「96ci …….. 1580cc」カテゴリーアーカイブ

FLTRX 「エキパイ終了」

2803
あらー・・アソコが、あんな事に・・・。
 
 
11yのFLTRXですが、奈良から帰る時に、高速道路の追い越し車線走行中から、エラく元気な音になったとの事。
オーナーさんが見て、エキパイが割れているとの事でご入庫頂きましたが、これ、更に見てみると、割れているどころかポッキリーニ!ポッキリーニ!
 
 
裂けています(大汗)
 
 
2804
 
2802
見てお分かりかと思いますが、このエキパイは交換してあります。
エキパイを取り外して、なぜ??こうなってしまったのか、自分なりに検証してみます。
 
 
2801
割れた断面をじっくり観察
 
 
2800
むむむ・・・・

溶接のキワから割れて、部分的に腐食が進んでいる所も見受けられた。

割れてしまった所から、初めて覗く事が出来る溶接箇所の、様子が全て判ります。みてみると、溶接の溶け込み深さが浅くて裏まで接合されてないところと、逆に溶け込み過ぎて突き抜けている所も確認出来ました。
 
つまりは、溶接不良と、作り方の問題では、ないかと判断しています。

大阪のメーカーへ送ろうかとも考えましたが、オーナー様は交換して欲しいとのご要望。
 
元々、オーナー様自身は、更に高性能な「エキパイ」ではなく「ヘッダーパイプ」への交換を希望されてました。
 
 
 

なんと、このタイミングで、あるんです!

 
 
 
2805
トーマスが持っている、この、ヘッダーパイプです。
 
 
ではでは、続きますよ〜
 
 
masa
マサでした。
 
 

続き記事>HKR ステルスヘッダー(ツアラー専用)

 
 

07yナイトレのポテト仕様 チューニング

2794
ゼロナナ・FXSTB ナイトトレインのインジェクションチューニングです。
 
エアクリーナーはファンネル形状、EXはサンティでインナーバッフルは汎用品を用いて自作されたとの事です。
 
では、ダイノに載せる前に「ダイノ前点検整備」といきましょか。
 
 
2798
スロットルの遊び調整とバタフライの全開調整。
 
 
2797
 
2795
これ、リアの空気圧。少ないですね。
 
 
2793
エンジンオイルを交換 (オイル量も少なかったです)
 
 
2796
仕上げにスパークプラグ 角が丸くなっていますので、交換。(エンジンオイルと同じ位で交換するのが好ましいですね。)
 
20130206-114024.jpg
ナイトライダーも取り外し・・・
 
ダイノに載せてチューニングにかかります。
 
 
2799
チューニングの前後での比較です。
 
この度は、Youtubeへ動画でアップしましたので、ご覧下さい。
 
 

 
 
 
ではでは
 
 
masa
マサでした。

地味な作業を淡々と

 
 
 
引き続き2010年FLSTCのリア回りの作業を進めていきます。
 
 
2771
こちらのステーを
 
 
2772
 
2773
少しだけフラットベースを混ぜてペイントをし乾燥後取り付け。フラットベースを混ぜたのはあまり目立たせない為の工夫です。同じ黒い色でも主役と脇役は区別する必要がありますので。
 
2774
ツールバッグの取り付けにあたり、サドルバッグのステーも曲げなければ行けなかった為、いったんサドルバッグとステーを止めているリベットを揉んで取り外しステー単体にし、吹管バーナーで炙り曲げを施し、仮り付し位置を確認。ここの位置だしを的確に行わないとサドルバッグ脱着時に難しくなってしまいますので自然と取り付ける位置で、ツールバッグとの干渉もしない位置を割り出し、後にサンドブラストを施しウェットブラストで更に整えペイント。
 
2775
自然と取り付けが出来ました。よしよし。
 
出来上がったサドルバッグステーとサドルバッグをリベット打ちする前に、ステー側にひと工夫。
 
 
2776
特殊な材料ですが、これを・・・
 
 
2777
貼り付けました。丸い材料への貼り付けにも馴染みがひじょ〜〜〜ぉおに、良いのだ◎
 
 
2778
ステーを見てみると、ステーがサドルバッグを支えている場所だったのでサドルバッグに叩かれて色が剥げていました。そこへ異音を抑える工夫です。
 
 
2779
ETCを収めるツールバッグ取り付けが完成ですが、こちらのツールバッグは弊社の中古部品で在庫していた物で、どこを探しても鍵が見つかりませんので、作りました。
 
2780
オールステナイト系SUS304で鍵を製作。紛失防止の為に僕の気に入ってるタグも取り付けました。(特に意味はありません)
 
 
2781
これでツールバッグは良しとして、次はサドルバッグの脱着容易化です。
 
 
2782
こうして
 
 
2783
これで完成です。ボルトの突き出し量も当然計算通り。
 
 

これで一応完成でしたが、更に追加オーダー頂きました。
 
 
2784
タコメーターの取り付けです。エンジン回転数を視認出来るアイテムです。
 
 
2786
ステーはオフセットタイプを使用。
 
 
2785
理由はハンドル内へ配線を中通ししている為です。
 
 
2787
イグニッションキーをONにし、最終的な確認。いい感じですね。
 
 
と、これが終わる頃には外は雪がシンシンと降り始め、お見送りとなりました。
その後、僕が帰宅する頃には更に状況が変化し路面凍結の中の帰宅となりました。
 
積雪が季節を押し戻した感がありますね。
 
 
ではでは
 

masa 
マサでした。

 

FLSTC リア サドルバッグ回りの作業

2769
2010年FLSTC F様のリア回りの作業です。

2770
サドルバッグの取り付け部をオフセットさせる為の部品を作りました。
ここの部品は元々、サドルバッグのみ取り外せるようになっていますが、バッグをオフセットさせるために長いスペーサーに変えてあり、それをサドルバッグ側からロングボルトでフェンダーと共に固定していたため、バッグのみ取り外しするに困難ということから脱着が簡単にできるようにして欲しいというご要望があり、そのように致しました。
 
リアフェンダーが曲がって付いている様子なのもフレームの曲がりではない事も解りましたので一安心。
 

2771
ETCを収めるケースを追加取り付け依頼で作っていたステーです。こちらも塗装を済ませれば取り付けできるようになります。
 
 
ではでは
 
 
masa
マサでした。