2008年ごろに取り付けたISTを取り外し、ツインテック1005に替える記事です
長くブログを書き続けてると、こんな前の話でも以前の記事を引っ張れるもんです。
01年883にISTだぁー!(その1)
https://www.45degree.net/blog/?p=44
01年883にISTだぁー!その2:CPS・VOES交換
https://www.45degree.net/blog/?p=45
01年883にISTだぁー!その3:マウント
https://www.45degree.net/blog/?p=46
01年883にISTだぁー!完結
https://www.45degree.net/blog/?p=47
ISTを取り付けた後、1000ccにボアアップし
暫くは調子良く走っていたのですが、ISTモジュールの不調と疑われるノッキングが多発。
現在ISTは取り扱っておらず、ご案内可能なツインテック1005イグニッションへ載せ替えます。
点火コイルは3Ωの独立点火に対応したものが既に装備されており、ISTの時に用いていた点火コイルはそのまま使用。
まずはISTを取り外すのですが….
ISTの配線って、元々収めるところが極小なスポーツスターに「このボリューム収まるんか??」と思わせる配線量。
モジュール本体もこうしてステーをオリャっ!と作って付けていたのを、しみじみ思い出す。トレーが必要と判断し、躊躇なく作ってたと記憶してる。
マニホールドにはMAPセンサーがついてるが、配線のロケーションはちょい工夫していた。
一番厄介なのはこやつで。CKPでクランク位置を拾うのにクランク本体にに凸凹があるがそれをカムポジションセンサーで形にしたってやつ。
すごいでしょ。
どさっと取り外したISTを動かすための配線。外すだけでも結構時間かかったけぇ、組むのはこの3倍以上は要しただろうな….と振り返る。
MAPセンサーがついてたインテークマニホールド(インマニ)は従来に戻し、加えMAPセンサーからVOESに戻します
ついでにインマニは粉体塗装で黒く纏う。ホットロッド ブラックです。
ツインテックに変更 データ書き換え可能な記憶装置でもある。VOESを用いノッキングしない&マキシマムパワーで実績のある1000cc用のマップに入れ替えた。
合わせ、バッテリーカバーを装い直す。粉体塗装で、グロスブラックだ。
そして、ダイノでキャブチューニング。(いわゆる現車合わせ)
この度は「改良型のサンダージェットの仕様」にしたことで、チューニングを改めることに。
↑Google Chrome 推奨
↑Google Chrome 推奨
改良型のサンダージェットを装着し、この結果。
キャブ車のチューニングを真面目にしてる人なら、このやりたくでも出来なかった、それが出来てる!!
この、変化を感じ取れるはず。
改良型のサンダージェットはハーレー特有の脈動の凄さが起因する差異を埋めることが出来ます。
ジェッティングはSJ52 / MJ180 / TJ80という具合に収まったが、これは1000ccでも特有のジェッティング。
ダイノグラフです
64馬力も立派ですが、何よりトルクの最高回転数が、最高馬力とたった1000回転しか差がない事が、このエンジン特性を物語ってます、この差が小さければ小さいほど、回して天井知らずに回りまくる体感が伴うからです。実際に、怖いくらいの体感でした!数値より、いかに体感で感じるか、この好例です!
https://www.45degree.net/order.htm
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posted by M.Yasuura