エビスさんとテレビCMで流れていたのが懐かしいです。
いまや車では標準装備なABS(アンチロック・ブレーキ・システム)ですが、2008年以降のFLHT系・FLTR系と、2011年以降 ソフテイル系とVRSCモデルに採用されています。
これら、ハーレーのABSという制動力制御装置形式の場合のブレーキフルード交換にはABS装置を動かして中のブレーキフルード交換を行います。これにて完璧なブレーキフルード交換が行えます。ABS付きハーレーの場合、弊社でメンテナンスまたは車検整備を行う場合はこの内容が含まれます。
動画にしましたのでご覧下さい。
「分類 エンジンサイズ別」カテゴリーアーカイブ
FLSTFB EFIチューニング (ブラックボックスチューニング)
2011年式FLSTFBのチューニング。2011年式はフルコンが出てこなくてお困りの人も多いでしょう。ブラックボックスチューニングにて行います!http://www.45degree.net/Tuning/fuelinjection/BBT.html
アイドリングの三拍子、低アイドル、走りは当然良くという三拍子揃ったオーダーです。
エキパイはモーターステージ製でサイレンサーはハーレー純正時代のKERKERサイレンサー。(中のバッフル構造が現行とは違います)
そして、エアクリーナーはS&Sのイチオシエアクリ AirStreamへ交換。以前はラウンド型でサポートブラケットが標準で非装着なタイプなので、インダクションボディが宙ぶらりんでした。。。中は緑色のスポンジで、取り付けも結構雑な感じのエアクリーナーだったので、作りも確りしたS&Sのイチオシエアクリ AirStreamへ交換して正解・・かな!
早速チューニングにかかり、チューニング前後の比較です。
おやおや・・・というほど違いが現れましたが、これはちょっと面白いデーターがとれたので、チューナーズネイションへ投稿したいと思っています。
日本の道路では高いギアで多用する1750回転付近のトルク差は、凄まじいですね・・。4.5キロ!
チューニングは一日で完了致しました。
最近目覚しい進化か革命か、高い精度のまま、時間短縮をする技を身に付けました。
それでは!
09y FLHXのカム交換・・・その後のチューニング(デルファイ ECM)
着々とカム交換が出来上がり、次はECM(エンジンコントロールモジュール)の調整です。が、その前にECMは交換です。元々サンダーマックスが取り付けられてのお持ち込みでしたが、ご要望を加味した上でデルファイECMでのチューニングをお勧めしました。これなら出先のトラブルも皆無です。
TTSマスターチューンを用いて行います。
再びダイノルームにて・・・。
まず、こちらがご入庫時に測定したロールオンテストでの結果です。あまりにパワーが出てないので驚きました・・・。
スーパートラップ ファントムパイプbyポールヤフィーEXとサンダーマックスECMでのデーター。
ダイノ測定時に色々なデーターもロギングしましたが、サンダーマックスにも調整の余地ありだった事を付け加えておきます。
どれほどパワーが出てないのかが判る比較をしてみましょう。それが、こちら。
これは、青いグラフがこのFLHXのご入庫時のロールオンテストで、緑色のグラフは、・・・・というと・・・・たぶんショッキングだとは思いますが、ど純正のハーレーFLHXのデーターです。それでもアクセル開け始めの応答性などは青いグラフに軍配が上がります。純正のデーターと、ほとんど変わりがないのは、各パーツのチョイスですね。主にマフラーで、出口をふさいでいるメッキのプレートが原因でしょう。
そして、こちらはご入庫時と、カム交換後とのデーターをオーバーラップさせました。
馬力がグイッと伸びてますが、それから想像されるようなカムは使っておりません。マフラーによって阻まれているのがとても残念。カムを交換した割に大幅な変化がないグラフになってしまいましたが、この場合ちょっとカムの選定を間違うと逆にトルクダウンにもなるので、まあ良しでしょう!
さてさて、オーナー様がかねがね求めていたアイドリングのサウンドには近づいたか、ドンピシャ!!か、には仕上がっています。とても、力強いユニーク&グレートサウンド。以前はペチャペチャとした三拍子でしたが、タカダッタカダッタカダッと歯切れと力強さで溢れています。
TTSマスターチューンにて、和風チューニング(三拍子)。こんな事も出来ます。ただ、極端な低アイドルは様々な弊害や運転のし辛さも伴いますので、お勧めしていません
動画中で、アクセルをカポカポ開けてますが、演出の一部、とお考え下さい。普段からこんな事はしていませんので・・・。
それでは〜(o・・o)/~
09y FLHXのカム交換
2009yFLHX バガーカスタム済みストリートグライドのエンジンモディファイ!
外装決めて、エンジンもキメようという、Gooooooodなチョイスです。
カム周りの交換と、ECM交換ですが、先ずはお持ち込み頂いた状態で、ダイノルームに入れて、ロールオンテント。
結果は後ほど!
この度交換するパーツ達です。(一部)
カムの選定も、お客様のご要望に合わせた物をチョイス。やたらトルク向上に振らず、ハーレーの雑味が美味く残ります。
チェーンテンショナーの減りも大した事が無いので再利用。
距離は14,500kmほど。ここの減りは走り方で大きく左右されます。
エンジンを着々と組みててていきます・・・。アライメント調整も抜かりなく。
明日からチューニング開始。仕上がりが楽しみですね。
つづく。