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1000ccを解放 / 2009y XL1000L / 再チューニング

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昨年販売したXL1000Lの再チューニングです。

距離を見てみると、、おっと、驚き!
1000cc化して、販売してから、既に6000km近く走行。

まこと、驚いたよ・・・。 
 
こちらの車両、ボアアップしたので、コンピューターにも手を加える必要があり、既にチューニング済みでした。いつもの、純正コンピューター書き換えの手法です。
 
で、この度。マフラー交換されて再チューニングで持ち込まれましたが、マフラーのみ交換して再チューニング無しでは、色々違和感があったそうです。お話聞いてると、ソレってノッキングデスね!!なんてのも含まれていたり。要チューニング状態で走り続けると良い事ないので、賢明な判断です(^^)

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こちら、チューニング後のダイノグラフです。65馬力に到達してますね〜。
 
 
ここで、ちょっと興味が湧いて。
ダイノグラフを探してみると、同じエアクリ・同じマフラー、だけど、排気量だけ違うグラフを並べてみることに成功しましたっ。
 
 
それがこちら。
 
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883と、1000の比較。
それぞれ、排気量のみの違いで、馬力差が15馬力かぁ〜。
  
 
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883ベースの単純ボアアップ1200仕様と、1000の比較ですが・・・トルクの立ち上がりと、最高馬力、意外なことに、1000の方が上回っています。

通常、排気量に勝るトルクアップはないとされるも、883を、1200に単純ボアアップしただけでは、無理がある事が分かるデータですね。

1000は、シリンダーヘッドのことを含めての1000なので、無理はありません。

<<<一応断っておきますが、ダイノグラフから走りは想像がつきにくいものなので、ダイノグラフだけで「すべて」を語るつもりはありませんが、イコールしている事があるのも事実です>>>

実際に走ってみて、のんびり走行は883みたいですが、アクセルを開けて加速しだすと、加速の鋭さは1000の方が体感出来るものになっていましたね、ここまでくると。

話を戻して。これで、またご機嫌に走っちゃってくださいね。>Yさん

ありがとうございました!

業務連絡:エボフレームの割れ

直す、直さない、修復するか、交換するか。この判断は安全が第一であります。


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フレームを綺麗にすると、見慣れない筋が見えた件・・・。

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赤丸で囲った所が問題箇所です。

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リアサスを動かす動作をすると、ここがプカプカと動いています。

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熔接の上から亀裂が走る。すべて熔接の箇所から亀裂が走り、結果、割れに。熔接した所は強いですが、そのキワは弱いとされます。僕も若かりし頃、トンチンカンな質問をして「なんでも熔接で治る、治せると思うなよ、見た目だけじゃ意味ないんだ。熔接はな、難しいんだぞ。」と職人さんから言われた事がありますねぇ。

今回に限っては、あまりにリスクが高すぎる事と、自動車板金のフレーム修正経験がある従業員を呼んで検討した結果、当社では当フレームを用いての修復は行わない、とした。

フレーム交換するも、新品フレームはメーカー廃番。あったとしても700000円から〜、です。中古も、切った張ったしていない登録可能なフレームが出てきません。(まぁ、そりゃそうなんだけど・・・)

エボソフテイルのフレームの弱点でもあるここ。フレームの能力を超えて使っていた事が、直接の原因なので、多発する事ではありませんが・・・。ツインカムでは大幅に改善された箇所でもあり、メーカーも認めているように僕には見えます。

今回、この亀裂、割れ。長年、乗ってこられたエヴォソフテイルを、メンテナンス中に発見しました。

当社では今回の件を踏まえ、お客様に調子の良い、安全で安心して乗れるハーレーをお届けしていく上で割れや亀裂がないか、「販売車両」で生かされます。

FXSB ブレイクアウト テッドバー14装着&インジェクションチューニング

FXSB ブレイクアウト 完成しました✨

前記事= https://www.45degree.net/blog/?p=15545

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エヴォ乗りの「願い」叶えましょう✨

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最終エヴォ 99y FLSTSピットイン。

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TwintecインターナルイグニッションModel.1005へ交換、本日仕上げにて承りました。

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ダイナSが取り外され。

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複雑な動きをする機械進角装置のガバナーから
シンプルなセンサーで読み取るだけのローターに交換。

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組み付けが終わり

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通常はこの製品、オプション設定されているパソコンでの書き換えも、45ディグリーではそれを含めて行います。

ガバナーに代わって、プログラムで打ち込むので良い走りといい音が両立できます。点火を良くすると、エンジン始動も、加速も、音も、アイドリングも変わります。

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試運転して確認後、納車。乗った感じ如何でしたか?ありがとうございました。