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2008y XL883 再チューニング

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 2008年式のXL883を、チューニングしていきます。
 
 こちらは、すでにインジェクショチューニング済み車両でディレクトリンク・フラッシュチューナーの再チューニングとなりますので、お持ちのUSBをお持込頂いて、それを使用して再チューニングに取り掛かります。
 
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 ディレクトリンク・フラッシュチューナーの再チューニングの場合には、こちらのUSBをお持込頂ければ再チューニング可能です。
 
 以前は通販型でコンピューターチューニングをやり取りされていたようですが、これまでに2度、そのやりとりを、したとのこと。初回は純正からの入れ替えで、結果良好で、二度目に、エアクリーナー変更でデーター交換を依頼された際に、上手くマッチしていなかったようで、走りと燃費が悪化したそうです。それで45ディグリーでのチューニングを、という流れてご依頼頂きました。ありがとうございます。
 
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こちらが、45ディグリーでのチューニング前後比較です。
(赤)弊社チューニングデータ 最大馬力 50.47PS 最大トルク 6.54kg-M
(青)弊社チューニング前  最大馬力 46.05PS 最大トルク 5.98kg-M


 
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(赤)弊社チューニングデータ 最大馬力 50.47PS 最大トルク 47.28
ft-lbs
(青)弊社チューニング前 最大馬力 46.05PS 最大トルク 43.24
ft-lbs
 
 やはり、一にも二にもチューニング前の状態を把握する事から始まります。ディレクトリンク・フラッシュチューナーで再チューニングする場合、既存データを抽出して、それを用いて再チューニングする事は不可能な為、余計でもチューニング前の状態を把握する事から始まるのです。そして、元々施していたデータが適切であれば、出来ることなら引き継ぎたいとも考えているからです。が、このたびは、ほとんど引き継がずに新たに作り直したデータに置き換えました。
 
 時に気になったのは、エンジンが温まりきる前からのアイドリング回転数のローアイドル。せめてこの温度までは・・という所までに届かず、ただでさえ冷え性とも言えるスポーツスターエンジンが十分に温まる事が出来ずにいました。夏場を思うと低く抑えるに越したことは無いが、冬場ではエンジンオイルに対して良くない作用を及ぼすと判断している。オールシーズン通してともなると、この辺りのさじ加減は難しいが、既にデータ豊富な45ディグリーでは、ここのデータは実績のある数値を用いた。
 
 あとは点火マップの作りこみにも疑問を感じた。具体的なコメントは差し控えさせて頂きます。ここに関しても、データ豊富な45ディグリーでは、883での実績ある数値を用いてチューニングをスタートさせた。
  


 
こちら、すでにお客様からレビューをご投稿頂いておりますので、ここにも掲載しておきます。
 
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マンシュタイン 様 
車種年式:2008年 XL883L
詳細:トランスファー再セッティング
マフラー:北米12ミリパンチアウト
エアクリーナー:S&S ティアドロップ
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 2年ほど前に他のショップで、北米12ミリパンチアウト:SEステージ1でチューニングを行い、馬力・トルク・乗りやすさがノーマルより格段にアップして満足していましたが、 昨年エアクリーナーをS&Sに交換したので再セッティングを依頼したところ、どうもフィーリングがイマイチで乗りやすさも低下し、燃費が大幅に悪化してしまいました。

  以前からホームページや雑誌で気になっていて、初回チューニングのパワーチェックもやってもらったこともある当店(45ディグリー)で再セッティングをお願いしましたが、別物の如く変貌した内容に大満足でした。二度目のセッティングは相性が悪かったようで、初回チューニング時よりもパワー・トルク共に低下して乗りにくくなっていましたが、今回の再セッティングで初回チューニング時よりも大幅に性能数値が上がっており、常用回転域でのチカラ強さも相まって非常に乗りやすく、乗って楽しいセッティングとなっていました。また、気になっていた燃費も回復し納得の結果となりました。
 
http://www.45degree.net/review/injection_review.html
 


 
ではでは
マサでした
 
 
masa

HP更新のお知らせっ!とバッテリーチェック時の留意点

お久しブリで御座います。マサです。
昨年は沢山のお仕事を頂き、誠に有難うございました。
2014年も、宜しくお願い致します!
 
先ずはホームページのお知らせです。
 
◎レビューの更新
インジェクションチューニング・キャブレターチューニング それぞれに、ご投稿!という形で募集しております記事。昨年にいただいた2記事をホームページにアップ致しました。
 
http://www.45degree.net/review/carb_review.html
http://www.45degree.net/review/injection_review.html
 
◎バッテリーチェック時の留意点
 
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昨年末にお知らせしてから、多数ご依頼頂いております「バッテリーチェック」
 
45ディグリーでは、このバッテリーチェックを「無料」にて行なっております!
 
チェックしてから、結果良好で安心するお客様もいらっしゃれば、「すぐ交換!」という診断をみて、「・・・やっぱりね」と納得してバッテリー交換するお客様もいらっしゃったりと、その診断をする「バッテリー診断機」ですが、その診断を極力正確に診断する為にも、ショップに到着から30分ほどのお時間を頂くようになります。
 
バッテリーの診断で、一般的な電気テスターでは正確に測れなかった所が、45ディグリーで採用したバッテリー専用の診断機では正確に測れる訳ですがバッテリーというのは電気を貯める物、という物ではないんですね。バッテリーは電気をつくり出す装置ですから、それがどれほど作り出せるか、というのがバッテリーの性能となります。
 
そこで要となる値がCCAという、「コールド・クランキング・アンペア」という数値になり、瞬発力を示す数値として用いられています。この値が下がってしまうと、バッテリーの性能がどうだろうか?と見分ける事が出来、もしも性能が下がっているのなら、充電で対処出来るものか、もしくは交換したほうが良いのか、という事が、一般的な電気テスターでは正確に測れなかった所ではありますが、45ディグリーで採用したバッテリー専用の診断機では判断が可能となります。
 
エンジンが動いている時は、通常時ならステーターやレギュレーターから、発電された電気でエンジンを動かしているので、バッテリーが活躍する場面ではありませんが、エンジンの始動時はバッテリーがどれだけ、頑張ってくれるか!? これにかかっています。
 
この冬はバッテリーのトラブルが前年よりも多発しているのもあります。
是非、この機会に、バッテリーの診断を受けみてください。(繰り返しますが)無料にて行なっております!
 
ではでは
マサでした。
 
masa

1200 続編

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おーッそくなりましたが続編です。
 
日々のたわいもない内容はフェイスブックの方が頻繁に更新しています
よかっから覗いてみてね(https://www.facebook.com/45degreehiroshima
 
 
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続きを読む 1200 続編

チューニングが大人気

ボンネビル(ソルトフラッツ)から帰ってきて驚いたのが
「インジェクションチューニングの受注の多さ」デス。
 
最近特に、熱いご注目を頂いていると感じています!!!
 
「広島でインジェクションチューニングなら、ここだと思いました。」
 
と有難いお言葉を頂いたり、ウルウルしてきそうです。
  
 
 
とりあえず月内でインジェクションチューニングを承るのは難しそうデス。
(が、一応お尋ね下さい。最短でのご予約が取れるよう最善を尽くします)
 
それくらい、かなりの受注を抱えております。
 
本当はご来店頂いて、じゃあ、すぐにやりますよー・・と。ポンポーンと、直ぐに出来て、ありがとうございましたーと、いけば業務の流れ的にも、利益的にも当然良いんですね。ところが、45ディグリーではそれは断じてお断り。「広島でインジェクションチューニングなら、ここだと思いました。」と仰る皆様が思う背景には「ただデーターだけ入れただけじゃダメですよ」と僕が言い続けてきた事が、じわじわと、きちんと広まってきている為でもあると感じています。
 
 
すべての車両で同じ条件であれば、確実なデーターが一つ出来てしまえば、純正コンピューターの書き換えで、データーだけECMに送り終わらせる選択肢。それも通用するかと思います。
 
 
ただ、車も、バイクも、物凄い点数のパーツが集まった集合体であり、使用経過にあるバイクであれば、なおさら、その全てが同一であるはずが、ありません。それが、ハーレーが採用しているインジェクションの制御方式なども絡む話になれば、車とは全く別の事柄になる。そりゃ、データーだけ入れ、たまたま具合が良ければOK。大外れになれば、エンストは立て続け、朝のエンジン始動もままならず、まともに走りもしない、ノッキングの嵐・・・など。
 
 
ん〜 おおごと!
 
 
まぁ、最終的に「どの商品にするか?」の決定権はお客様にある訳です。
僕は当たり前の事と頂いたお仕事を当たり前に進めていくのみであります。
 
 
すいません、ウダウダと書いてしまいました!
最近なんかあったの?と思われそうですが、別に何んもありません(笑)
 
それはそうと、当たり前に当たり前の事をしている他県のショップさんで、
行うインジェクションチューニングは、かなりの人気で、賑わっているようですね〜
 
頑張っていきましょう〜
 
 
さてー。
 
 
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XLH883の車検と、色々メンテナンスなど。
これはスポークホイールのチューブレス加工・・・
 
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Fホイール 腐食進んでる気味ですネ
サビ落とし、腐食部分はメディブライトで念入りに施工。
 
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こんな具合ですね。
 
 
次!
 
 
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SR400 
お客様からオーダー頂き、探してきました。車検と名変、納車整備が完了!
 
 
ツギ!
 
 
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2005年式のFLSTC キャブチューニングとエアクリーナーをS&Sに交換。昨日納車致しました。大変嬉しそうでしたネ〜
 
 
次! 

 
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FLHXの、車検を〜と、ベルトを点検すると、なんと大穴が・・・
ベルト交換になりましたが、交換ついでに出来るカスタムをしていきます。
 
 
ツギ!
 
 
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オカマ掘ってしまった10年式のFLHXSEの修理ですが、フォークチューブもぐにゃりと曲がり、写真にある部品もかなり損傷を受けていましたが、なんと!トリプルツリーも大損傷で交換を要する事に。でも、たまたま純正の中古品があって良かったなり。
 
 
次!
 
 
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奈良県からお越しのお客様。
キャブ交換(Touring & サンダージェット仕様 キャブボディ黒塗装)で・・・
 
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エアクリーナーはPMのMAX HP
 
 
ツギ!
 
 
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2008年のXL1200N インジェクションチューニングでお預かり。
 
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こちらにも、エアクリーナーはPMのMAX HP
 
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チューニング完了。
今回は低回転で少しダルな感触と、回転上昇と共に一気に持ち上げていく軽快さを上手く併せ持つマップに仕上げた。
 
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試運転。
やっぱ、スポーツスターも、チューニングしたほうが、もっと面白いネ!
 
 
ではでは・・
今日はこんな所で。
 
 
masa
マサでした。