。
前編はホイールを塗装したという話。
元々は何かのホイールに交換したい、という案件でしたが
FXSE プロストリートはツインカムのソフテイル系で珍しいダブルディスク仕様。端的にいえばフロント19インチで、リアがめちゃくちゃワイドなハブ長。その組み合わせでフロントがダブルディスクのものってないのよね。選べる中で選びたいのがユーザーの心境ですが、そもそも選べない。うーむ、というところで、次のステップ。
純正のホイールを塗装して雰囲気を変えるプラン。
フレームに施されている色と極めて近い色を纏い、赤黒、塗り分けの必殺技。
バッチリに決まったので、これでチューニングしたら終わりだね、と思っていたのだが。
続く。
同じようにしてみたいなーという人、部品だけ送って頂いての対応ももちろん可能です。個人のお客様からも部品外して送って頂いて塗装してお返しするってことも多くなってきています。
お問い合わせ方法は弊社メールフォームを使う方法
https://www.45degree.net/order.htm
最近は業者様含め、圧倒的にLINEでのお問い合わせが多いです
https://page.line.me/mqi1292y?openQrModal=true
電話ではすぐに対応できないことが多いので電子的なやり取りでお願いしますね
Posted by M.Yasuura
エンジンにファストジョニーのワンポイントを入れる / 2023MY FXLRST
日本で2輪チューニング界の重鎮といえば大阪のダイノマン、坂口さんからのご依頼です
周りの人でファストジョニーの青色をエンジンに入れてる人がいるんだけど、お客さんから同じようにしたいという依頼があると。
その周りの人はウレタンで塗装されているようでしたが、弊社ではこれをパウダーコートでご案内します。
大阪から色見本を送っていただいた少し後、ファストジョニーがたまたま入庫したのでこのような写真が撮れています
というのも、事前に色見本を送って頂いてからご要望の色を仕入れるまでの間に少し時間が空いたからですね。パウダーコートはその性質上調色をするというのは大変困難ですが、色味を合わせる工夫を取り入れています。施工する担当者が女子なので、そのあたりはサスガ、といったところ。
パウダーコートは、元々粉末状のものを金属パーツに振りかけ高温で焼き付けることで滑らかな塗膜となるもので、施工中は一体どんな色になるのやら分からないもの。焼かないと答え合わせができないものなのですね。
塗りが出来ました 出来栄えを確認してみましょう
いい感じです。では、大阪にお届けしましょう。
無事にチューニングも終えてお客様のもとへ納車されたようですよ!
同じようにしてみたいなーという人、部品だけ送って頂いての対応ももちろん可能です。個人のお客様からも部品外して送って頂いて塗装してお返しするってことも多くなってきています。
お問い合わせ方法は弊社メールフォームを使う方法
https://www.45degree.net/order.htm
最近は業者様含め、圧倒的にLINEでのお問い合わせが多いです
https://page.line.me/mqi1292y?openQrModal=true
電話ではすぐに対応できないことが多いので電子的なやり取りでお願いしますね
Posted by M.Yasuura