またまた営業日記の総集編。
身体がバラバラになりそうです。
金曜日、明日の納車に向け、進めるべく….
2015年式のFLTRUSE / ロードグライドウルトラ
ハンドルと前後サスをカスタム。翌日の納期で。
とりま、ハンドルから。行きますか。
シニスターから、ポールヤフイイィーへ。
シニスター、タンク取らなきゃ交換出来んし….。ぐはぁ。
覚悟を決め、タンクを取り外す。
そうこうしていると、勇み足でやってきた営業TKS。
「お昼からブレーキパッドの交換、入れていいっすか?」
年式と車種をここで訪ねた後に。
「この配線が通りさえすれば、ええぞ。」
ということでブレーキパッドの交換に移り
(つまり、通ったということです)
2014年式のFLSTF
赤パッドNBP007 / 008を装着。
フロントのブレーキパッドは1月の車検で純正新品に交換されていましたが、どうも納得がいかなかったようで…。すり減っていたリア側と合わせ前後交換を当社にて承りました。 ありがとうございます!
ブレーキパッド交換が済み、先の2015年FLTRUSEに戻り、次はフロントサスへ。 加工と組み付け、調整を済ませ。
オーリンズ・リアサスへ交換をば。
ローダウンさすリンク機構を取り外し。
13インチサスをローダウンさすリンク機構外しローダウン仕様のオーリンズで、ちょい車高アップ。これでサスの動きも快調じゃ。
そして、次はソフテイルのリアブレーキパッド交換。
当社オリジナル・ブレーキパッドのNBP008に。
赤いパッドがチラリズム
ここが2019年4月14日の朝。
キャブ加工・点火をツインテックの内容で受注!
その後は1981年FLHを分解にかかるも、間も無く次の予定。
次は2015年のFXSB / ブレーキライトの点灯不良。つきっぱなしになってしまう。
色々検討した結果、ブレーキスイッチ交換を。ありがとう御座いました。
1981年FLHの分解に戻り
ヘッドボルトの締め付けトルクが弱く、圧縮が吹き抜けていた様子が見て取れる。
バルブのシート面が広すぎて、オッたまげた。2万マイルも走ってないのに、これは…??
バルブガイドに取り付けられたVitonステムシールを見ると、以前開けて交換されたことが見てわかる。
そして、本来挿入されているガイドより、ステムシール取り付け部の外径が小さく。全長が短い。
シールを取ろうと掴むと、ガイドが僅かに動いとります。オーバーサイズに変わってることを疑い、これから交換するガイドのサイズ選定。
Runout値、OK
ピストンは見慣れた 横割れ縦入り補強材入りの、とても重たい純正キャストピストン。
ピストンはストックサイズ。88.8mm (標準サイズから変わってないという意味)
ピストンはショベル80ci用のマーレピストンを指名頂きました。ありがとう御座います!
シリンダーヘッドの分解とクリーニングを済ませ、次はヘッドワーク。
翌朝取り掛かる1997y FLHTCUの腰下の準備を整え
4/15 月曜日
朝から視認角問題。
視認角要件が加わったことで。
小さくすると、外に出さなければ見えない。大きくすると内に入っても見える。
だがユーザーの望むところは、小さく、内に入れ、かっこいい。視認角要件が加わると、これはNGとなってしまう。このジレンマ。
横に張り出すか、最後端のもっとウインカーが見える位置にしなければ、車検に通るウインカーでも通らなくなる、カッコよく配置したつもりが、あらダメですよっと、これが視認角。
ケラーマンはR50の灯火なので二輪車に関する協定規則を満たしており、これそのものは車検対応ですが、非常に小さいが故、視認角に要注意。「小さいのを見えない位置に付けたりする」と、取り付け要件で「基準不適合」になる可能性大。
ちなみに古い車両には関係ない基準。灯火系は全車インジェクションになる辺りが大きな境目。
ハーレーの年式ではなく、製作年数基準により、詳しくは車検証をプリーズ。
えーっ?!て思ったアナタ。カスタムを楽しむなら古い車両の方が楽しめます。
新しい決まりは、カスタムしてカッコよくなるのを許さない、そんな決まりなので。
1997y FLHTCUの腰下を組み上げ
ビニールを被せここでストップ。
次は、キャブレターの加工を…と進めているとお客様からTEL。JAFを利用してレッカーで運び込まれてくると。
14時前ごろに到着。普段ここで作業しないのだけど、止む無い。
チューブレスバルブ TR412が吹き飛んでしまい、全くタイアに空気がない。普段から重たい車両が、スーパーヘヴィ級。
バルブを差し替え、タイアを組み替えたので念の為ホイールバランスをチェックし、ウエイト調整。
ついでにオイル交換もご依頼頂きました。 ありがとうございます!
そして再びキャブ加工に戻る。
こちらはショベル用のキャブに仕上げてある。
4/16 火曜日
朝から初期ツインカムTC88Bに取り掛かる。昨日4/15に作ったキャブの一つはこちらの車両用。
エアクリーナーは、S&SのMiniティアドロップ / クローム
エキゾーストパイプも交換。 クロスオーバータイプの2in2で、エボのFLSTS純正装着品のエキパイをツインカムに取り付け。
への字のシフターロッドが、あるのと無いのでは全然違う訳で。
さすが純正品なので、全く違和感なく。
装着するサイレンサーは、KessTech。
昨年末ごろ?? から、打てど響かぬケステック。
ここにきて怒り狂ったかのように箱がドカドカ届いてます。程々で良いから、普通の対応は出来ないものかね。
納期が遅すぎて困った挙句、余剰にとった在庫のケステックも数セット。ブレイクアウト用と、このフィッシュテールタイプもあり。
店主、早く売りたいので、気になるお客様は是非(笑)
そのままキャブチューニングに取り掛かり、フィニッシュさせ。
2017y FLHTCU TG トライグライドの全オイル交換を済ませ。
4/17 水曜日
金曜日に国内新規登録を行う1982y FXB スタージス。
まだこんな状態ですが….この時点で未実施の箇所。
ツインテック配線
前後マスターシリンダー / OH
フロントキャリパー / OH
クラッチ含むプライマリー周り取り付け
CVキャブレター取り付け
燃料タンク取り付け / 一部改善
フロントブレーキライン交換
メーター周りのラバー交換 / その他調整
ヘッドライト / 日本仕様へ交換
ウインカーレンズ / 損傷ありにて交換
ウインカーリレー不良 / 交換
ショベル系をすると、綺麗にする時間もあれば、その都度些細なトラブルが見つかるもので、通常の3倍は時間がかかる。
ショベルにCVのキャブサポートブラケット、ブラック仕様が登場。
黒エンジンのスタージスによく似合います。
合間にFLHRのチューニングを。なかなか良い感じ。
他、80年のローライダーのトラブルシュートで何ら不具合確認出来ずと、キャリア取り付け。
08年ダイナがご近所でトラブって、そのまま車検預かりとなった。
4/18 木曜日

来月、5月18日、ツーリングを行いますので、その下見を。また改めてお知らせします。
4/19 金曜日

1982y FXBの国内新規登録でGo to 運輸局。は、営業TKS君に向かわせ。私はこちら、1997y FLHTCUのエンジン組み立てを再開。

ピストンはマーレ。

卓上でエンジンを一通り組み立て。

車両に搭載。 一気に組み上げます。
一台は終わった。エンジン組み立て、あと残り2台。
ちなみにFXBの国内新規登録は無事に完了致しました。
Posted by M.Yasuura