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禁断の領域 2丁目

禁断の領域へ踏み込むという事

こちらの内容が手始めの一丁目だとしたら今回は2丁目といったところ。


 

往年のハーレーを彷彿さす「らしいサウンド」を奏でるのはエムパイプ・テーパード。もちろんエムパイプ・テーパードにしたことで再チューニングは避けられない事ですが、なんとも、心地良いサウンドに包まれると、いやぁ、ハーレーって、ハーレーって、えぇ乗り物ですなあーと感じずにはいられません。次のサウンドを御探しの御客様にとってもオススメなのがエムパイプ・テーパード。

そう。それは禁断の領域へ踏み込むという事

「前々から興味があった」とおっしゃっておられました

「インジェクションチューニング」

たまたま色んなタイミングが宜しく。
あれも有る、これも中古で有る・・・「よし!」と、ご決断頂きました。

S&SのテーパードEXに・・・(写真無し)

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同じくS&SのステルスA/C に 純正A/Cカバーを装着。
純正の見た目を保ったままの隠れた高性能化を図る事も、出来ます。カスタム感ある剥き出し化も可能ですよ。

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でも、このまま取り付けると実はエアクリーナーカバーがグラグラ。振動で思わぬトラブルを誘発する可能性大!!具体的にはネジの緩み、カバーの割れなど。

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これらを防止する為に、防振プレートを貼付けます。45のちょっとしたオリジナル商品です。

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ご要望は特に多くなかったのですが、回転数は低めの「グレートなポテトサウンド仕様」で、心地良く走れるように・・・というご要望。はいはーい 僕にかかればお手の物でーす。 MAX馬力75hp 最高トルク11.8kg-M と 上出来です。


サウンドもこの通り
低すぎない低音とポテトサウンドに必要な高めの音も混じりあい
アイドリングの心地良さの演出と壮快な加速音が楽しめます。

皆さんも 禁断の領域 へ 踏み込んでみてはいかがでしょう??

2013y FLHTCU (103ci) ウルトラ インジェクションチューニング

ブログご覧の皆様
お世話になっております。

ご存知の通り、久しぶりに筆をとってみた次第。おかげさまで毎日お仕事に勤しんでおります。

久しぶりにブログ書くせいか、妙にカシコまってしまいます。こういうものは継続は力なり、でコンスタントに書き続けるに限るのでしょうね。

あっ、そうそう。ホームページから入ってこられている人はお気づきかと思いますが、セールス用のブログを別に立ち上げました。メカブログとの二本立てとなっております。

http://45degree.net/IMO.blog/
筆をとっているのはセールスのカズです。是非、覗いてみてやってください。

セールス用のブログを立ち上げた〜という事は、メカブログを再始動させる!という事です。どうにも、僕が書いたブログ記事は一部の御客様からは「面白い!」とご好評頂いておりましたようで・・・。また、書いてくれんかのぉ〜?というご要望もあったりで・・・。まあ、一人でも「面白い!」と思って頂ける人がいるなら、また書いてみるかーという感じです。

では、本題に入るとしませう。

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いきなりですが2013年のウルトラマン。FLHTCU 103キュービックインチ。
ステルスヘッダーに、S&Sのエアクリーナー これに加えて・・・

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S&Sのテーパード/クワイエッドのEXという組み合わせ。
程よい音量でジェントルな音質で快適ツアラー化ならこちらのマフラーでしょう。

これでチューニングに取りかかります。
チューニングに用いるのは純正コンピュータ書き換えの「リ フラッシュ・タイプ」です。

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いきなりチューニング後。

ステルスヘッダーという素材の良さを引き出してやる事を念頭に、まずはチューニングを進める。
御客様からのご要望にある「低速域での乗り易さ」のニュアンスを飲み込み、「乗り味」で表現してみる事に。

ここで重要なのはFLHTCUの重たい車両を前進させる前進力の表現、これが乗り味です。
アクセル開度に対しての加速感とお尻に伝わってくるトラクション、そして排気音。

これらが、いい具合の「あずり加減」になるよう致しました。

ちなみにアイドリングの設定下限回転数は800rpmのご指定です。

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チューニングが終わり、測定具を外して納車です。

納車前にお客さま、試乗して頂きましたが、大変満足されていた様子でした。

ベアリングの終末

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こちら、標準で6速トランスミッションに変わってからの、メインドライブギア ベアリング。5速ミッション時代に採用していたメインドライブギア ベアリングとは違うベアリングを採用しています。
 
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パチンコ球のような球体の表面がボコボコになって・・。取り外す前、ここの部品は、横方向にガコガコと激しく動いていた。
 
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アウターレースも写真の通りで。耐久性がより高くなったベアリングを採用していても、流石にこれだけ走れば一般的な工業製品の寿命を迎えてしまう訳で。最近のハーレーは壊れません!の言葉は期限付きですね。当たり前の話〜!
 
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ちなみに、こちらが新品。すでにトランスミッションケースに圧入しての撮影で失礼・・・。パチンコ球のような球体の表面がボコボコになっていたものが、キラッキラに輝いています。
 
これで、暫くは快調に走り回れるようになったでしょう・・・!
 
ハーレーは、こうして、部品交換して、して、乗り続ける事が出来るバイクです。
こちらのオーナーさんは、そこが良いな、という事で、ハーレーに乗り換えされました。
 
ま、なにはともあれ、あの異音から、直ちに修理に取り掛かって正解でしたね!
 
引き続き取り掛かってまいります。
 
 
ではでは
マサでした