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若返り!

若返り!
リフレッシュ!FLT!
 
という事で久々の45ブログです。
 
前回が10月19日ですね。
気がついたらこんなに日が開いていました。
 
 
気がついたら繋がりで、たまー・・・・に、ある事。
 
ツーリング中、その人のバイクから「臭う」ので、ちょっち気になって質問。(気づいたのは職業柄だろう)
 
「オイル交換したの、いつですか〜?」
「おー、この前よ」
「この前って・・・・(考え中)
「この前の車検のときよ」
「車検・・・ですか?」
 
ナンバーを確認中・・・・
数字をみて、カレンダーを見て・・・
 
 
げっげっ
げげげーのげー ((((;゚Д゚))))
 
 
よく見たら今月が車検満了で、
前回の車検の時、つまり2年間無交換だったってオチ。
 
その間走った距離は・・・・・・・ んー(苦笑) 伏せておきましょう。
 
抜いてみたら200ccも出てこない・・・。
 
エヴォのエンジンは強い!!なんて笑い飛ばしていました。10年ほど前の事です。
 
 
で、話は戻り今回の若返りプロジェクトのFLTさんは1990年式の四捨五入の20年選手のツーリングモデル。
 

 
試運転させてもらったり、診断したりチェックしたりで、どこをリフレッシュするか検討、打ち合わせ。エンジンの方もオイル漏れが多いので気になるとの事でしたが、今回はシャーシのリフレッシュをする事になりました。
 
このFLTさんは、フワーンフワーンとしたゆるーい乗り心地で、ツーリングモデルの割に直進・カーブでの安定性があまり無い印象。ゆったり流して走るというよりは、コーナーの度に緊張するような感触。でも、これはこの頃のツーリングモデルにありがち・・・現状で走っている80年代・90年代のツーリングモデルに乗る人は思い当たる所があるのではないでしょうか。
 
経年変化による老化現象と、元々抱えている問題点。これをビシーッと若返らせ、シャキッとさせた。ツーリングモデルは大きい車体とは裏腹に整備は細心の注意と丁寧な作業を長時間に渡り要求されます。でもその甲斐あり、フワンフワンした感触は100%消え去り、ビシーッとした安定感、鉄馬と呼ばれるハーレーと、ライダーとの「人馬一体感」が、ひしひしと感じられる仕上がりになりました。目を瞑って乗ると20年選手には到底思えないでしょうね。
 
そして更に細かいアライメント調整を施し、本日納車です(^▽^)
 
今回の作業内容は丸2日ががりの内容なので、いつものような記事は割愛。ごくごく一部を抜粋してお伝えしますね〜。
 

摩耗し、腰が失われたベルト
 

強化型の、鳴きにくいベルトへチェンジ!
 

ぺったんこになったエンジンマウント。
10年10万キロの耐久性を持つマウントに交換致しました。
 

スイングアームのブッシング、その他諸々も傷んでいます。これらも軒並み交換していきました。
 

ブレーキディスクも摩耗が著しく交換。ブレーキパッドも交換。当然フルードも交換。
 

試運転後、調整の為にもう一度リフトアップした時に確認。ブレーキの当たりも良好なようです。

ヒーターは通販可です

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冬も、いよいよ、といった感じでしょうか。

「キャブヒーターキット」ショッピングページに掲載しております。

http://fortyfive-degree.ocnk.net/product/893

 

キャブレター関係のWebページを、ちょいと変えていきますよ〜

 

今のところ、Full-Tune CVばかりオーバーホールしておりますが、

純正キャブレター(CVキャブレター)、S&Sキャブレターの、オーバーホールも承っております。

基本料金5,000円から、追加交換部品は実費にて・・・・。

 

オーダーシートただいま作成中です!

ブログでは簡単におさわりのみですが、詳しくは45のWEBページにて!

carbordershet

改良、改良ッ!

2002年式のFLHRCiを、車検でお預かり。 (i=インジェクション。キャブ車が混在する中でわざわざ分けてた頃の懐かしい響きだ〜)

 

よくツーリングで走られている人で、大体3万5千キロほどでしたが、

独特の2つの異音が入り混じっておりました!(大汗)

 

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ひとつはこちら。

 

私自身、「いつ聞いても耳に残る音」が気になり
車検のついで・・・というのもありカムカバーを開けてみた。

車検でお預かりの際に、ツインカムオーナーは気になっているのでしょうねえ・・・「ついでに、開けて、チェーンテンショナーが磨耗してないか、診ておいてくんない??」 けっこう、あります。頼まれます。だって心配ですもんねー。

 

と、こちらのロードキングクラシックは、どーでしょう??

 

 

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あらら・・・。

C.S.Pもガリガリに削れて逝ってました!

 

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ギアードライブ化すると、インジェクション車ならセッティング変更が必ず必要ですが、こちらのカムなら必要ありません。「セッティング要らないスペック/ギアドライブカムシャフト」で〜す。別名:ポン!ギアカム?笑。こちらなら、リーズナブルにギアードライブの安心が手に入ります。

 

ギアードライブ化したおかげで、エンジンからの異音はスパーギアーの切れの良い音に変わりました♪♪

 

 

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そしてもうひとつは、こちらです・・・最近多いですがエンジンマウント!同じマウントを使う事も考えましたが、もっと良いのがないか探して、みつかったので、良いモノに換えておきました。

 

ホントに多いので、「エンジンマウント交換と、エンジンのアライメント調整」、メニュー化します!(鼻息)

キャブヒーター “アイシング対策”

お問い合わせが多くなると「冬が来たッ!」と感じてしまいますね〜。
 
45の近くには、白木と呼ばれる地域がありますが、あの辺りは魔のトライアングル。白木は、アイシング多発地域です。早朝7時、寒くて、白いモヤが幻想的で、ドコドコドコ・・・ブスブスっ・・・アレレ??
 
  
 
そんな地域が近い事もあり、細かな改善を加え、気温が0度近くても、湿度が高くても、効果的なアイシング対策ができました。
 
冬でもキャブ車で走るアナタに、アイシング経験済みならお試しあれ。
 
  
 
気温が下がると、自動的にスイッチが入り、気温が上がると、自動的に切れる「温度に反応するスイッチ」を用い、電気で発熱するヒーターを、アダプターを用いてキャブレター本体にネジで取り付けます。取り付けは比較的簡単で、最も効果的です。
 
  
 
アイシング対策のみならず、寒い冬の、エンジン始動時にも、キャブレターを暖めることで、ガソリンを気化しやすくなり、始動性の向上や、スロットルレスポンスも良好なゴキゲンなエンジンになります。

 

 

CVキャブレター用(40mm / 44mm) キャブヒーターキット
 
なお、CVキャブレター用のみ製作しております。他のキャブレター用には作っておりません。
  
  
 
  
 
 キャブヒーターについて、詳しくは過去の記事を、どうぞ。

https://www.45degree.net/blog/?p=146
 
  
 
  
 
 アイシング対策済み車の参考写真。外観では、あまりわかりません。

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