インジェクション883を「組み立て」


組み立てを待つシリンダーとピストン。
 

MAHLE(マーレー)のピストンを使います。
3.498 Bore /Dishタイプで、その気になるコンプレッションレシオは9.7:1。
 
883ヘッドを使いつつ小気持ちよく軽快に走る方向性のなかにも、この「材料」を使いつつの、インジェクションチューニングの方向性も同時に思案中。883純正ヘッド使いつつの「改」1200に、マーレーピストンならではの吹け上がりも含みつつ、ぴったりくる点火マップはどうもってくかな〜と走ってる時の情景を思い浮かべながら、ね。こういう時が愉しいんです。
 

 

シリンダーをセットしまして・・・・
 
 

次はシリンダーヘッドの加工です。
 

ピストン自体は883ヘッドが使えるようになっていますがより多くの空気を取り込み、より良く燃焼できる、よい状態を狙い883ヘッドを加工。ヘッドを加工するツールでひと手間加えていきます。
 
 
次回はいよいよエンジン始動です!

インジェクション883を 「バラす」

09年式のXL883をボアーアップしていきます。
マズはエンジン分解から・・・。
 

いきなり腰上を開けた写真ですが(^^ゞ
 
ピストンを見てみましょう。
 
 

おっと〜!!結構多い様子が遠目でも分かる。
 

堆積物多めで御座いますが、これにはちゃんとワケ有りにて。マフラーの連結部を見てみると、プラグで塞がれておりましたが、これを取り付けると、前後の排気音がバツバツと別れるという事で音が楽しめるというものでもあり、好きな人には好まれているようですが、これをする場合、インジェクションの設定も変更してあげないとNG。
 
なぜかというと、元々そんな状態で走る事を考慮してのコンピューターの設定はされてはいない、ですね!(ハーレーがそんな所まで考慮してたら、逆に恐い!笑)
 
あと、独立菅にした場合、組み合わせるサイレンサーによっては、排気が著しく上手く行われない事もあり、そんな状態ではエンジンに空気が取り込めなくなります。空気は少ない・・・・そんな状況でも、コンピューターの設定値はそのままの設定であるが為に、例え純正のコンピューター設定であっても、ある部分が燃料多めになってしまいます。
 
そのある部分とは、多用する回転域であったりするのですねー。
 
そうですねー。
 
薄い濃いという言葉を髪型にするのなら、薄いというのが、髪型のボウズ(3mmバリカン仕上げ)なら、ボウズに切って半年位全く手入れしていない、縦にも横にも伸びたぼんぼん頭、くらいの勢いで、燃料多めになってますね。伸ばしっぱなしだから、ぼっさぼさ好き放題生えちゃって全然整ってない。まさにこんな感じですね。
 
(どんな感じだっちゅうの汗(-_-;))

 
まっ、そんな事で、インジェクションは万能ではない事と、この883の1200ccボアーアップが始まるのでありました・・・。

2012年始動。レブまで回しました。


2012年初めの営業日も、賑やかにエンジンの雄叫びを響かせていました(・∀・)
 

2007年TC96のFLHTの、インジェクションチューニング。
チューニングするゼロナナFLHTはギアードライブ化し、それに対するカムシャフトは21Gカム。これがインストールされたTC96エンジンに、S&S製パワーデュアル・ヘッダーパイプと、同じくS&Sエアークリーナー、またまた同じくS&Sのマフラーで、テーパードタイプのクワイエットTypeとなり、ほどよく耳障りな音圧が落とされながらも低音が響く・・・
 

 
 
 

 
そんな仕様を、今回はマスターチューンを用いてチューニングしていきます。 このような仕様のデーターは無いので・・・(というよりは、毎回毎回無いのでこうしているのだけども)ツーリング用のデフォルトデーターを用いチューニングを施して行くことになりますが、カム交換によるものと、S&S製パワーデュアル・ヘッダーパイプによる効果はチューニング時に見える打ち込みデーターにまで差が生じ、ツーリング用のデフォルトが前後シリンダー別に、みるみる内にこのゼロナナFLHT専用マップへ成る。
 
カムを変えてエンジンが元気になること、プラス、純正ヘッダーパイプのあまりの効率の悪さから開放された・・・となれば、楽々な給排気が行える訳で、これはごく自然な事。今回はパワーチェックのデーターを手元に用意し忘れてしまった為、載せる事が出来ませんが馬力は80hp・トルクは11.8kgという結果でした。
 
今回は普通に楽しく乗れるグッドアクセレーションなセッティングを施していきたかったのですが、ちょっと気になる不具合の兆候を見つけた為、バイクの事を思うと積極的なセッティングは行わず控えめに仕上げました。また今度の機会に積極的なセッティング仕様にしていきましょう♪♪

1月6日より、2012年営業開始です

皆様へ。
 
謹賀新年、明けましておめでとうございます。昨年は、大変、お世話になりました。本来ならそれぞれのお客様にお伝えしたい所では御座いますが、本年もよろしくお願い致しますと共に、健やかに家族揃って過ごせる一年でありますように、と祈っております。昨年は、3月11日の大震災を初めとし、非常に辛い思いをした一年でありました。いつの年初めもそう思いますが、昨年よりもより良い年でありますように!2012年は、いつの年より、より強く思います。
 
さて、45ディグリーでは、2012年は本日より営業開始となります。昨年はスタッフを4月に1名、11月に1名と、2011年は合計2名増やし新顔ではありますが、スタッフ一同、日々精進して参る所存で御座います。
 
2012年も、どうぞ宜しくお願い致します。
 
保浦 正幸

キャブの季節ですね 3


Eキャブ・サンダージェット加工の際に、ついでに診ておいて、という事で診てみると、あちこちガスケットを換えなきゃいけない事に。という事で、加速ポンプのオーバーホールも。
 

オーバーホールとは関係ありませんが、普通の燃料ホースがそのまま接続出来るよう、ホースを接続するエルボーも交換しました。今回はお客様から直接指名がありましたので交換となりましたが、こういった部品もございますのでサンダージェット加工時と同時に如何でしょうか?
 
 

Buell M2にFull-Tune CVのツーリング&サンダージェット仕様のキャブレターを取り付け。
 

オレンジのチラりずむ。キャブに施したペイント「ファンキーオレンジ」は、アルミのエンジンとの相性抜群で御座います。
ところで走りの方は、純正キャブ時よりも走りやすくなっている上に、Buell仕様エンジンのポテンシャルを余すことなく引き出します。ヤバい加速をする・・・と、メカのトーマス君が感想をこぼしていました(笑)

45メカによるマニアックな記事盛り沢山