調べてみると、リア側シリンダーの圧縮圧力が著しく弱い。
おりゃっとエンジン降ろし
むむ。そんな遠く無い過去に腰上ガスケット類の交換をした痕跡あり。
圧縮弱い原因はここ。ピストンリングが真っ二つ。
リア側は1st 2nd共に。フロントは1stが割れておりました。
ピストンリングが、見た事ないほど摩耗している
凹みがあるの、わかりますか 上下方向に叩かれて摩耗した具合。
ピストンリングの再使用はNGですが、やっちゃった感。
それに加え摩耗が重なって「一番弱いところ」がぱっくり割れたと推察。
エンジンのリフレッシュついで、塗装もパリッとやり直そうとなりました。
コンロッドとクランクピン ベアリングも新調
このあとフライホイールの芯だしが待ってます
ピストンはお馴染みのマーレピストン
商品ページ
https://www.45degree.net/Tuning/engine/MAHLE.html
各所、結構部品痛んでいたので、色々変えました。
ビフォー
アフター
めちゃ、綺麗になりました ロッカーカバーは再めっきを施した
次のオオモノはこちら。
74レプリカスプリンガーフォーク
プロト製のしっかりした、74スプリンガーフォークは、オールドタイプ74スプリンガーの美点はそのままに、「性能」・「耐久性」・「走行性」を徹底的に追求、MADE IN JAPANの技術で完全新設計。
フォークが強靭なので、遠慮なくブレンボのカニキャリパーが標準装備。普通の74フォークでこの組み合わせは、折れちゃうかも。大汗
この辺りの記事は以前載せましたね。
https://www.45degree.net/blog/?p=27832
次はこちら リアフェンダーをリブフェンダーに
おりゃっと、リブフェンダーを取り付け。
リアフェンダーを完成させ、塗装に出し、塗装中にナンバーステーを塩漬けする。
普段、こう言う事やらんので、アイデアが豊富なわけじゃ無い。降りてくるまで待つ。
よし。こんな風にしてみよう
元はサイドナンバーNGで、リアフェンダーの鉛直上にナンバーがあればいい、と言う具合だったのでリアフェンダーの上に乗せるくらいの話でした。が、リブフェンダーを付けたいと言う、お客様のココロを察して、勘案。
ステーを作りました。
ステー作っても、速攻で粉体で纏って塗装できるんで、最高です!
できました。
隠れ、こだわりポイント。96年以降の電気式メーターに変えました。
ミッションのケースをスワップし、ここからパルスを拾ってメーターを駆動させる。メーターケーブルがなくなり、すっきりした。
試乗してくるも、一発合格でした。
ずっと、5・60kmで走っていたい、そんな感触に仕上がっておりました。
これにて、納めます
https://www.45degree.net/order.htm
お問い合わせはこちらから。
posted by M.Yasuura