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改良、改良ッ!

2002年式のFLHRCiを、車検でお預かり。 (i=インジェクション。キャブ車が混在する中でわざわざ分けてた頃の懐かしい響きだ〜)

 

よくツーリングで走られている人で、大体3万5千キロほどでしたが、

独特の2つの異音が入り混じっておりました!(大汗)

 

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ひとつはこちら。

 

私自身、「いつ聞いても耳に残る音」が気になり
車検のついで・・・というのもありカムカバーを開けてみた。

車検でお預かりの際に、ツインカムオーナーは気になっているのでしょうねえ・・・「ついでに、開けて、チェーンテンショナーが磨耗してないか、診ておいてくんない??」 けっこう、あります。頼まれます。だって心配ですもんねー。

 

と、こちらのロードキングクラシックは、どーでしょう??

 

 

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あらら・・・。

C.S.Pもガリガリに削れて逝ってました!

 

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ギアードライブ化すると、インジェクション車ならセッティング変更が必ず必要ですが、こちらのカムなら必要ありません。「セッティング要らないスペック/ギアドライブカムシャフト」で〜す。別名:ポン!ギアカム?笑。こちらなら、リーズナブルにギアードライブの安心が手に入ります。

 

ギアードライブ化したおかげで、エンジンからの異音はスパーギアーの切れの良い音に変わりました♪♪

 

 

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そしてもうひとつは、こちらです・・・最近多いですがエンジンマウント!同じマウントを使う事も考えましたが、もっと良いのがないか探して、みつかったので、良いモノに換えておきました。

 

ホントに多いので、「エンジンマウント交換と、エンジンのアライメント調整」、メニュー化します!(鼻息)

忘れてませんか〜?

交換したい所を換えると、すっかり満足しちゃって・・・

どんどんあっちこっち換えてる間に走る・走る。

そんなことに、なってませんか〜?

機能部品であれば、付けたときは良くても、メインテナンスを忘れちゃ、調子悪いですよ〜。

 

エアフィルターもそのひとつ。

 

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スクリーミンイーグルのキット。
純正のエアクリーナーカバーが使えるので愛用の人も多いハズ。

補足:「04年以降のXL用」と、「03年までのXL用」の2種類あり、03年まで用は途中からこちらの形に変更されました。04年用と03年マデ用との違いは付属のメダリオンくらいで大半は同じキット。

 

 

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付属のフィルターはドライタイプエレメント。(書いてありますね)

洗えば使えるさ〜なんくるないさあ〜ってな調子で頑張って洗浄して使っている人もいらっしゃるようですが、洗えてるようで、洗えてない事が多いんですねぇ・・・汗汗

 

弊社にてFull-Tune CV加工とセッティングの際にも、見つける事がありますが、やっぱり良い状態で乗ってもらいたくて、「フィルター交換したほうが、いいっすよー」と交換を薦めることがあります。

 

 

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もし、交換を考えられているなら、コチラがおすすめ。定番ですが、K&N(HD-0900)です!

スクリーミンイーグルの、元々のフィルターから交換すると、良いことが3つあります。

1:赤矢印で指した部分の、スペーサーがフィルター側に初めからついている (フィルター洗浄の際に落としてなくさない)
2:K&Nの方がフィルター断面積がおおきく、より多くの空気を提供できる (モア・パワー)
3:なんといっても簡単に洗えて、使える!

 

 

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あとは、地味〜ですが、ここ重要ッ!な良いこと。

スポンジだったところが、柔らかいラバーシール構造になっています。

気密性もよく、何回も洗って使用する事を考慮された、構造ですねッッッ!!!

 

多くのH-Dは、ボルト1本か、2本でエアクリーナーカバーが外れるので

ウッカリ!忘れちゃってた人は、ぜひぜひ、はずして見てみてください m(_ _)m

ギアドラ/パワコマ(09y FLHR)

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G/D化です。最近ギアードライブって・・?とお問い合わせ頂く事が多いですが、45で結構頻繁に行っております。ブログでは記事の都合上、ときどきしか上げておりませんが・・・。

 

こちらは今回ギアードライブ化の09年FLHRです。フライバイワイヤ・・・電子式スロットルに変更された08モデルより改良された09モデル。

 

走行は1000km程ですが、この状態でギアードライブ化されるのが、オススメです。開けてみると、このまま走り続けたら、マズかったかな的なマークが残っていましたのでこの時点で開けてよかった・よかった!

 

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ごろごろ….

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↑ミッション専用 ベアリングケース

回してみるとゴロゴロしていたのは、やはりベアリングでした。互換性のあるものはMADE IN JAPANの製品を使います。

 

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取り外したベアリングはラジアルはゴロゴロ、スラストはガタガタ。

新しいベアリングはグリースが入っているのもあり、ニュルニュル。

ベアリングは、取り外す度に、交換必須!

 

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ショベルの4sp/TMを組み立てております。調整中。がんばりまーす。

“Thunder Slide” vs “Full-Tune CV Touring”

 

03以前のXL1200Sの、キャブチューニングです。

 

今回は動画も交えてキャブレターに興味を持っている人にお楽しみ頂ければ幸いです。

 

 

まずは「現状」でのシャーシダイナモ計測から・・・。

 

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内容はサンダースライド入りCVキャブレターです。エアクリーナー/イグニッションはSTD。

キャブレターのセッティングが不十分で、エアクリーナーも・・・。スパークプラグギャップは0.6mm・・・・。その辺りを調整したほうがもっと良いデーターがでますが、一般的によく見かける状態のまま、あえてこのまま計測した次第です。

 

その後、Full – Tune CVの Touringへキャブレターを加工し・・・

 

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