「対策アイテム」カテゴリーアーカイブ

シャシ強化3点セット

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今回、07年のウルトラ(FLHTCU)へ、サスペンションチューニングのご依頼と、それらをより有効に働かせる為にシャーシの強化をご提案しました。
これらは、トータルでのセッティング。前後のサスペンションの関係はシーソーのような関係で、前サスペンションをどう働かせるかは、意外かと思われるかもしれませんが、リアが握っていたりします。その反対もあります。

組み込んだ結果を先に書くと
「バイクとの一体感」が増しに増して「えっ?これホンマにウルトラなん??ツアラーなん?!?!?!」

近い車で言えば・・・35のGT-Rを、もう少し乗り心地良くした感じ!

足が固められた安心感のお陰でドシッとしていて、なんだけど、目線が上下するようなガタガタはなく、乗り心地が良いというご主人様思いなバイクになりました。オーナー氏も、とても満足そうでした^^;

さてさて、本題へと。

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続:アイシング

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今年に入って続々とアイシングらしき症状で不調を訴えているH-Dが急増しております。気温が3℃を切り始めるとその症状は顕著に現れる。極寒の地で….はたまた、それは高速道路上で、しばしの休憩にもなりかねません。
 
アイシング症状はパイロットラインが凍って塞がれる症状なので別経路となっている「チョーク」を引くとほんの少しだけ、改善されます。「アレレ?」とか「ここじゃ止まれないぞー」と思われた時にはお試しあれ。(少しの時間だけにしてくださいね〜。プラグがカブりますよ〜!)
 
アイシング対策はその後効果を落とさず比較的簡単に取り付け出来るように改良致しましたのでご希望の方はメールにてお問い合わせください。当店での取り付けの場合、約30分ほど頂いて、配線工賃パーツ代込みで17,000円にてお取り付けしております。
 
Posted by M.Yasuura

ヘッドオーバーホールも・・・

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だいぶ浸透してきたのでしょうか。エンジン性能はシリンダーヘッド側で決まりますのでココを疎かにはできません。
↑は05年の883ヘッドですが、遠方のお客様からもご依頼頂いておりますシリンダーヘッドのO/H。オイル下がりをよく起こす04年〜のシリンダーヘッドも、ただステムシール交換するだけならどこでも可能なのでしょうがシート面を整えるとなればノウハウと道具が必要となります。冬時期にされてみては如何でしょうか?
車検・・・も一つの区切りで、ついでにガスケット交換とシート面調整(シートカット)、承っております。量産ヘッドの精度バラツキを改善しましょう。スポーツスターでも、ビッグツインでも、走りが変わりますよ♪

午後7時になりました

本日19時ごろ。
納車に出てたワタシメです。
行きはお客様のH-D。
帰りはウチでがんばる代車のFTR君。
今日はや〜ったら寒いと思ってみると、
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気温2℃。湿度も・・・キャブのアイシング条件整いすぎ。
どうりでエンジンが死にそうになったワケです。[:冷や汗:]
広島市内は川の多いところですからね〜。
この夜7時で、この気温は、やはり冬を感じます。
バイクの寒さ対策はキャブヒーターで済みますが・・・・

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↑ホットグリップ(グリップヒーター。) 定番です!
ハーレー純正グリップヒーターに近い形になってます。

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バッテリー型のグローブヒーター。
バイク側に加工が要らないのがいいですね。
指先が千切れそうな思いが辛く感じなかったのは十代まででした。軍手を2重で2000年の大寒波の中、ダイアモンドダスト 舞う外気温マイナス10度、速度100km・体感温度マイナス20度 深夜2時の土師ダム外周コースを友人と二人、初期型パラレルツインのRG-Γ(アールジーガンマ)で、腹には「人間のパイブル本」を抱えたままブイブイ快走したのが16か17の頃ですが、20代でもこの歳になると辛いもんは辛いっす。今日はマジで寒すぎ。
人間のほうは、せめて指先だけは「ホッカホカ」でいきませう。
今年は台風が上陸しなかった年なので、大寒波がきますよ。
過去、1984年・1988年・2000年が、ソレでした。
冬支度、できてますか?
車のスタッドレスタイヤも、お早めに。

アイシング対策


夏は暑すぎてパーコレーションでした。
かと言って、冷やしすぎても困ります。

 
冬、朝や夜に起こりやすい現象で、突然エンジンが吹けなくなり、ストンと死んでしまう、ところが10分ほどすると、何事もなかったかの様にエンジンがかかる、という「エンジンストール」を経験された方は多いと思います。
キャブレター内部は、常に冷やされています。

 
それは、揮発性の高いガソリンと空気がエンジンへ流れ(吸い出され)、キャブレターの熱を奪っている為です。
外気温が10度を切り、3℃位になると躊躇に起こるその現象は「アイシング」です。
空気中に含まれる「湿度」が高い状況になると、その水分が冷たいキャブレターに触れて凍り、「アイシング」という現象が起こり、キャブレターが正常に機能しなくなり、エンジンが止まってしまう。空気が乾いていれば起こりにくいですが、霧が発生していたり、川沿いの道や山と山の間を走っていると、湿度が高く、これからにかけては、起こりやすい現象です。

 
この場合、キャブレターを暖めてあげれば大丈夫。

 
かといって、マフラーで包むことはできないので、「電気式のホッカイロ」を付けます。
もちろん、もっと小さいユニットで、ヒーターを取り付け、気温が低い時にのみ働くようにし、電気を用いて暖めてやると、冬でも安定して走ることが出来ます。

 
Full Tune CV加工時ついでに、取り付けされてみては如何ですか?
もちろん、ヒーター取り付けのみでもOKです。
冬でもガンガン走りたい人にオススメのアイシング対策でした。