「パワーチェックと診断」カテゴリーアーカイブ

昨日の写真!(いろいろてんこ盛り)


2011年FLHX セッティングにかかります!
S&Sエアクリーナーに交換、純正エキパイを用いてのセッティングです。
 

マスターチューンでセッティングをしていきます・・・。エキパイ内には触媒が備わり、触媒の機能を考慮しつつセッティングを施していきます。
 

完成!
 
 

ミッションのシフターシャフトシールの交換と、エンジン分解にて点検を行い・・・
 
 

V-RODマッスルの前後タイヤ交換。メッツラーME880を履きました!
 

240は見慣れた感があるけど、やっぱりデカい!
 
 

そして、そして。2008年FXSTC エンジンを色々触った後のセッティング。
 

パワービジョンを使いセッティングしていきます。
「インジェクションのセッティングをすると車検には受からない」と思い込んで居る人がいらっしゃいます。確かに受検出来ないような生ガス垂らしまくりなセッティングでは受かりません。ましてや、今回はエンジン内を色々触った上に、更にインジェクションのセッティングを施していきますので、未知数な領域でしょうね!
 
これを見て貰えば、「エンジンを触っても車検をパス出来る」と解ってもらえるハズ。
但し、45でパワービジョンやマスターチューンなどでセッティングしたハーレーに限ります。他方での事は含めていないのでご注意あれ。
 

現行で適用される一番厳しい規制値を基準としてもCO、HC共に問題なくパス出来る値です。(この値はO2センサーレスでの値です)
 
 
という感じで進めていました(´∀`*)
 
 
それでわでわ。

スーパーチューナーと隼・・・愉しい一日でした(・∀・)

FaceBookのページをつくりました!
http://www.facebook.com/pages/%EF%BC%94%EF%BC%95%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC/159229527495154
 
立ち上げたばかりでURL長いですね(汗)
こうして弊社が公式に立ち上げたところは当ブログでお知らせしていきます。ちなみにツイッターは匿名性が高い為、利用していません。 
 
よければFaceBookのページも覗いてみて下さいね〜!
 
 

さて、日付変わって昨日ですが、スーパーチューナーのセッティングをしていました。
 
 

2011年のXL1200X フォーティエイトです。純正コンピューターが狭い場所に移動した2010年以降のスポーツスターなら、サブコンの取り付けなどは難しいですから、純正ECM書き換えの方がスマートですね。スーパーチューナー、も、正しい選択ですね(・∀・)
 
このお客様は2台目でもう一台エヴォのソフテイルを持っているという事で、ということは・・・とセッティングの方向性を伺ってみると、きっと走り心地の良いV-TWIN感なのだろうな!
 
 
という事でセッティングを進めていると・・・
 
 

隼が2台!

 
 
「パワーチェックしてくださ〜い!」との事でしたが、あれ、そんな予約あったかな・・・と後で聞いてみると、事前に電話があったのだけど、ワタシがシャーシダイナモ室に入っていた時に頂いた電話だったので、伝えてなかったとのことでした。
 
その時は丁度セッティングの一区切りついたところでしたので、丁度良い!という事で、フォーティエイトを下ろして、GSX-R 1300 「隼」を続けて2台載せます。
 
 

 
 
最高出力のチェックですから、もちろん前回スロットルで計測しますが、4速2000rpm 速度50kmから9秒後にはレッドゾーンに当たり、速度260kmまで加速する実力です!
 
ワタシ、隼といえば、黄緑糸の軽トラに隼のエンジンを搭載して右下からマフリャーを生やし、クラッチミートと同時にギョギョギョッとしながら走り去っていった動画があまりに衝撃的でした!
 
(軽トラからフォンフォン ギョギョギョオオオオオ フォオオオオオオオーーーーン ふぉふぉん フォオオオオオオオーーーーン とか あれ一番かっこいいスポーツカーだ〜〜〜笑)
 
 
本家の隼はそれ以上ですな!!当たり前ですな!!!(大汗)
 
 

本日2台ご来店のハヤブサの両者の比較です。それぞれ08年以降モデルなのでモード切り替えがあり、モードA「フルパワー」での計測です。このモード切替をしたデーターもありますが、一台のバイクで3台分のキャラクターを演出できる機能で、パワーチェックをしてみると、その違いがハッキリと解り、とても関心しましたね〜!
 
モードCとBは意図的に狙って作られたものだと解りますが、モードAは純粋に「今のポテンシャルを全て開放しました」というのが、音、加速共に伝わってきます!加速音も、ぜ〜んぜん違いますね(笑)
 
最高出力のみで言えばとてつもない数値ですが、両者ともマフラーを変更していて、やはり純正のときとは違い、普段使っている回転域ではセッティングの余地ありですね〜。この辺を、パワーコマンダーで調整してあげれば、アクセルのツキの良さも得られて、もっと乗りやすくて面白いハヤブサになると思いますよ〜(・∀・)
 
 
いゃあ、思わぬ乱入ハヤブサ!でしたが、お陰様で、とても愉しい一日でしたよ!

理想的なセッティング条件で見えるエンジンの奥深さ

2007年式FXSTCのエンジン組み立て、セッティングにかかります。
 
 
P0505のエラーコード有り。アイドリングせず幾度となくエンジンストールの事態・・・。エンジンが止まってしまうので止まらない程度にアクセルを保ったまま、完全に停止すると、アクセルを放してアイドリング出来る。この作動状態なら、なにかある!と思い、探っていました。このP0505エラーコードはIACの故障そのもの以外にも様々な要因で出てしまうエラーコードです。IACが異常な動きをするとき、もしくはしてしまう時、にも出ますが、話が長くなるので省きます!ハブ来ます!省略!
 
アイドリング不調を改善した2007年式FXSTCは、眠たそうに500rpm付近からモっタモっタモっタモタモタモタと、えぇい!と思ってしまうほどじれったく妙に低い回転数から目覚め不機嫌そうにアイドリングする様子から、エンジン始動と同時に力強い音と共に「ズダダン!!!いゃっほー待ってました〜v(=^0^=)v」と目覚め1150rpmでアイドリングを軽快に刻み・・・・。そこから徐々に回転数は下がっていきます・・・・。
 
 

持ち込まれた時には調整されていなかった「スロットルブレードの全開調整」も的確に行い、スロットル100%全開で・・・
 
 

セッティングに挑みます。
 
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診断から見える箱物販売の中身とは??

重症患者様がご来店です。
TC96エンジン、ソフテイルカスタム。
 
ギアードライブカムシャフトの26HGが組み込まれ、某フルコン(名誉を尊重し、詳しくは書きません。) が取り付けられています。エアクリーナーはスクリーミンイーグルのハイフロー、 スクリーミンイーグルロゴのスリップオンという内容。
 
オーナー様曰く、「アイドリングは下がった、けども、走っていて全然面白くない。カムまで変えているのにギアを一つ落とさないと加速もしない。純正でマフラーだけ変えているのときのほうがよっぽど良かった!!!」と伺っていました。 (それに近いニュアンスかもしれません (;´Д`) ) 
 
燃費は、街乗りで6〜7km  高速道路に行くと21km前後になると、伺っており、相当な開きがあります。
 
 
 
 
現状での試運転が必要だと判断しましたので、テストライドに出かけましたが・・・・
 
端的に、エンジンが嫌々回っているような・・・・確かにオーナー様が仰る通りですが、どう、評価して良いのか、とても難しいと思いました。
 
食感で例えるなら、脂が乗って口の中でとろけながらも風味と味がブワッと広がり、柔らかな噛みごたえのあるジューシーなお肉ではなくて、味気のないカサカサに乾いた安っぽい赤身を食べているような・・・・そんな食感に近い印象。
 
少なくとも45で行う、チューニングを施したキャブレター車でも、インジェクションチューニングを施したツインカムエンジンでも、感じられる感覚、ドッドッドッドドドドドと、前進しつつも、プリプリとリアタイヤがアスファルトを蹴る時に生ずる鼓動感前進力をお尻に感じながらも溢れるトルクをスロットルで制御している感覚とは程遠い。

カムシャフトが26HGに変わっていたとしても、このカムシャフトはハイカムとは呼べないカムシャフト。ごくごく普通の類のカムが原因でこのような走り味になるとは、考えられません。
 
そして、ある場面で、アクセルを開けると同時にエンジンが「しゃくる」感触が伝わってきたときに、おおよそ、この某フルコンの内容が見えました。
 
 
とりあえず、、走っていて全然面白くない。と仰っている原因を探るべく、弊社シャーシダイナモで精密診断を行う事に、しました。

いつもならECMに接続し内部のデーターを見る所ですが、このフルコンは決まりがあるようで、取り扱うには「訓練」をうけないといけないようです。私は、「それに必要な訓練」は受けていません。

そのため、ECM本体を触らなくともいける、スキャンツールを用い、シャーシダイナモ上にて実際に動いているときの「状況」をロギングし診断する事にしました。
 
 
 

計測後。かなりの量の黒い煙がマフラーから吐き出され、モヤっています。
 
 
 

まずはパワーチェックで最大値の馬力とトルクを測定。68馬力 10.95kgが最大値でした。
 
では、次にギアードライブ化されていない、普通のTC96と比較してみましょう。マフラーの性能でデーターに開きが出てしまいますので、比較の正確性を保つために、同じくスクリーミンイーグルロゴのマフラーが取り付けられたデーターとオーバーラップさせてみます。比較するため、迷わないように「青いグラフがこのソフテイルカスタム」であります。
 
 

赤いグラフが、純正TC96エンジン スクリーミンイーグルロゴマフラー プロ・スーパーチューナー(以前記事に載せました 参照
 
青いグラフが、TW26HGカムシャフトが組み込まれ、スクリーミンイーグルロゴのマフラー 某フルコンがついているソフテイルカスタム。
 
カムシャフトを変えているほうが、明らかにパワーが下がっている不思議な出来事。
 
では次に、最大値ではなく、普段使っている回転域での状況を見ていきます。
 
 

 

1速ギアにいれ、停止状態から半クラ発進 6速巡航 速度120kmまでの状況を時間グラフにて表示。
 

4速ギアー固定、46kmから60kmまでの速度域、エンジン回転数1,500rpm〜2,000rpmの範囲において、前に車走り、頭を抑えられている時をイメージして走っているときの実稼働状況。時間グラフにて表示。
 
診断をしてみて解ったのは、目標空燃比は、アイドリングを含めた全域においてほぼ13(A/F)以下。12.5以下を主に使っている様子。そのため、その空燃比に狙って向かってしまう事からあまりスロットルを開いていない時にまで燃料を送りすぎている傾向にあり、しかし、目標空燃比に対して実際のA/Fは常に迷い気味で加速したい時に使うアクセル操作ではガソリンの供給が少なく、必要に十分なガソリンを送りはじめるのはワンテンポ遅れてから。巡航時の負荷がかかっていない時の点火タイミングも気になります。 燃費の、街乗りで6〜7km  高速道路に行くと21km前後になるというのも、頷ける様子が見れました。コンピューターが学習しますから・・・!よく聞く言葉かもしれません。しかし、その学習が、どれほど頼りになるのかもここで判ります。
 
 
フルコンにする・・・・それは、データを入れ変えることができるツールとしてお考え下さい。セッティングを変える事ができる、箱物です。入れたり、出したり、自由にしているのです。そこで、肝心なのは、メーカーよりも、エンジンをどのように動かすのかの、エンジンマネージメントデーター。変えることが出来るという事は、間違った方向にすら変わる事もある、という事。間違った方向になっている場合、キャブレター車よりも、よほど調子が悪い事にすらなりかねません。
 
この、重症患者様。
TC96エンジン、ソフテイルカスタム。
  
実は、試運転後、念の為にスパークプラグを見ると、真っ黒で、ススだらけでした。インジェクションで、この状況は普通ではありませんし、ありえません。
 
チューニングといっても、セッティングと言っても、様々です。要は、セッティングする人が、いかにバイクに対して合わせてくれているか、そこがなにより大切です。

インジェクションといえど箱物販売でワイドバンドO2で補正してすんなりとチューニングが出来るほど万能な物ではないのだよ。

アタリ! ^^:


FLTRXをこれからチューニングを施していきます。
 
まずは作業に取り掛かる前に見るところは見てみよう・・・とデーターを取り、判ったことは、このエンジンが「アタリのエンジン」だった事!
 
もしかしたら、アテタ、のかも・・・^^;
 
よかったね〜^^;
長く楽しく乗れる第一歩ですね〜^^:
 
至高のツーリングモデルFLTRに、なるでしょうか。仕上がりを楽しみにしていて下さい!
 
しかしTRXの、ヘッドライトの面構えは、かっこよくなりましたねぇ。