この土日20/21は四国から、3名の殿方がご来店。この土日を使い、3台のチューニングを行う案件でした。
FLTRXSEは初回のチューニングから、45ディグリーにてチューニングさせて頂いておりましたが、エキパイを変えた事での再チューニング。
今回はもうお二人、引き連れてご来店頂きました。
このお二人の車両、シャーシダイナモを用いて、既にTTSでチューニング済みを、再チューニング。
ん〜 腕が試されますねー!
まず初めにこちらの FLHXをチューニングする。camshaftを SE製のものに交換されているとか。
camshaftが変わっているので、チューニングなしでは当然調子が良い訳がないのですが。チューニングを進め、荒磨ぎから中磨ぎに移行しても、一向にアイドリングが安定しないし、エンジンが温まれば温まるほどエンジン始動時に、ローアイドル現象とローリングアイドル現象がダブルで起こるという、いつもとは逆のパターン。むむむ。
これには訳ありでトラブルを解消しまして・・。部品交換だけで済んで良かったです。
で、グラフがこちら。
次はこちらのチューニングを・・。
エキパイ変わった事での再チューニング依頼です。以前と同様の仕上がりで、チューニングさせて頂きました。
エキパイの差での比較。今回はトルク上がってますね。
最後にこちら。ステルス・ハイアウトプットで、再チューニング。という内容。
チューニング前後での比較です。過去の経験上、長期の使用でノッキングが起こる可能性があるので、イグニッションタイミングはマージンを多めにとってあるも、パワーが上がった。
今回二日に3台の再チューニングで、初っ端に2次エア吸っているトラブルがあり、チューニングを一時中断し、修理せざるをえなかった為、そのぶん予定が後ろに狂ってしまいましたが、希望されていた翌日の15時までには、なんとか間に合いました。
いくら時間が迫っているからといえ、手抜きはせず、すべて均一なチューニング品質に出来た上で、なんとか15時に間に合っていることを付け加えておきます。チューニングなんて、形で見えるものではないので、手抜きはし放題なんですが、それって形で見えないだけで、乗ったら、なーんとなく、解るものです。
さて。この3台、きちんとチューニングした上で、乗り味は3台とも異なります。お客様が求めらいらっしゃる所に合わせた結果が、乗り味の異なる3台になりました。これは、予めご要望は伺うのは当然ではありますが、チューニングしていると、普段どういう乗り方をされているのか、文字ではない、他の表現で伝わってきます。なんというか、第六感だろうと思うのですが、上手く説明出来ません。
下から上までまんべんなく使い、パワフルに、激しく、扱いやすく。特攻隊長的な位置づけでチューニング。
方向性は定まってないも、扱いやすさ優先で、パワフルに。試しに、低回転時に鼓動感を盛るよう、チューニング。
下から上まで全域で使うことが大前提だが、特に4・5・6速の60キロ以内での走り心地が大切。ズッズッズッと鼓動感を伴いながら、景色を眺め、のんびりと走れ、心地よく振動が伝わってくるよう、チューニング。
また、お待ちしておりますね。ありがとうございました。